番外編2『続・アナタがビキニに着替えたら《ペンギン、空を飛ぶ》』
『ビキニの回』の続きだよ~。
ペンギンよ。夢へと向かって、空を飛べ! 〝ビキニ革命〟を成し遂げよ!
♢
次の日。
冒険者ギルドの食堂で、僕はアレク、そしてレトキンと話をしていた。
アレクとレトキン――2人は冒険者パーティー《暁の一天》の男性メンバーである。女性メンバーであるソフィーさん、ドリス、キアラは、この場には居ない。
僕とレトキンが並んで椅子に座り、テーブルを挟んだ向かい側の席にアレクが腰かけている。
それなりに会話は弾んでいるけれど、めずらしく男性3人だけの状態なんだから、もっと、おあつらえ向きな話題はないかなぁ…………そうだ! ピ~ンと来たぞ!
僕は可能な限り、さりげない態度を保ちつつ、アレクとレトキンに尋ねてみた。胸の奥底に、とある目的を秘めて――
「ねぇ。2人は水着を持っているの?」
「ああ」とアレク。
「もちろん」とレトキン。
ほほう。良し良し。
「僕は昨日、初めて水着を購入したんだけど、その時にフト思ったんだよ。『男性用水着も、女性用水着も、どちらも似たようなデザインで、見た目がイマイチだな~。どうせなら、女性用水着はビキニにしたら良いのに』ってね!」
「〝ビキニ〟とは、なんだい?」
アレクが訝しげな表情になり、問いかけてくる。
「それはね……え~と、紙と筆はあるかな?」
「あるぞ」
「ありがとう、レトキン」
僕は筆を使って、白い紙にサッと、ビキニ姿の女性のイラストを描いてみせた。ちなみに、ビキニは《極小・三角タイプ》――厳選・推奨中だよ!
「ビキニ――この水着について、2人の感想を聞きたいな」
僕がそう言うと、アレクとレトキンはマジマジとイラストを見つめてきた。
そして。
「ハ、ハレンチだ!」
アレクが叫んだ。彼の顔は真っ赤になっている。アレクって、イケメンなのに意外と純情なんだな。いや、この際、イケメンなのは関係ないか。
「こんなのダメだ! けしからん! 許されないよ!」と力説する、我がパーティーのイケメン・リーダー。
「いったい何を、そんなに怒っているの? 別に僕は、アレクに『ビキニを着てくれ』と頼んでいるわけじゃないよ?」
「当たり前だ!」
激しく反発するアレクとは対照的に、レトキンは僕へワイルドな微笑みを向けてくれた。白い歯がキラ~ンと光る。あと、右腕を持ち上げて僕へ示してくる。お。『ナイス・アイデア!』と言わんばかりに、親指をビシッと立てているぞ。
「なんという見事な水着だ! サブロー。素晴らしい提案だな。俺は大歓迎するぞ」
「嬉しいよ、レトキン!」
やった! レトキンは〝我が同志〟だったんだ!
同志レトキンが、滔々と自説を述べる。
「この『ビキニ』なる水着を着さえすれば、その女性は己が所有する自慢の筋肉を、惜しげも無く人々へ披露することが出来る。俺は常々、『女性の麗しき筋肉が衣服の下に隠されて、世間へ公表する機会を逸してしまうのは、まことにもって勿体ない。なんとか、良いチャンスを提供できないものか?』と思っていたんだ」
……ああ。レトキンの思考はこんな時でも〝筋肉最優先〟なんだね。というか、レトキンは常々、そんなことを考えていたんだ。典型的な〝時間と頭の無駄な使い方〟だ。
とは言え、確かに《ビキニ水着》と《女性の筋肉》って、相性が良いのかもしれない。特訓地獄で会ったイエロー様のビキニ姿は、真美探知機能で見た場合は当然ながら、裸眼で眺めた、ありのままも素晴らしかったからな~。鬼女の筋肉はキュートで、ビューティフルで、ストロングでした。まぁ、厳密にはイエロー様が身にまとっていたのは、《ビキニ》というよりは《胸当て・腰巻き》って感じの衣装だったけど。
……そうすると、結局、僕が知っているウェステニラの女性の中で、ビキニが最も似合うのは、騎士のリアノンってことに――
…………あれ? その結論、オカしくない?
