中学2年生 戸塚かなでと言う女
なかなか書く時間がなくてスパンが空いてしまいました。
今回は2年生になっていろいろ入ってくるところなので。
中学2年生に上がった。
この当時野球部の試合にも少しながら出れる様になり、3年生も引退したら自分達の代になるので同期の部員は全員士気が上がっていた。
2年生になり芹澤とは別のクラスになった。その代わりと言ってはなんだが、野球部の同期や小学校の頃からの友達とも結構同じクラスになった。
今年初めのイベントは高原教室だ!高原教室とは、遠足と修学旅行の真ん中あたりに位置する行事である。
5月の半ばあたりに行われる予定だ、進学早々にそれなりに計画を立て始めるのであった。
そんな中進学して新しいクラスである女の子が話題になっていた。
その子は陸上部に所属していて中学生の中ではかなり胸が、発達している女の子で一際目立っていた、顔も可愛く、性格も明るい、他の女子からも好かれている。戸塚 かなで(とつか かなで)だ。
ある日の5時間目、高原教室の班を決める日だった。くじ引きで決めると言う学生あるあるの定番だ。
運命のくじ引き、なんと!戸塚さんと一緒になったのだ。正直言って俺はそこまで気を惹かれてはいなかったので、何かみんなに申し訳ない気持ちになった。
残りのメンバーは小林 正孝、遠藤 朱音2人とも同じ小学校で仲の良かった2人だった。
朱音と戸塚さんは同じ部活のため仲が良かった。正孝は中学になってからシニアと言う硬式の野球クラブに所属していた。ちなみに小学生の頃のチームメイトだ。
高原教室の班会議から既に話は盛り上がっていた。3人の昔の話では戸塚さんも食い気味で話を聞いてくるシーンも良くあった。
班の中で役割を決めなくてはならなく、俺は雑用係といういかにも雑用をする係になった。この係は先生が用意したものを取りに行ったりする係だ。
そして高原教室当日になった。スケジュールとして2泊3日だ、1日目は昼からスタンプラリーを行なって夜はカレーライスを作り、そのあと肝試し。2日目はすいとんを作り、魚釣り班とガラス細工班とオリジナルお皿作成班の3つに分かれる。俺は魚釣りを選択した。夜はBBQにキャンプファイヤー。3日目は片付けをして帰るだけ。
その頃から俺はよく正孝と植松仁志と佐々木冬馬と4人でつるむようになっていた。
仁志は親父は医者なのにめちゃくちゃ頭が悪い。冬馬の親父は土建の社長をやっていた。
高原教室で寝泊りすら宿はバンガローといい、ログハウスの小さい版の様な昔の人が住んでそうなリビングしか無い感じの建物に男女分かれて1部屋4人で寝泊りする感じだ。
次回は高原教室当日!
普通に高原教室行きたいと思ってしまった。