プロローグ
僕はある日思った…。この世界は、壊れているのだと…。しかし、ネットや家族に言っても馬鹿にされ、ある日。
僕は、自殺をした……はずだった。
いつの間にか、自分のベッドに潜り込んでいた。
そして、時計を見る。
「AM…8時……50分……ん??」
もう一度、自分の目を疑いつつ、時計を見た。
「AMの!!8時???50分!!!???」
慌てて日付を見た。今日は2021年?10月14日?なぜだか知らんが、僕。小如経夜は、未来に来てしまったようだ。
「僕が死んだ日は、2004年だった。しかし、ここは2021年……。訳がわからん!」
-コンコン!!コンコン!!-
「ハイ!」
部屋のノックがなったので、とりあえず返事。
-バタン!!-
「おぉ!!これはこれは、ようこそ。我らの国【ファース・ティーム】へ!!!」
不気味な老人が登場。こいつ僕と同じ匂いがする。
「は?ファース・ティーム?なにそれ?」
「昔で言うと、ニート街みたいなもんだお!!」
このジジイ!!わかってるじゃん!!この世界……案外。神かも!!ふふふ……
2004年に人生やめて良かったー。あっちの世界じゃぁ。24歳・独身・ニートだったもんなー。
「よっしゃーー、なんか生きてる実感湧いてきたァァァァァ!!!!!」
プロローグ END