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シスターズアルカディア~転生姉妹とハーレム冒険奇譚~  作者: 藤本零二
第2部第1章~ワールドアクア~
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第10話「陽子の想い」

*


 試験の結果発表があった6月21日金曜日の夜、“ワールドアクア”の俺の部屋には、俺とカズヒ、そしてイツキとツキヒ姉ちゃん、レイヤとヒカリが集まっていた。



「というわけで、今夜のお相手はわたくし達がいたしますね♪」



 そう言うイツキの姿は、首に黒いチョーカー、下乳だけを隠した黒いブラジャー(いや、乳首が出ているこれは果たしてブラジャーと言えるのか?)に、黒いガーターベルトと網タイツのみを着ていた(つまり、股間とその先にある性器は丸見えになっていた)。


 いや、イツキだけじゃない、ここにいる俺以外全員が同じ格好をしている。

 ちなみに俺は上半身裸のパン一姿でベッドに腰かけて待機している。



「どう、お兄ちゃん、似合ってる?」


「あ、ああ…」


「まったく、こんなエッチな下着、そもそも下着なんこれ?毎回何処で買ってくるっちゃろね、ノゾミちゃん達は…?」


「あ、やっぱりノゾミ達のチョイスなんだな、それ」


「ノゾミもメイコも、良い仕事するよな♪

 ほら、どうだ、ヨウイチ?オレのおっぱい、気持ち良さそうだろ?どうだ、触りたいだろ?」


「れ、レイヤ!お前、(前世)はそんなキャラじゃなかっただろ!?

 おっぱい大きくなったからって、急にそんな大胆になりやがって!まぁ、ありがたくおっぱいは揉ませてもらうけどな!」


「ちょっ、待てよ()()()()

 アタイのおっぱいだって気持ちいいぜ?ご主人様に揉まれたがって、ほら、もうこんなに乳首がっちまってる…」


「ひ、ヒカリまで…!?

 分かった!右手でレイヤのおっぱい揉むから、ヒカリのおっぱいは左手でな?」


「「あぁん…っ♪ヨウイチぃ(ご主人様ぁ)ーーーっ♪」」



 二人の嬌声が響く中、もう一人、カズヒに手を引かれて、おずおずとこちらへやって来た少女がいた。



「二人のおっぱいを楽しむ前に!

 今日の主役のお相手をしてあげなきゃね、お兄ちゃん♪」


「しゅ、主役って…!というか、この格好やっぱり恥ずかしいよ!」



 イツキ達と同じ格好で現れたのは、陽子だった。

 姉妹達に比べて控え目なおっぱいと、姉妹達にはない股間に生えた陰毛が、姉妹達とはまた別の色気を醸し出していた。


 そんな陽子と入れ替わるように、レイヤとヒカリが名残惜しそうに俺の上から退いた。



「やれやれ、仕方ないな…」


「ま、今日はそういう話だったしな、最初の相手は陽子に譲るよ…」



 二人のおっぱいの感触が両手から消えて名残惜しかったのは俺も同じだが、それよりも今は陽子のことに集中しよう。


 ゆっくりと陽子が俺に近付いて来て、恥ずかしがりながらも、上目遣いでこう言った。



「…あ、あの、ヨウ兄ちゃん……、私のこの格好、似合ってる、かな……?」


「ああ、ばっちりエロくてカワイイぞ!」


「もっ、もう…!ヨウ兄ちゃんのえっち…!……でも、ありがと♪」



 俺の従妹いとこがカワイ過ぎてしんどいです…!



「では、陽子さんは“シスターズアルカディア”の仮所属ということで、本番は無しということですから、お兄様のアソコを、お口で気持ちよくして差し上げて下さいませ♪」


「う、うん…!」



 イツキにそう言われた陽子は、俺の前に膝をついて立ち、ゆっくりと俺のパンツに手をかけて、下へ下ろしていった。

 そして、パンツの下から、欲望をMAXに蓄えた俺のムスコが勢いよく天を目指してち上がった。



「ふわっ…!?お、おっきい…!

