夢で懐かしい人
悪夢を見た哲夫。
そこには誰かが戦っていた。
第一話「夢で懐かしい人」
堂本哲夫17歳、愛知県で暮らす真面目ではたから見たら普通の高校生。
最近悪夢を見た。
いろんな人が見るような悪夢、化け物に追いかけられたり災害にあったりするような感じの悪夢。
でも、今回は少し違った。夢に知らない人が現れ、何か戦っていたのだ。
一人で戦っていた、心配をしたが俺は頭が混乱していてそれどころではない。
その戦いが終わったのか、ふと目が覚めた。
ベットから上半身を上げると少し考える。
「、、、、、。」
夢のような感じがしなかった、起きたばかりだったからなのか鮮明に覚えている。
それに、夢で戦っていた人には見おぼえがあり懐かしさも感じた。
「誰、、、だっけあの人、、、、、。」
ベットから起き上がり学校へ行くため制服に着替え家を出る。
公立高校に通う哲夫、白いシャツにオレンジ色のネクタイ、紺色のジャケットを羽織り、登校中も先ほど見た夢の事を考えながら登校していた。
「今日の夜も見れるかな。」
もう一度あの人に会ってみたい、誰だったのか知りたい。
考え事をしていたら、いつの間のか学校の門まで来ていた。
学校に着いたのだから、とりあえず教室についてから考えることとしよう、と自身に言い聞かせげた箱へ移動。
ふと話し声が聞こえ教室に行こうとする体を止めた。
「今日、、、という転校生が、、、、、から来ているそうです。」
教員がそう話している。
転校生?先生方も今知った、みたいな感じで話しているので急に決まったのだろうか、少し焦って話しているようにも聞こえる。
まあ焦るのも分かる、正直俺も驚いている。
転校生が来るなら事前に先生方から知らせが来るはずなのだから。
哲夫は教室に行く途中だと思い出し、いそいで向かう。
悪夢については、まだ出てきません。
哲夫の一日をどうぞ。