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サイドポニーテール

作者: 本読むうさぎ

初めまして!本読むうさぎと申します!


初めて書くので文章が上手くまとまってないかも知れませんが読んでいけたら嬉しいです!


「ねぇ!あい!ちょっと髪いじらせて!!」

「うん。いーよ。好きにやってー」

私、兎月あいはケータイの画面を見ながらおざなりに答える。髪は割と長めだからいじられる事はよくある。でもいじられてもすぐにほどく。

だって、急に髪型を変えるのって少し恥ずかしいから。私は髪をいつも一つにまとめて横で結んでいる。二つ結びは落ち着かないしおろすと邪魔だし...だから今日もそのつもりだった。


でも今日の友だちは一枚上手だった。今日は一つにまとめてあるし、横に結んであった。少し違うのは高さ。耳の上らへんで結んであり、いわゆるサイドポニーテールにしてあった。

「あいは一つじゃないと落ち着かないって言うから...高さだけ変えてみたの!!これなら良い感じでしょ!可愛いし!ほどかないでよね!」

友だちが満足そうに笑顔で言ってくる。

「う~ん...」

これならいつもと変わらないし、友だちも私のこと考えてくれてるし良いかなと思って、ほどかずに授業を受ける準備を始めた。


すると最近少し気になってる隣の席の男子が

「なんかいつもと雰囲気違うな」

って話しかけてきた。

「そうかな?」

私は話しかけられてドキッとした心を出さないようにしながら言葉を返した。

「なんだろう...何が違うかは分からないけど何かが違う気がする」

「なにそれ(笑)」

「よくわかんないや(笑)」

笑いながらその短い会話は終わった。


「違うのは髪の高さだよ」

私は心の中で小さく彼に話しかける。

髪の高さを変えただけで君が話しかけてくれるなら少しは髪型変えてみようかな、なんて思ってしまう単純な私がいる。


今日は君と話せて平凡な1日が、少し心が弾んだ1日になりました。

それを考えるとやっぱり私は君のことがスキなのかもね!






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