三話
「どんどんいきますよ~♪」
「テンション高いな……」
「五個目わ、っとええっと『物語途中から夜夏がツッコミからボケに見えてきますが、どうしてなんですか?』とお手紙が来ています」※実際は来ていません。
「そんなの募集してたのか!?」
「してません。そこに書いてるでしょ? きちんと来てませんて」
「あんたもうなんでもいいのかよ……」
「そんなことはありません。たしかにヨルがボケに回って莉乃がツッコミに入ることは度々あったと思います。このたびに申しわけありませんでした、今後は気をつけます。ペコリ」
お辞儀もできる私ステキっ!
「いや、もう連載終わってるし」
「なん……だと……バ、バカな……」
「なにをそんなに驚いてんだよ、ウソなのバレバレだからな」
「それもそっか。で、ヨルくんはツッコミなのボケなの、それとも変態なの?」
「最後のいらなくね?」
「それとも狼さんなんですか? 狼さんがヨルくんなんですか、それともヨルくんだから狼さんなんですか?」
「なんかワケがわからなくなったぞ」
「今夜あたりも屋根に上って、『変態王にワシは、なーる!』と高らかに宣言を行う気満々なんですかね?」
「そんなことした覚え一切ないが」
「証拠の写真もきちんとおさめておりますが見ますか?」
「した覚えのない写真がなんであるのかわからんが、一応」
写真には、夜夏が寝ている時の写真がわざわざ撮りに上った屋根の写真に合成させてもらった。
「まるっきりウソとわかるぞ、この写真!? 明らかに僕の影の具合とか違うし」
「いいツッコミ。では次にいこう」
「わざとかよ!」
「そうですが?」
私がそうサラッと言うとヨルは、ため息一つ吐いて、肩の力を抜いた。
「六個目は、好きなアニメまたは漫画(ラノベも化)。です」
「やっぱりそういう系統の質問もあったか……」
「なにか問題が?」
「うん、まあ……特別問題があるっていうわけじゃないんだけど、えっと言っとくとだな僕は、これといった好きなアニメや漫画があるわけじゃない」
「え? というと」
私は興味有り気に聞き返す。
「一つの作品にハマるとさ、ほかの作品の魅力とかが、感覚かはわからないんだけど好きな作品と被せてしまう気がして、できない」
「なーるほど・ザ・?」
「ワールド! ってなに言わすんだよ、これ知ってる人見るの?」
「そこはヨルのカリスマ性にまかせる」
「僕のカリスマ性ってなんだよ、僕にあるのか、カリスマ?」
「カリントウスマイル?」
「べつに略してないからな! あとなんだよ『カリントウスマイル』って、それに友城さんが先に言ったことだろ」
「めんごめんご」
「許さん」
「すみません、噛みました」
「いいや、絶対わざとだ」
「噛みマスター!」
「あ、どうもすみません」
「無視!?」
ヨルはスタッフにジュースを受け取ると飲みだした。
「え、それよりなにか言った?」
「噛みマスター!」
「よく言えたな、それ。普通なら『もういい』レベルだろ」
「そこが作者クオリティ」
「自分で言うなよ……恥ずかしい」
「なにが恥ずかしいんだい?」
「全部」
「ははは、しょうがないだろ、で? 好きな作品というより、これは読みごたえがあったなって作品でもいいよ」
「え、じゃあ『ハ○ターハ○ター』」
「王道!」
「ほかには『テ○プリ』」
「ジャンプ縛り!」
「ジャンプ以外……『あ○さん』」
「家にあんの!」
「あるよ、全巻」
「すげーほかには?」
「……『SA○』」
「なるほど」
「終わりでいいか」
私は親指を突き立てた。
四話につづく
はい、残り二話になります。