僕が〝世界にビキニが存在する意義〟について再検討していると、張り切った声でレトキンが語りかけてきた。
「サブローよ。さっそく、我が冒険者パーティー《暁の一天》の女性たちへ、その〝ビキニの着用〟を勧めてみよう」
「良いね!」
「まずは、ソフィーへ……」
う!
同志の言葉を耳にして、僕は思わず胸を押さえてしまった。動悸が激しい。ソフィーさんのビキニ姿! ソフィーさんは、服の上からでも分かってしまう――ちゃんと出るところは出ていて、引き締まるところは締まっていて、加えて全体を見ると温かくて柔らかそうな雰囲気の、とても女性的なプロポーションの持ち主だからな~。22歳の優しいお姉さんのビキニ姿なんて、想像するだけで、もう堪りませんね。胸の中が熱くなりますね! パッションですね!
僕とレトキンは、頷きあった。共感――男同士で心が通じ合う、喜び。
「僕としても、ぜひともソフィーに、ビキニを着てもらいたいと思っているんだよ」
「サブローも賛同してくれるか! ソフィーは物腰は穏やかながらも、日頃から武芸の鍛錬を欠かしていないだけあって、身体の芯は非常にシッカリとしているからな。その筋肉も、さぞかし優秀であるに違いない」
ソフィーさんのビキニ姿で注目すべきポイントは、絶対に筋肉では無いと思うんだが。
男としての着眼点がズレまくっているよ、レトキン……共感は、どこへ? 本当に彼が〝ビキニ革命の同志〟かどうか、不安になってきたな。
僕の危惧をよそに、話を続けるレトキン。
「次にドリスだが……」
「う~ん。ドリスか」
ドリスのビキニ姿には、あんまり興味が湧かないな。キンキラ金髪縦ロールの印象が強すぎて、ビキニを着ても、身体より、頭のほうばかりに視線が向いちゃいそう。
さしずめ、シエナさんの本体がカチューシャなら、ドリスの本体――というか最重要機関は、あのツインドリルであるに違いない。人目が無いところではクルクルと回転して、生命活動のためのエネルギーを生み出しているはず。間違いない。これは〝推測〟では無くて〝確信〟だ。
「どうした? サブロー。ドリスのこととなると、素っ気ないな」
「僕としては格別、ドリスにビキニを着てもらいたいとは思わないので」
ドリスは、ウェステニラ従来のダボダボ水着に、くるまっていれば良いよ。頭はクルクル。水着はダボダボ。
「そうか? 俺はドリスのビキニ姿は、なかなかのモノではないか? と期待しているんだが……筋肉的に」
「筋肉的に」
〝ドリスの筋肉〟とか〝ドリスのビキニ姿〟以上に、ど~でも良い。
《暁の一天》の女性メンバーで、最初にソフィーさん、2番目にドリスときて、残るはキアラだけど……。
僕とレトキンは目を合わせて、同時に苦笑した。
僕が内心で考えていることを、レトキンはそのまま正直に口にする。
「ま、キアラに関しては、彼女のビキニの着用は諦めたほうが良いだろうな」
「敢えて訊くよ。何故?」
「キアラがビキニ姿になることに、俺は合理的な理由を見いだせない。主に体型的な理由で」
「体型的な理由で」
ドワーフのキアラは丸っこい、そしてチビッコ体型だからな。15歳だけど。
「不同意か? サブロー」
「いいや。絶賛、同意するよ」
「無理なモノを無理に勧めるのは、間違っている」
「そうだよね。無理より、道理を優先すべきだ」
「キアラは良い子だ。彼女には、いつまでも正しき道を歩んで欲しい」
レトキンが慈愛に満ちた、澄んだ眼差しになる。
「レトキンは、親切な人だね」
「サブローも、気の利く男だ」
「では、キアラのビキニ着用の件は、却下ということで。事前に配慮しておくのも、優しさの1つ」
「まったくだ。あっはっは」
「ハッハッハ」
僕とレトキンは、爽やかに笑い合った。
キアラには《ビキニ》より、日本でいうところの《スクール水着》のほうが似合うと思う。魔法使いのアズキもビキニ姿はダメダメだけど、スクール水着なら、その格好をしても全く違和感は無いな。24歳のアズキがスクール水着を着るのは、それはそれで《お巡りさん、こっちです》的な案件となってしまう懸念はあるが。
――などと僕が考えていると。
僕とレトキンの目の前に居るアレクが、身体を小刻みに震わせ始めた。なにかに怯えている様子だ。
「ど、どうしたんだい? アレク」と僕。
「黙って震えていないで、女性メンバーのビキニ姿についてのアレクの意見も、ぜひ聞かせてくれ」とレトキン。
アレクは顔の色を青ざめさせつつ、僕とレトキンの間――その真ん中あたりへ、人差し指を向けた。え? 僕らの背後を、指さしているの?
