伝説の始まり
最強になりたい!ならなきゃダメなんだ!
ここは裏格闘場。俺、サクマはここで強い人間をみるのが生きがいだ。ただ最近はマンネリだ。何故って?
チャンピオンのガズーが強すぎるのだ。一方的なワンサイドゲームがもうずっと続いている。そろそろギャラリーも新チャンピオンがみたいのが本音だ。
だから今日の挑戦者をみてギャラリーがブーイングをぶつけるのは当たり前だ。
その男はピエロのような服を着ていてまるで格闘家にはみえない。なんなんだ?バカにしているのか?
そんなことを考えているうちにレフェリーの試合前のパフォーマンスが始まった。
レフェリー「皆さんお待たせしました。連戦連勝ハッキリ言って誰かこの男を倒してくれ〜左コーナー無敵の男ガズーだ!かわって右コーナーなんなんだお前は?ここを舐めているのか?挑戦者の地獄悪選手だー!」
服装が舐めていると思ったら名前も舐めているな。
地獄悪…じごくあくか。変な名前。あ〜あ今日もチャンピオンの圧勝か。俺は落ち込みつつも試合をみることにした。
カーン!試合開始のゴングがなった。試合開始だ。
ガズー「ここはピエロの来るところじゃねえぞ?名前もふざけやがって地獄悪〜?ハハハッ名前をつけた親の顔をみてみたいぜ。」
地獄悪「…ボソッ」
ガズー「んんー?何か言ったか今?」 !!!
観客が血まみれになってる。
サクマ なんだ?何が起きたんだ?俺は深く深呼吸を何度もして落ち着きを取り戻して状況を整理した。
観客をパニックにおとしいれた突然の血しぶきそれはチャンピオンのガズーのいや、ガズーだったものから放たれたものだった。ガズーの下半身だけの死体がそこには転がっていた。
地獄悪「名前のことは気にしてるんだ。おかげで手加減を誤った。」
そう、俺は聞いてしまった。地獄悪が小さい声で、「言ったな。名前のこと。」と言ったと同時に彼から放たれた拳でガズーの上半身が吹き飛んだ音を。
俺は名前のことはいじらないことにしよう。えっ?何で、こんな決意をしたかって?決まってる。この男の人生を追いかけるって決めたからだ!
俺は騒ぎになってくる前にここから出ようとしている地獄悪に声をかけて追いかけた。
「待ってよ〜悪の兄貴ー!!」
悪の兄貴についていけばいろんなバトルがみれそうだ。バトルマニアの血が騒ぐ。今、新たな冒険が始まる!