 ヨウ兄ちゃんの、おチ◯ポ…、子供の頃と、全然違う…!」


「ん?陽子ちゃんはヨウ君の子供の頃のおチ◯ポ見たことあると?」



 ツキヒ姉ちゃんが陽子に詰め寄らんばかりの迫力で問いかけた。

 それに対しては、カズヒが笑いながら答えた。



「そりゃあるよー!あたし達三人、子供の頃から本当の兄妹きょうだいみたいに育ってきたんだから、一緒にお風呂に入るくらいはよくしてたよ、ねー、陽子ちゃん?」


「あ、う、うん!小学校前低学年くらいまでだけどね、さすがに…!」


「…ふ~ん?まぁ、それなら仕方ないか…、ふ~ん…」



 ツキヒ姉ちゃんが、今度は少し羨ましそうな顔でカズヒと陽子のことを見ていた。

 いや、ツキヒ姉ちゃんだけじゃなく、イツキやレイヤ、ヒカリも同じような顔をしていた。



「子供の頃のヨウイチか~…」


「さぞカワイかったんだろうな~…」


「まぁ、羨ましがっても仕方ありませんわ。

 子供の頃のお兄様のことは知らなくても、わたくし達には前世でのお兄様との記憶がありますから!」


「アタイはそれすら、あんまいい思い出じゃないけどな…」



 一人落ち込むヒカリ。

 まぁ、ヒカリとは敵同士だったし、転生してからも記憶の混乱から色々あったしな~…



「え、えっと、そ、それじゃあ、は、始めるね?」



 陽子のその声で、意識をイツキ達から陽子の方へと戻した俺は「ああ、頼む」と陽子に告げると、陽子が恐る恐るという感じで俺のムスコの竿部分を優しく掴み、唇を先端へと近付けた。



「あ、熱い…、それに、この匂い…、はぁ、はぁ…、ヨウ兄ちゃん…♪…チュッ♪」


「んぐ…っ!?」



 先端に陽子が口付けすると、全身に電流が走ったような衝撃が走り、思わず声が出てしまった。

 だが、陽子はそのことには気にせず、ゆっくりと口を広げて、俺のムスコを咥え込んでいった。



「じゃあ、いただきます…♪あむ…っ、んぐ…、ちゅぱ、ちゅぱ……♪」



 陽子は竿を口に含みながら、ゆっくりと出し入れし、同時に、念入りに舌で舐めていく様は、まるでペロペロキャンディを与えられた子供のようだった。

 


「ヨウ兄ちゃん…、れろれろ…、どう?気持ちいい…?チュッ♪」


「あ、ああ、すごくいいよ…

 というか、陽子はしたことがあるのか…?」


「むぅ…っ、えい!」



 俺の質問が悪かったのか、機嫌を損ねた陽子が俺の竿に「かぷっ」と甘噛みしてきた。

 


「ちょっ、陽子っ!?」


「むぅ、ヨウ兄ちゃんのバカ…!

 こんなこと、ヨウ兄ちゃん以外でするわけないじゃん…!」



 さらに「かぷかぷ」と甘噛みし続ける陽子。

 怒ってる陽子には悪いが、竿から伝わる、なんとももどかしい感覚がとても癖になりそう…!



「あ、い、いや、その、陽子のフェラがあまりにも気持ちいいもんだから…、ごめん…!」


「そっか…♪それなら、練習、した甲斐はあったかもね♪」



 機嫌が直ったのか、頬を染めながら、再び俺のムスコを先端の方から口に咥え、今度は奥の方まで飲み込んでくれた。



「うお…っ!?よっ、陽子…っ!?」


「んぐ、んぐ…っ、んぐ……っ♪」



 そして顔を前後に揺らして、俺の竿をしごく陽子。



「はぁ…、はぁ…、ヨウ兄ちゃんのおチ◯ポ…、はぁ…、すごく…、おいしいよぉ……♪」



 陽子のこんなエロい顔、初めて見た…

 控え目に言って、めちゃくちゃカワイイ…!!



「くっ…、だ、ダメだ、も、もう射精る…っ!!」


「ちゅぱ、ちゅぱ…、うん、ひいよ……、わらひの、んぐ…っ、はぁ…、はぁ、くひの、なひゃに…、だひて……♪」


「よ、陽子っ!!」



 次の瞬間、俺は陽子の口の中に、欲望を一気に放出した。



「んぐっ!?んん…っ、ごく…っ、ごく…っ、ごく…っ、ぷはぁ…っ!!

 はぁ、はぁ…、ヨウ兄ちゃんの…、おチ◯ポミルク…、はぁ、はぁ…、すごく…、おいひいよぉ…♪

 それに、なんだか、お腹の中…、ポカポカして…、気持ちいい…♪」



 それを、陽子は一生懸命に嚥下えんかして、全て飲み干してくれた。

 そんな陽子がカワイくて仕方がないっ!!

