001 始まり
キャラの名前と性格は実在する人をモデルにしました
ぶっちゃけ作者です(笑
銀河系に浮かぶ星『地球』
その星の青い海に浮かぶ島『日本』
その国の中のとある場所の高校に通う女子高校生5人
「いやぁ〜、今日も疲れた〜」
どこかゆっくりした雰囲気で周りをも巻き込む天然少女、姫野理穂
「私はこれさえあれば生きていける!」
純情な人には見せられない様な本、主に腐った女性達に大人気の本を持つ、愛神由紀
「黙れ」
由紀に容赦ないツッコミを入れるどこかキツイイメージを抱かせる少女、桜真心
「ははは(笑)」
周りのカオスな雰囲気に流されずに笑う少女、勇崎伶香
「眠い、枕欲しい,まーくら♪まーくら♪」
眠そうに欠伸を繰り返し睡眠欲に身を任せ歌う少女、普村彩恵
個性豊かな少女は毎日楽しく、非リア充に-ある意味リア充に-人生を歩んでいた
この日も学校からの帰り道でクラブも無かったから皆で帰っていた
丁度校門を通ろうとした瞬間に4人の男女とすれ違う
あまり他人に興味が無い彼女達は気にしなかったのだが、次の瞬間気にしなければならなくなってしまった
その四人の足元が光だし、見慣れぬ文字で書かれたRPGで見る様な魔法陣が現れたからだ
姫「あれ・・・何?」
愛「ゲームでありそう」
勇「あの人達結構慌ててるよ?足、沈んでるし」
心「うわぁ」
恵「ホントにあった!異世界召喚!(目がキラキラ」
愛「輝いてるね~恵さん」
恵「最近異世界物の小説に嵌ってるんだ!」
離れた所から魔法陣に沈んでいく4人を観察する少女達
助けようとか大人を呼ぼうとか、そういう気は全く無い様だ
4人が完全に消えた所で5人は映画観賞を終わった気になっていた
姫「帰ろ~?」
勇「そうだね、今日はバイトも無いから家で寝る」
恵「私も寝る、凄い物も見れたし」
また帰ろうと歩き出した少女達の中では先ほどの事は終わった事であり、あの4人がこの先どうなっていても友達でも知り合いでも無いただ同じ学校ってだけの5人には関係なかった
しかし彼女たちはまだ知らない
?「あ、いかん!」
?「え?何が・・・てっうわああ!やばい!」
神と呼ばれる人の一生を管理する存在がミスを犯し
神「どうするんじゃ、この五人・・・」
神「まだまだ人生は長いのに・・・」
神「やってしまった・・・!どうしよう!」
ミスを犯した結果が
「「「「「嘘でしょ・・・?」」」」
グシャッ
自分達の“死”だなんて・・・
○○○
ーー彩恵side
神「マジですいませんでした!!」
「「「「「は?」」」」」
私達は死んだ、信号を渡ってるところでトラックが横転してそれに潰されて死んだ・・・はず
なのにこんな真っ白な空間にいて、なおかつ目の前でちょっとチャラそうな白い服の人が土下座
私、夢を見てるの?
もしかして死んだのが夢で私は家で寝てるのかな
神「夢じゃないんじゃよ・・・」
土下座したままのチャラそうな人の横に何の前触れもなく某魔法学校の校長の様なお爺さんが来た
え、扉とか無いんだけど、どうやって
神「ワシ等は君達が神様と呼ぶ存在でな、人の運命を管理してるんじゃよ、それをこの馬鹿がミスしてのぉ・・・君等は死んだ」
恵「夢じゃないんだ」
愛「アニメが見れない?!(ガビーン!」
由紀・・・そこじゃないだろ
神「そこでじゃ・・・転生なんてどうじゃ?」
神「同じ世界には流石に無理っすけど・・・剣と魔法の世界なんてどうすか?!」
チャラ神(笑)焦ってるな~、まぁ私達の人生を壊しちゃったわけだし
勇「どうする?」
恵「私は別に良いけど」
姫「魔法使いたい!」
心「と、言ってる奴がいる訳だしね」
愛「アニメ・・・BL・・・」
だから由紀、そこじゃないだろ
神「お詫びに特典つけるっす!」
神「相談して決めてくれ」
ーーシンキングタイム
心「とりあえず、皆身体能力は高い方が良いです」
勇「記憶力も高い方が良いです」
姫「魔力も多い方が良いです」
恵「一人一匹相棒とかいた方が良いです」
愛「努力は叶いやすい方が良いです
神「身体能力、記憶力、魔力、相棒・・・召喚獣かな、努力は叶う・・・っと」
神「見た目は?」
心「・・・あまり良すぎるのはな」
勇「10人いたら6・7人振り返る位か」
神「ふむふむ・・・分かりました!では、次の人生、頑張ってください!」
チャラ神(笑)そういって、爺神が手をあげる
するとどんどん意識が遠くなっていく・・・目が覚めたらどうなってるのか不安だ
神「あっやべ!」
落ち際にチャラ神(笑)の焦った声が聞こえたなんて知らないから!
チャラ神(笑
5人の前で魔法陣に呑まれた4人は後々出てきます






