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家族パーティー最強説!! 〜異世界のんびり無双譚〜  作者: 川中 春夏
序章『異世界転移』
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第8話 『命の危機』

はい、こんにちは川中春 夏秋と申します。

前回の続きですが、そろそろ親の方の話も書きたいな〜と思っております。◀前書きに書くことなのか?

  ん?聞き間違いかな?俺を殺すって聞こえたんだけど… まさかね〜

  〔事実です。〕

  〔え、でもさ、俺なんもしてないけど…〕

  とさすがに、歩いていないと、疑われるからゆっくり前にいる女性について行く。

  〔狙いは、柊真の着ている服と、あなた自身です。〕

  服?狙われるような凄いものは着てないんだけどな…

  〔まず、柊真の着ている服は異世界のものなので、こちらで取れる素材はあっても、技術が追いついていないため、そのような服を作ることができません。〕

  なるほど、確かに制服はそれなりに高価なものではあるな。

  こっちの世界では、まだ化学繊維とかは無いわけだ。

  そりゃ狙われるわな… 目の前に大金が動いてんだもん。命も狙われるわ〜。

  服だけとってけよ!!何で命まで狙われなきゃいけんの〜 怖ーよー。

  〔それと、柊真の様な健康的な若い者は、かなり高い値段で取引されるので、殺そうとはしていますが、半殺しと言ったところでしょう。〕

  へー半殺し…

  こっちとしちゃあんま変わらんよ!!

  〔てか、体が高く売れるってどういうことだ?〕

  〔この国は奴隷制度があるので、そのためです。〕

  あ、なるほどね、奴隷国家ってやつですか。

  一生働かされるやん。 嫌だわ!!

  〔なので、柊真がこのままあの女性について行くと、服だけ取られた後、奴隷として売りさばかれるか、服がダメになっても、あなたを捕まえれば大金がはいってきますからね。〕

  oh......結構ピンチですな…

  絶対この場から逃げなきゃやばい!けど、はい、って言っちゃったし、それなりの理由はない限りはあの女性に感付かれて、無理矢理にでも捕まえられそうだし…

  どうするべきか…

  〔舞奈、聞こえるか?〕

  〔うん。聞こえるよ。〕

  〔エラム曰く、俺の体と衣服が狙われてるよだから、舞奈もこっちに来て一緒に行動した方がいい。〕

  〔わかったけど、どうやって切り抜けるつもり?〕

  〔ま、なんとかやってみるさ。〕

  ってかっこつけてみたはいいものの、まじでノープラン。

  まず、俺の体と衣服が狙われているのなら、この場から逃げるのが最善だと思うが、敵が何人かわからないから、むやみに逃げても捕まりそうだから、この案は却下。

  次に、俺があの女性を倒すって案だけど、まぁ仲間がいた場合これも勝てないから却下。

  やっぱりエラムに戦ってもらうっていう案が1番だろうが、あの人がどれくらいの強さなのかわからないから、正直エラムは最後の手段として取っておきたいから却下。

  と、色々な案を思い浮かべては却下されていき、時間切れになってしまった。

  〔どうするおつもりですか?柊真〕

  〔正直、エラムに戦ってほしい所だけど、土壇場で思いついたことがあるから、もし、と言うか失敗する確率の方が大きから、失敗したらそん時はよろしく頼むよ。〕

  〔…わかりました。〕

  肯定してくれてよかったよ。

  『あの、ここって…』

  「どうされました?」

  女性は驚きながらも、腰に手を当てていたため交戦体勢に入ったな…と思いながら、話を進める。

  『いや、かなり人通りが少ないところだな、と思いまして、ギルドと言ったら人通りが多いところの方が良いと思っただけですよ。』

  「…そうですね…」

  『あれ?この先って行き止まりなんですか?』

  「ふふふ。」

  この先が、壁であることを聞いた途端、女性は不敵な笑みをしながらわらっている。

  その笑いには、さすがに半殺しにしようとしている人の笑い方であったため、かなり寒気がした。

  「知らない人にホイホイついて来ちゃダメですよぉ〜?」

  え?めっちゃいきなり話し方変わったんですけど…

  めっちゃこの話し方はイライラする。

  「あ〜れぇ〜?沈黙ですかぁ〜?」

  今まで話した人の中で1番ムカつく人ランキングがあったら、堂々の1位を誇るだろうな〜

  と、何故か危機感のないことを思いながら、女性の話を聞いていた。

  「あなたってぇ〜ほぉ〜んと純粋な彼方なのですねぇ〜笑笑」

  はぁ〜なんでだろう、この人めっちゃ話し長そ…う…

  何故か俺は全く危機感を感じていなかった。

  なぜだかわからないが、この人になら勝てそうとか言う、明らかに死亡する人が立てるフラグをめっちゃ立てちゃったけど、最初に話しかけた時には感じなかったが、今では殺意がめちゃくちゃ漏れてますよ〜。

  「あ、申し遅れましたぁ〜私は〜魔族国家第2王女の『クレフ·パーラ』と申しますぅ〜以後、お見知り置きを」

  と第2王女『クレフ·パーラ』は薄く微笑んだ。

読んで下さりありがとうございます。

異世界と言ったら魔王とかですよね…

共感する人はいるのだろうか…

これからも更新していこうと思っているので、今後ともよろしくお願いします。

では、また次の話で。

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