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nanigaokotta
信じられない事が起こった。
野球で走り込みをしていたおかげなのか、楽器を吹くと息が続く続く。
音が出るだけでも…なんて思っていたのに。
俺に何が起こったのだろうか。
「あ、ありがとうございましtうわぁあああぁっ!」
・・・ここでも俺の運動音痴・・・いや、天然ぶりは発揮されたらしい。
こけた。
野球部ではいつもこのせいで怒られてばっかりだった。
俺は覚悟を決して目をつぶった。
しかし先輩方は笑って手を差し伸べてくれた。
「大丈夫ー?」
「君って天然なんだね―、怪我無い?」
・・・・きめた・・・
「この部活に入らせて下さい!」