「サブロー……レトキン……君たちの後ろに、キアラが居るんだが」
アレクの言葉にギクッとなった僕とレトキンは、恐る恐る揃って振り返った。そこには、キアラが立っていた。愛用の武器であるメイスを持って。
キアラ、まさか僕らの話を聞いて――
レトキンが慌てて口を開く。
「ま、待て、キアラ。落ち着け」
僕も口早に説明する。
「誤解しないでよ、キアラ。キアラには、ビキニなんかより、もっとお勧めしたい水着があるんだよ。その名も『スクール水着』といって、な、なんと〝お子様用の水着〟なんだよ! きっと、キアラにピッタリ合うよ。お似合いだよ!」
「おお、それは妙案! サブローの発想の泉は、尽きることが無いのだな」
「〝水着のアイデア〟なら、僕はウェステニラの誰にも負けないよ! レトキン」
「良かったな! キアラ。〝お子様用〟とは、まさにキアラのために準備されていたとしか思えない水着ではないか! キアラの体型は、この水着のためにあったに違いない」
「これで、万事解決! いやぁ~。僕もホッとしたよ」
「『スクール水着』……だったか? 〝素〟で〝クール〟なキアラに、相応しい水着だな!」
「レトキンは上手いこと言うね~」
「いやいやいや」
「なんのなんの」
「ハハハハハ」
「アハハハハ」
「ハ――」
「ア――」
「……………」
キアラは無言で、メイスを振り上げた。
♢
凶器の棍棒、怖い。
僕とレトキンが、キアラによってボコボコにされた数日後。
《ビキニ水着》に関する相談事で、僕はネポカゴ商会を訪れた。『ビキニの需要』はナルドットでも充分に見込めることが判明したためだ。
そう。あのレトキンとの会話は、市場調査の意味合いもあったのだ! 単なる僕とレトキンの《性癖暴露大会》では無かったのである。
慎重なリサーチの結果、僕は『ウェステニラの人々が、ビキニ水着を受け入れる可能性は極めて大きい』と判断した。
ネポカゴ商会の会長は、ツァイゼモさんだ。受付の人に『僕はサブローと申します。新商品の開発について、ツァイゼモ会長に聞いてもらいたいアイデアがあります』と伝えると、ツァイゼモさんは快く会ってくれた。
会長室で2人きりになる、僕とツァイゼモさん。
僕が描いた〝ビキニ水着〟のスケッチを見ると、ツァイゼモさんはニンマリと笑った。
「ぐっふっふ。これは良いですね~。驚嘆すべき、斬新なデザイン! 見事な水着です」
「そ、そこまで褒めていただけるとは……恐縮です」
地球の水着の形を、ソックリそのまま異世界で提示しちゃっている点に関しては、気が咎めないでも無いのだが……僕はどうしても、この世界――ウェステニラでも、ビキニを見てみたいのです! 地球のビキニの発案者さん、お目こぼししてください。
ツァイゼモさんの両の眼が、ギラギラと光る。
「私はこのような、世の常識を打ち破るアイデアの出現を待っていたのです! すぐさま、生産に取り掛かるとしましょう」
え? いきなり、生産? ツァイゼモさん。いくらなんでも、それは気が早すぎない?