 俺は思わず陽子を抱きしめていた。



「陽子…っ!改めて、こんなシスコンでハーレム野郎で最低な俺だけど、好きになってくれてありがとな」


「うん、だって、好きになった時はただのシスコンお兄ちゃんだったんだもん、その後で実は姉妹が20人以上もいたとか、そんな後出しジャンケンされても、嫌いにはなれないもん…」


「うぐ…っ、そ、それはごもっともで……」



 俺は陽子の頭を撫でながら、改めて、妹ではない、従妹いとこの少女を心から愛し、そして愛されていることを感じるのだった。



 すると、ヒカリが俺達の隣にやって来てこう尋ねた。



「で、だ。陽子、お前にもヨウイチの加護が宿った感じはあるか?」


「え、か、加護?」


「ちょっと、ヒカリさん!今それを聞くような雰囲気では無いでしょう!?」


「せっかく二人だけの空気になってたんだから、もう少し堪能させてあげなきゃ~」


「ええっ!?あ、そ、そうか、わ、悪ぃ…」



 イツキとカズヒに怒られて、空気を読めて無かったことに気付いたヒカリが素直に謝った。



「まぁ、でもオレもそのことは気になってたんだよな。

 確か、()()()()()()()()()()()()、ちゃっかりヤることヤってたレイさんには加護が宿ったんだろ?」



 やたら嫌みったらしくレイヤがそんな風に言ってきた。



「あ、ああ…、まぁ…

 ユイやノゾミ達にはまだ内緒で、ってレイさんからは言われてるんで、妖獣姉妹組には黙ってるけど…」



 そう、何故か姉妹ではないレイさんにも俺の加護が宿ったらしく、普通の“妖狐ようこ”には使えないハズの光の精霊術や炎の呪術なんかが使えたのだ。

 加護による力は一日に一度しか使えないので、確認出来たのはそれくらいだが、他の姉妹同様、俺が使える能力なら、全て使えるハズだ。


 一応、加護については前に陽子にも説明したことがあったので、陽子も理解はしているハズだが。



「とはいえ、陽子ちゃんはそういった能力バトルとは無縁の世界におったから、よー分からんっちゃろ?」


「う、うん…

 だけど、なんとなく、この辺に、ヨウ兄ちゃんを感じるんだよね…」



 そう言いながら、陽子はヘソ辺りに右手を触れながら、目を閉じた。



「…感じる、なんとなく、分かる……、この力は……、」



 そして、陽子は俺から少し離れて立ち、部屋の壁へ向かって右手を前に出して向けた。



「…『シャドゥボゥル』!」



 陽子がそう口にした直後、陽子の右掌に魔力が集まり、球状へと収束し、魔術『シャドゥボゥル』が完成した。



「おおっ!?」


「陽子さんにもお兄様の加護が宿ったのですね!」



 予想はしていたが、ヒカリとイツキもいきなり陽子が魔術を関係させたことに驚いた。



「これが、魔術…!スゴい!私、魔術使えちゃった!」


「おおっ!さすが陽子ちゃん、あたしの自慢の従妹いとこだー!!」


「えっ、か、カズ姉ちゃん!?」



 カズヒが陽子に抱きつくと、陽子の掌の前でとどまっていた『シャドゥボゥル』が解き放たれ、陽子の目の前の壁に直撃し、盛大に穴を開けた。



「あああああああああっ!?」


「かっ、壁がぁあああああああっ!?

 あたしの部屋ぁああああああああっ!?」



 ちなみに、壁の向こうはカズヒの部屋となっている。

 カズヒは慌てて俺の部屋を飛び出ると、自身の部屋へと駆け込み、中を確認していた。



「うわぁあああああ…、壁に貼ってたお兄ちゃんのポスター、見事に顔面がくり貫かれてるよぉお……」


「それは残念だったな…、っていうか俺のポスターなんか貼ってたのか!?」



 家族とはいえ、妹のプライバシーのために、ここ数年部屋に入ったことは無かったが、いつの間に俺のポスターなんか…



「ご、ごめんね、ヨウ兄ちゃん、カズ姉ちゃん…、壁壊しちゃって…」


「いやいや、気にするなって!元はと言えば、急に抱きついたカズヒが悪い」


「それよりも、陽子さん体調は大丈夫ですか?普通の人の身体で魔術を使って、何処か体に異常はあったりしませんか?」



 イツキが心配して、陽子の体を確認するように触れていく。

 心なしか、ちょっとイツキの顔つきがエロくなってるような、なってないような…?



