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ナナシの使い(仮)  作者: りふれいん
第四章 それぞれの決意と失踪
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第80話 会議、メンバー選定

突然投稿を休止して申し訳ございません…

これまでと同じように定期的に、とまではいかないですが週に1話程度のペースで投稿していこうと思います。

ブックマークして頂いてる方には申し訳ないですが、これからも読んでいただけると嬉しいです。

 魔封陣の話をアスモから聞き、3人で寝ることを認めてしまったナナシたちはナナシの部屋に向かう。

 ナナシや他のメンバーのベッドは使用人たちによりいつ使用してもいいよう綺麗にベッドメークされている。

 だが今回は明らかに違う。布団がなぜか膨らんでいるのだ。



「はぁ…そこで何やってるんだ、お前らは…」


「マスターは既に気づいていると思ってましたが…その様子だと全く気付いてなかったのですね」



 そう声を掛けられて布団からモゾモゾと出てきたのはいつも夜這いを仕掛けてくるシルビィ…ではなく、エルとエレンの2人だった。

 エルはモジモジしながらバツが悪そうにペロっと舌を出しながら笑う。

 エレンはというと…顔を赤くしながらそっぽを向く。



「はぁ…しょうがねぇ奴らだな。5人じゃさすがにベッドが小さすぎるな」


「マスター、ベッドを取り出してつなげれば解決でしょう…というか5人で寝るのですね」


「や、やったわエル!作戦勝ちよ!ナナシと一緒に寝れるわ!」


「え、ええ!ようやく隣で寝れますね…嬉しいけど少し恥ずかしいですね」


「旦那様、どうやらもう1人追加のようですわ…気づいてらっしゃるとは思いますが」



 そうアスモがナナシに進言すると、窓から入ってくる影があった。

 こんなに堂々と侵入してくるのはもちろん一人しかいない。シルビィである。



「とうっ!ウチ参上!ウチだけ仲間はずれはゆるさないぞ、ナナシクン!」


「シルビィまでか…さすがにこれじゃ寝れねえっての。

 そうだな…丁度いい、リスティルも呼んで会議室に行くぞ。重要な話があるんだ。

 あとは…テスタたちメイド部隊とクラウも話に参加させる。全員集めてくれ、クラウ」


「畏まりましたナナシ様。5分もすれば全員集まるかと思いますので現地集合させます」



 ナナシが声をかけると同時に瞬時に廊下にクラウが現れ、主の命令を遂行しに即座に消える。

 瞬間移動したようにも見えるが、ただ高速移動しているだけである。

 エレン達一般人にはいきなりクラウが現れ、そして消えていったように見えたため驚愕の表情をしていたが。


 クラウがメイドたちを呼びに去った直後にナナシ達も会議室へと向かう。

 ナナシ達が会議室に着いた時にはクラウ達使用人も既に待機していた。

 ナナシの部屋から歩いて2分程度だが、既に集合しているのはさすがとしか言いようがなかった。

 クラウが会議室の扉を開け、全員が会議室に入る。それぞれが席に着くとメイドたちが手分けして全員分の紅茶を用意する。



「話というのもマリアのことだ…姿が消えたというのは既に気づいてるだろうからそれについて、だ。

 んで…一応面倒だが救出に向かおうと思ってな、それでアスモ、お前からも説明を頼む」


「わかりましたわ旦那様。マリアが向かった先…私は確認しておりませんが、どうやら魔力を封じる特殊な場所の様ですわ。

 確認は済んでいませんがそこに突入するメンバー決め…というところですね」


「魔力を封じるですって!?そんなのあたしは行けるわけないじゃない!魔法が使えないなら手も足も出せないんだから!」


「そういうことだ…だがそれだけじゃない。まだわからないが、おそらくサラとアスモ、それにユキも戦力にならない可能性がある。

 俺1人で行くというのも考えたが、それだとまた寂しがらせちまうと思ったしな」


「マスターの言うことはもっともです。私やアスモは魔力によって身体を構成、維持しています。

 魔力を封じる空間となると身体を維持することができないでしょう。

 なので人族のエル、リスティル、そしてシルビィの3人にマスターについていってもらいたいのです」


「わ、私もですか!?ナナシさん、リスティルさんにシルビィさんはともかく…足手まといの私もなんて…」


「エルちゃん、ウチもナナシクンやリスティルちゃんには遠く及ばないと思ってるよ。

 でもナナシクンとサラちゃんの指名なんだ、ウチらがやるしかないんだよ」


「ま、そういうことだ…だが無理強いはしない。何が起きるかわかったもんじゃないからな。

 ちなみにだが…クラウやメイドたちにも来てもらうつもりだ。本当なら少人数がいいんだろうが、迷宮探索の時に放っておいたというのもあるからな」


「ナナシ様、我々使用人のためを思って…ありがとうございます」


「そしてずっと無言だが…リスティルはどうする?俺的には戦力として来てほしいんだが」


「は、はい…もちろん同行します。私の実力がどの程度通用するかはわかりませんが、ナナシさんからのお願いですから断るなんてしません。これは他でもない…私個人の意思です」



 謎の空間に突入するメンバーが決まった。

 ナナシ、エル、シルビィ、リスティルのクランメンバー4人。

 クラウ、そしてメイド部隊を合わせた6人。

 総勢10名の大所帯での作戦になるが、その選択が正しかったことが証明されるのだった。

午前10時に投稿していきます。気が向いたら読んでいただけると嬉しいです。

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