「ツァイゼモ様。僕が言うのもなんですけど、ナルドットの人たちが着るには、〝このビキニ〟は、かなり心理的ハードルが高いデザインだと思うんですが……殊に、初見において」
「大丈夫です! 私に任せてください。この夏までには、きっとナルドットに〝ビキニの水着〟を流行らせてみませます!」
会長は、頼もしげに己が胸を叩いて見せた。ビキニの販売を成功させる、確たる自信があるらしい。
凄いな。こうなれば《ナルドットにおけるビキニの運命》については、全面的にツァイゼモさんの手に委ねることにしよう。
「分かりました。あ、あと、気になる点が、もう1つありまして」
「なんでしょう?」
「『ビキニ』という呼び名は、ナルドットの人たちには聞き慣れないものですよね? 場合によっては、水着の名前を変更しても――」
地球におけるビキニ水着の名前は、太平洋にある《ビキニ環礁》に由来している。ウェステニラは当然、そんな地名は無いはずだ。
僕の申し出に対し、ツァイゼモさんは首を横に振った。
「いいえ。『ビキニ』で構いません。それで、いきましょう。このデザインに、ピッタリな名称ですよ」
そうなんだ~。
気持ちがソワソワ、ドキドキ、ワクワクしてくる。その昂ぶりを、抑えられない! ツァイゼモさん――いや、ツァイゼモ様のおかげで、夏にはナルドットでも大勢のビキニ姿の女性を目にすることが出来るんだね! ヒキガエルのごとき容姿のツァイゼモ様が、今は輝く天使に見えるよ。
キリスト教の4大天使――ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエルと並ぶ、5人目の天使『〝ヒキガエル〟のツァイゼモ様』とお呼びしたい。
「では、サブローに支払うべき、デザイン料についての相談を――」
「いいえ! ツァイゼモ様。僕は〝デザイン料〟など要りません!」
そもそも、ビキニ水着のデザインを考え出したのは、僕では無いし。
「ぐふ。しかし、それでは……」
「そんな事より、僕は出来るだけ多くの人々に、このビキニの水着を着て欲しいんです! ウェステニラの隅々にまで、ビキニ着用の習慣が広まってくれさえすれば…………それこそが、僕の切なる願いなんです!」
「おお! なんたる崇高な志なのでしょう。ぐふ! 承知しました! サブローの夢は、必ずや私が叶えてみせます。今年の夏、ウェステニラ中は無理だとしても、少なくともナルドット、いえ、ベスナーク王国の人々は、ビキニを当たり前のように着ている――そんな光景を、サブローには見てもらいます。約束しましょう」
「ありがとうございます! ツァイゼモ様」
大天使のヒキガエル・ツァイゼモ様の頼もしきお言葉に、僕は感激する。レトキンに引き続き、またもや素晴らしい同志を得たぞ。これは、もう――〝ビキニ革命の成功〟は、確約されたも同然だ!
空飛ぶペンギンが見る、神秘の景色。『アナタがビキニに着替えたら』――『〝貴女〟がビキニに着替えたら』――そこはきっと、天国であるに違いない!
