少々不安な学校生活?
数日後…
あの騒動後に騎士団が現場を封鎖して近くの人に聞き込みをして回って居たがあまり進展はないらしい。僕も事情聴取されたので謎の扉を召喚して逃げたとだけ伝えた。するとまともな情報がほとんどなかったのか、満面の笑みで去っていった。
帰ると親に超心配されたので大丈夫の事を伝えると安心して家事に移って行った。
後日新聞で「魔女教本格始動か?」と言った見出しや「魔女教は人員を集めているのか?」といった魔女教関連で埋め尽くされて居た。新聞を読んで見ると「数日前アイスファーグにて正義執行を行って居た際卑劣な魔女に襲撃され、行方不明1人 負傷者3人もでてしまいました。この事について騎士団は[魔女教への対応が遅れ、負傷者を出してしまい申し訳ございません、現在逃走中の魔女教を追跡中です]とコメントしており、今後どう言った対応が取られるのか注目が集まります」といった超がつくほどの偏見内容が書かれている。 この異世界やばすぎだろ…
それと調べて分かったのだが、今いる国は「イギリス連合王国」と言うらしい。世界地図を見ると現実世界とさほど変わって居ない様だ。他の国も調べたが現実にある国名がちょくちょくあり、例えば祖国の日本国などである、逆にアフリカ、中央アジアの国々は聞いた事ない国名となっており、ヨーロッパもドイツやイギリス以外が別の名前になって居た。おそらくこの国々は現実世界の名前を受け継いでいたりしているのだろう。
数日後………
今日は学校入学の試験、魔法科と総合科への入学テストだ。ひとまず校長室に行って校長に挨拶した後に空き教室で別の転入生と一緒にテストを受けるらしい。そして学校に着くと豪華な校門に多くの白と黒を基調とした制服に身を包んだ学生が入っていく。その風景はアニメの中の学校と言われていた秋葉ですら
「まるで…アニメだな‥」
とこぼすレベルの様相だった。
そうして学校に見惚れていると話しかけられた。
「おや?あなたは確か…アキハさんでしたよね?」
「あぇ!?そ そうですが、あなたは?」
そう言われると、驚いた表情で自己紹介を始めた。
「私の名前はアルカ・シェイル 気軽にアルカと呼んでね、どう?どこかで聞いた事ない?」
そう言われ、ちょっと考え込んだが思い浮かず答えを聞く事にした。
「う〜ん?…知りませんね、教えてくれますか?」
そう言われ驚いた様な悲しい表情を浮かべた様な顔をしながら答え合わせをした。
「神の手足。現人神と言われる聖女よ、このご時世に知らない人がいたなんて…別の聖女だったら罰当たりよ?」
「…………………?」
「え?もしかして聖女についても知らないの…?」
「試験の範囲外だったので…」
そう言われ、呆れた様な表情で説明を始めた。
「聖女とは神の意志をこの世界に代弁する選ばれた人で、別名現人神とも呼ばれる存在なのよ?まあ何はともあれ、もし試験に合格したらあなたの担任になる予定だからよろしくね?。」
そう説明した後校長室まで案内してくれるのだった。
校長室に着き、扉を開けると転校して来たのであろう学生が3人と装飾された威厳のある姿の男。おそらく校長先生であろう人が机を挟んで座っていた。
「おお、アキハくん来たか、さあ彼女の隣に座ってくれ。」
その言葉に従って側に座った。
「さて、改めて自己紹介を。私はウィルトン・チャーチルだ、これからよろしく。君達も自己紹介をしてくれるかな?」
そう言われ、一番左から順に自己紹介を始めた。
「僕はリスウィン・ヘンシェルだ。よろしく」
「俺はカル・マルクスだ、これからよろしく。」
「私はシェルン・チェリー。よろしくね?。」
「僕はアマギ・アキハ、よろしく。」
「よし、全員自己紹介を終わった所で、早速空き教室に行ってテストをしてもらおう。」
そう言うと校長室を出ていき、階段を登ってしばらく歩くと空き教室に着いた。
「さて、全員席についてね、どの席でもいいから。席についたね?それじゃあ試験開始!!」
試験を開始した。結論から言えば勉強の影響もあったのか全ての解答欄を埋めることが出来た。そして試験の採点は校長先生が採点専用の魔法を使い数秒で終わった。点数が100点中88点で合格らしい。
次は体力、魔法の実技試験で、体力は現実世界で握力を測る時に使う物とほとんど同じ形と使用方法で、握ると魔力以外の全ての体力を表示してくれる便利な機械魔法らしい。そしてまたまた結論を出すと、同年代の女性よりも全ての体力で劣っていると言う。具体的には10歳の女子に力負けするレベルで低かった。代わりに魔力はかなり高く、訓練したら特級魔法使いも夢じゃないらしいが、どれだけあるのか実感が全く湧かないが、この場にいる全員が羨ましそうに見ている事からとんでもない事なのは想像がつく。
そして結果としては全員合格、今日は準備の為に一旦帰宅して、明日から学校に通う事となった。そして帰っている道中、何か騒動が起こっていた為見学がてら見る事にした。
そして見て見るとどうやら騎士団と魔女教が戦っている様だ。騎士団の連中は少しずつ損害が出ているが、一歩一歩魔女を追い詰めていた。一方魔女は表情を崩さず楽しく無さそうにしながら騎士団の連中を相手にたたかっていた。
そいしてしばらく戦闘していたが、魔女が小声で「こなさそうか…仕方ないか…」と言ったと同時に今までの小規模な炎魔法から一点して大規模な炎魔法に切り替えたと同時に人や鎧が蒸発したかの様に溶けていき、その炎は見学していた約25メートル先なのに熱く、体感60度は超えているんじゃないか?と思う様な熱さだった。
そして魔女は徐にこちらを見たと同時にゆっくりと、一歩一歩こちらに近寄ってきていた。その表情は先ほどの楽しく無さそうな表情から一転、1割の驚きと、9割の興味をした表情のまま、目は真っ直ぐこちらに向き、まるで
他の見学していた人は騎士団を一方的に殺した魔女が怖くなったのか、はたまた熱すぎて狂ったのか、叫び声を上げながら逃げ惑って行った人々が眼中になかった。そうして一歩一歩近づいてくる彼女から逃げなかった。否逃げられなかった。脚が動かず、下を見ると魔法陣の様な物が展開されていた。
そうして、魔女はゆっくりと秋葉の顎に手を当て、顎を上げた。その顔はまるで目の前に居る愛する人が抵抗出来ない、ヤンデレの様だった…。こ そうして顔が近くなり、魔女の目を見ると反射で自分の顔が見える所まで近くなり、その瞳をみると…恐怖で顔を引きずり、涙を流している女性、秋葉がいた。




