BAD ENDの空想
ずっと友達でいられるはずない
物語でも現実でも結局男女の友情なんて成立しなくて、私はまた過ちを繰り返すんだ
結局負けてしまった
何で平常でいられんのかな、こっちは平常保つのに精一杯だっていうのに
好きになるって難しい
片思いが1番辛いな
私はいつも一方通行
思っていても思われることなんて
自分の言葉で伝えることが出来ない
素直になることは私にとって1番難しいこと
人の内側は本人しか分からない
だから、怖い
何を思っているのか私には分からないんだから
苦しいのに、ずっと話していたい
何も話題が無くても
しばらくはいいかなって考えていたのに、また間違いを犯すのか
自分の感情に抗えない
返信を期待して待ってしまっている
ダメだな、年相応の対応が出来ない
怖いくらい期待してる自分がいる
また、私は過ちを犯すのか
ダメだな、怖くて開けない
前もそうだった
私は臆病になるんだ
でも、あくまでも平静を保ってるように見せてる
そうしないと狂いそうだから
私の行く先はBAD END
これしか無かった
期待したくないから
私の分岐点は水曜日の講義終わりの帰り道 あの時もこんな感じでバスの中で1人で苦しんでいた
人間ってすごいな
こんなにも複雑な感情を持ち合わせることができるなんて
相反する感情が私の中で爆発している
一方は嬉しいのに一方は苦しいなんて、考えれば考えるほど人間って生き物に面白さを見いだせる
誰かに話して楽になれば良いけど、この感情も宝物
私にとっては何度だって新鮮なんだ
私の未来がBAD ENDでも、今だけは噛み締めていたい
私にとって終わりは重要じゃない
過程と終わったあとが重要なんだ
こんなにも苦しいならやめてしまえば、諦めてしまえば、期待しなければ、いいのにね でも、出来ないから、私には
繋げたい、繋がっていたいから
両想いの恋なんて空想でしかないんだ
必ずどちらかは妥協している
久しぶりにこんなに笑ったかも
苦しかったことが軽くなった
こんなこと言えないな
これは私の心の問題だから
私って相変わらず酷い女
あの時とは少し違う、何でだろう
あの時はその瞬間しか考えられなかった
でも、今は何故か未来を見ている
約束したからかな