♢
その年の夏。
ツァイゼモ様の努力は見事に、そして華々しく実を結んだ。
ネポカゴ商会が販売する《ビキニデザインの水着》は大流行し、ナルドットどころかベスナーク王国の各地の水泳場や水辺において、このヒット商品を着用する人が続出したのである。
日差しが取りわけ眩しい、暑い日。1人になった時間帯。
僕は、ナルドットの公設の水泳場へと足を運んでみた。そこには、ビキニを着て泳いでいる人がいっぱい居た――――全て、男性だった。
ビキニを・着て・いるのは・全て・男性・だった。
……………………。
慎み深いベスナーク王国の女性たちは、結局のところはビキニ水着を敬遠するであろうことを、慧眼の商売人であるツァイゼモ様は最初から見越していたのだ。なので男性へ向けて、ビキニを販売したのである。優れた商才、逞しき商魂……。
ビキニ水着を愛用しているのは主に、己の筋肉美を誇示したい男性たちだ。商品名を『ビ・キ・ニ』――『美・筋・肉』としたツァイゼモ様の考えは、大正解だったのである。悲しい。
男性たちはビキニを着ている人も居れば、今まで通りのダボダボ水着を着ている人も居て、けれど女性はみんな、ダボダボ水着だった。ビキニを着ている女性は、1人も居なかった。
ナルドットの女性たちは、本当にお淑やかだね。清純派、万歳! 僕、泣いても良いかな?
目に浮かんだ涙を乾かそうと夏の青い空を見上げていると、ビキニ姿の男性が3人ほど僕へ近づいてきた。
「サブロー。俺の筋肉を見に来たのか?」
ビキニ着用の胸筋をアピールするのは、レトキン――《暁の一天》のメンバーである。乳首を三角トップで隠しているけど、それになんの意味があるの?
「ウホ。ビキニという水着、とても着心地が良い」
下半身の筋肉を、がに股ポーズで見せつけてくるのは、リラーゴ親方――トレカピ河の埠頭における、人夫さんたちのリーダーである。ビキニパンツの横の部分は、紐で結ばれている。紐ビキニ――紐の結び目が解けたら、大惨事だ。
「このビキニのデザインをしたのは、サブローだと聞いた。変態だったな。あ、違った。大変だったな」
肘を曲げて、腕に力こぶをつくっているのは、モナムさん――獣人の森からナルドットへの旅を共にした、行商もやっている3級冒険者の方だ。勇敢で、尊敬すべき男性だったのに……久しぶりに再会したら、ビキニ姿になっていた。居たたまれない。
3人は声を揃えて「どうだ? サブローもビキニを着てみないか? ビキニは最高だぞ!」と勧めてくる。
ああ。
……ああ。
…………ああ。
『アナタがビキニに着替えたら』――『〝貴男〟がビキニに着替えたら』――そこは天国では無くて、汗と熱気とマッチョが満ちあふれる地獄でした。
改めて、水泳場を見渡してみる。なんなんだ、このカオスな光景は――《革命》とは、かくも悲惨なものなのか。
ペンギンは、空を目指すべきでは無かった。大人しく水の中を泳いでいるべきだった。
……そうだ! 明日はミーアと一緒に、水泳場に来よう。僕もダボダボ水着。ミーアもダボダボ水着。2人はお揃い! ペアルックだ! ヤッタ~!!!
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教訓。『時代が流れる速度は、自然に任せるべきである。無理に変化させてはいけない』――こうして僕はまた1つ、賢者への階段を上り、宿屋《虎の穴亭》への帰路についた。
夕日の鮮やかな赤が、目にしみた。積雲の色と形が、紅のビキニに見えるんだが…………なんかカラスっぽい鳥が「アホ~、アホ~」と鳴いているような気がする。聞こえなかったことにしよう。
ここで一句、『夏の空 ビキニ求めた 夢の跡』――――以上、お粗末様でした。
ご覧いただき、ありがとうございます。小話・その2――《アナタがビキニに着替えたら》は、これでお終いです。『ビキニの回』は『ビキニの怪』でした……。
本作のタイトルは『異世界で僕は美少女に出会えない!?』であるため、〝ビキニ姿の美少女〟にも出会えないのです(爆)。あと『ビキニ回』の特に後半はパラレルワールドあるいはIFルートという感じで、おそらく本編のサブローには、このような平穏(?)な夏はやってこないと思います。
それでは次回から始まる8章も、どうぞよろしくお願いいたします!




