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詩2,3
5/19 6984-180518
蚊柱を越えて道を往く。
車輪にガウスブラーを
チェーンの邂逅と
サドルの周期的に軋む
水田の平面、環世界、
蛙は乱数的に発生、叫喚し、消滅で
蛙らは蛙を実行し、参照し、
空咳が街灯の霧を震わせ、
再帰的なコロニーは鉄塔へ
印象と観念の全体集合で
。
10/1 雨風が窓を叩いて微睡む
転落しない穴の中で
雨風が窓を叩きます
天球と鉄格子のユニゾンです
都市の咆哮の中で
雨風が微睡みます
それは熱病とか、忘我です
明日はなく、安らかな終わり