1/111
プロローグ
プロローグ
俺は16歳の引きニート。
中学卒業までは普通に義務教育を受けていた。
しかし、高校初日に事故にあい2週間の入院により出遅れた俺は学校でぼっちとして過ごしていた。
その孤独に耐えられなかった俺は1週間で学校を退学し、アニメやゲームなどに逃げた。
そして、本日発売のゲームを買うために久しぶりに俺は外に出た。
外の日差しは暗い部屋にいた俺にとってはかなり眩しかった。
しばらく歩いていると近所の公園が見えて来た。
「香帰るわよ」
その声の主に向かって走って行く幼女。
その幼女は周りが見えていないらしくこちらに向かって来るトラックに気づいてなかった。
俺は無意識に飛び出していた。
「危ない!」
俺は幼女を突き飛ばした。
次の瞬間俺の意識は闇の中へと落ちていった。