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真珠星  作者: 夢乃マ男
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私の活動

予約していた美容院を出たのがおやつの時間をすぎたあたりだ。


そのまま事務所に向かう最中ケータイをオフにしていたことを思い出した。

きのう連絡先を教えてもらった大人、彼女が今後のマネージャーなのかまだわからないがメッセージが届いていた。


集合時間の変更のお知らせ


ヒヤッとした。遅れる分にはかまわないのだが、早まっていたらどうしようか。

本文を開く。


遅刻が確定したのである。


結果私はいくつかのインタビューに遅れ、勝手に髪型をどこにでもいるようなボブカットだったのを男子顔負けのショートヘアに変えてしまったことも怒られた。

なんらかの計画が壊れたかのように、私をみて唖然としてたのを思い出すと取り返しのつかない事をしたんだなと、気づく。


インタビューの中でまさにそのまま今日の出来事を話すと、大人達は笑っていたので良しとする。


何回かインタビューの人が変わって行く中、皆似たような質問を聞いてくる。

趣味、特技、好きなセンパイはいますか?

流星風流の好きな曲は?いま、どんな気分ですか?

ある程度こちら側の答えも変化見られなくなった中変な質問が1つあった。


「二葉さんは、以前自分の将来予想図みたいのをネットに載せたことありますか?日々日記代わりにブログサイトを利用していませんか?」


質問の意図はわからなかったがありません。ときっぱり言い放つと、その記者は険しい顔をして、ありがとうございました。おつかれさまです。

と、いそいそと出て行った。

あれはなんだったんだろうと新メンバー同士で話していると、そのまま新メンバー全員で舞台のオーディションに移動することを告げられた。


周りは知っていたようだったのでケータイをオフにしてた私にだけその連絡が伝わっていなかったようだ。

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