「え…っと、ううん、特になんともなっ…、ひゃんっ♪ちょっ、イツキちゃ、何処触っ…、あぁんっ♪」


「はぁ…、はぁ…、常々グラマラスボディな姉妹の皆さんの身体に慣れ親しんできたせいか、陽子さんのスレンダーでありながらも、しっかりとした肉付きのボディはとても新鮮で、これはこれでたまりませんわね…、はぁ、はぁ…♪」


「はいはい、どさくさに紛れて変なことせんときーね、イツキちゃん?」


「あ痛いっ!?」



 だんだん手つきがエロくなってきたイツキの頭に手刀を食らわせるツキヒ姉ちゃん。



「痛た…、もう、ちょっとしたコミュニケーションじゃありませんか…」


「イツキちゃんはやり過ぎなんよ…

 にしても、陽子ちゃんは本当に大丈夫なん?

 ウチらでも、加護で初めて魔術の試し打ちをした時はしんどかったのに…」



 精霊術や呪術などは、特に制限無く使えるが、魔術や妖術といった、そもそも魔力や妖力を持たない人が使うと、その反動が体に出る。

 しかし、俺や姉妹達はキスによるパワーアップというおまけもあるので、ある程度耐性がついてきているのもあって、一度くらいの使用ならほぼ問題なく使えるようになっている(あとは慣れだ)。



「ん~…、と言われても本当になんとも無いのよね…」


「まぁ、なんとも無いならいいんやけど…」


「まさか、陽子は魔人の血を引いてたり、なんてな!」



 レイヤが冗談混じりでそんなことを言った。



「あはは、まさかそんなハズは…、」



 隣の部屋で話を聞いていたカズヒが、レイヤの冗談を笑い飛ばしうとしたが、肝心なことを思い出して、真面目な顔になった。



「…あれ、そう言えばあたしとお兄ちゃんのお父さんとお母さんって……、」


「ああ、魔人のアポロニアとアルテスだな」



 そう、俺とカズヒの実の父親と母親は、魔人のアポロニアとアルテスだ。



「お、おいおい、まさか…!?」


「陽子、お前…!?」


「えっ、ちょ、レイヤちゃんにヒカリちゃん!?まっ、待って!待って!わ、私も私の両親も普通の人だよ!?た、多分…!」


「そうですわよ、落ち着いて下さい、お二人とも!

 確かにお兄様とカズヒさんのご両親は魔人かもしれませんが、今は普通の人の身体として転生しておりますし、お兄様とカズヒさんも普通の人の身体です。

 なので、陽子さんも、そのご両親も普通の人と考えるのが妥当なのではないでしょうか?」



 イツキの言う通り、俺も父さんも母さんも、魔人としての魂は受け継いでいるが、身体は普通の人のものだ。

 そして、その父さんの弟の娘が陽子になるので、()()()()()()()()()()()普通の人、ということになる。



「ま、まぁ、とりあえずその話は置いとこうよ!

 今は、陽子ちゃんもあたし達の家族の一員になった、ってことで、さ!ね!?」


「そーやね!カズヒちゃんの言う通り、今はそーいうことにしとくしかないけんね。

 とりあえず!今夜の宴の続きといこーよ!

 ほら、レイヤちゃんもヒカリちゃんもずっとヨウ君とエッチしたくてたまらんかったとやろ!?」


「え!?あ、ああ、それは、そうなんだが…、」


「最初に空気壊したアタイが言うのもあれだが、本当にこのまま、」


「だーもう!今更うだうだ言わんっ!!ほら!二人がヨウ君とせんのやったら、ウチからするよ!?」


「あっ、ちょっ、ツキヒっ!?」


「ちょ、まっ…!?しないとは一言も言ってないからっ!!」



 そんなこんなで、この場はカズヒとツキヒ姉ちゃんの機転で、ひとまず陽子の件はうやむやにしつつ、俺達は数日振りの家族きょうだいエッチで盛り上がった。


 陽子の心境を考えると、この時の対応は間違ってはいなかっただろう。

 この後、陽子にはパイずりやカズヒ達との複数人フェラや、さらにはア◯ルでまでしてもらい、陽子には気分よく過ごして(気持ちよくなって)もらった、と思う。



 しかし、これまでは普通の従妹いとこだと思っていた陽子に、不意に出てきた疑惑……

 少し、調べてみる必要があるかもしれないな……

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