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カラスの駅長さん

作者: 月音

ある晴れた日、

まおちゃんは妹のみおちゃんをつれて隣の駅までお出かけに向かいました。


小学校1年生のまおちゃんは自分がお姉さんだからみおちゃんを守らないといけないと思っています。


「みおちゃん大丈夫?」

「うん」

「電車ビューくるから手つなぐね」

「うん」


みおちゃんの方もいつもと違ってかたい顔をするまおちゃんに話しかける勇気がありません。


電車はまおちゃんにとって今日はテキです。


ちゃんと白い線の内側に立ち黄色い丸が2つ並んだ真ん中に2人は立ち待っていると、エスカレーターの降り口の方から小さな足音が聞こえ、みおちゃんよりも少し小さな女の子がコンコースのフチに向かっておぼつかない足どりで向かっていきます。

その子のお母さんでしょうか。


「めいちゃん危ないわよ!」

「うん!」


元気よくその子が返事します。


もうプラットフォームのはしはすぐそこです。まおちゃんが思わず声をあげようとしたその時



「カーツ」


突然カラスが線路の方からその子の前に現れて鳴きました。


めいちゃんと呼ばれていたその子は、後ろに座り込みました。その間にめいちゃんママが間に合いました。


するとカラスはチョンとチョンとふプラットフォームのはしをなぞりながら去っていきました。




まおちゃんはしっています。あのカラスが駅長さんだってことを

なぜならいつもいるときは必ずはしをぴょんぴょん跳んで危ない人には声をかけ続けているのを知っています。



駅長さんお仕事ご苦労様です!

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