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14撃目 バスケと言う名の戦争

さて、3時間目の体育が始まった。普通の学校であれば体操着やジャージに着替えるが、俺達が通う獄錬高校は国内最悪の治安なので全員、学ランや私服のままである。この学校は服の指定がないと言うよりは生徒がほとんど守らないので皆無に等しい。つまり、校則などないようなものである

まあ、理由はそれだけではないのだか、いずれわかると思う・・・




さて、俺はもちろん学生服のままバスケをする。他の奴もそうだ、何故かこういう学校の生徒達は体育の時間には以上な程熱中すなる。俺もその一人である。しかしこいつらは以上に熱中しすぎる


例えば、今、一人の生徒がシュートをしようと構えると、後ろから敵チームの奴が襟の後ろを引っ張り、床に叩きつけた後ボールを奪ったり、ブロックした奴を殴り倒したり、当たりで平気で顔面に肘打ちをしたりともうスポーツではない!ただの乱闘になっている。そして保健室へ運ばれて行く奴らも出ている。骨折などはないが、打撲や鼻血、火傷(床に擦れて)などがほとんどだ。

そして、俺の出番が来た


俺はコートに入ると、身長が高いのでジャンプボールをやる事になった

しかし、重りを付けているため60cmほどしか跳べなかった。しかし身長が十分なのでなんなくボールを味方に弾いた

そして俺の味方はそのままパスを繰り返していたが、途中で一人が殴られてカットされてしまった。

相手はそのまま走ってドリブルシュートを決めようとしたが、俺の味方がジャンプした相手を思い切り体当たりして退けた。

ボールはリングはリバウンドして上に上がった。そして俺はジャンプしてボールをがっちりと両手で掴んで着地した。ただし、俺には攻撃は仕掛けてこない。何故かは、 縦社会と言えば理解できるであろうか?つまりはファールをするのも相手を選ぶと言うことだ。しかし浅田だけは違う。今ではクラスでケンカを売ってくるのは奴くらいだ

浅田は俺と競り合っていたため、着地が一緒だった。そこで俺はボールを掴みながら着地と同時に肘を突き出し、浅田の鳩尾にめり込ませた。しかし、普段から俺の攻撃を受けている浅田にとってはたいして効かなかった



「サイコ!ぬりーぜ。おらぁ!」


浅田は俺に怯むそぶりも見せずにフックをしてききた

俺はその攻撃をしゃがんで避してそのままドリブルで抜いた。

しかし、浅田は俺の足を掴み、停められた。

俺は急に体制を崩し、顔から床にぶつかりそうになったが、片手で測転をして浅田の手を払いのけ、そのままチェンジオブペースで思い切りドリブルで左右に振り、ゴールの近くにいた味方にパスを出し、味方はフェイダウェイジャンプシュートで相手の攻撃を避けながなシュートしたのだが、リングで跳ね返りまた高く上がった。

俺はその上がったボールに向かって走った。そこで敵がブロックすべく投げやりに殴り掛かってくる。素人のため、突きが遅かった。俺はその勇気ある行動をしたそいつの顔面をジャンプした状態で踏ん付け、踏み台にして二段ジャンプをする。俺は地面から1m以上浮いていた。そねままリバウンドしたボールを片手で掴み、リングにぶち込をだ!


「・・・っあ、アリウープ!」


クラスの奴らがざわざわと騒いでいる


「んっ、あっ!おい、大丈夫か!」

俺はほとんど無意識で踏ん付けてしまった奴が倒れて白目剥いているのを見て、焦った。

俺の体重は83kg、そして俺の重りは約60kg。つまり140kg以上の人間に顔面を踏まれたことになる。もちろん、そんな重量、一般の人が喰らえばただでは済まない


「おい!大丈夫か!」


「・・・」

返事がない


俺は呼吸を確認した。息はしていたのだが、見るからに危険な状態である。普通は体育の教師が駆け寄るものだが、この学校に現在体育教師はいないのだ。何故なら最近の出来事で、体育中に生徒の乱闘を止めに入ったのだが、巻き込まれて現在病院で休養中らしい

臨時の教師を雇うにもこんな学校に来る教師などいないため、体育教師が着任しないのだ


俺は直ちに怪我のしそうな箇所を捜し、動脈が正常かも見る。すると、首の骨がいかれていることに気付いた。そこで俺は新治に保健室からギプスを持って来るよに頼み、俺が踏ん付けた奴を首を動かさないように慎重に俯せにして、そいつの脊髄を人差し指と中指で挟み、矯正した。


「はあ、はあ。砕児持ってきたぞ!」

新治は走ってきたせいで息を切らしていた


「サンキュー!」

俺は直ぐさま矯正した首をギプスで固定して、そのまま担いで保健室まで連れていった


「すいませーん」


「はい、どうしました?」

そこにはミニスカを穿き、眼鏡を掛けた年増の女がいた


「ケガさせてしまって、さっき来た俺のダチが持ってったギプスをつけて応急処置ひしたんで大丈夫ですけどしばらく寝させてあげて下さい」


「わかったわ。体育もほどほどにね」


俺は軽く礼をして保健室から出て授業に戻った。


「グィーン、グォーン、グァーン、グォーン」


俺が授業に戻ると、すぐに恒例のチャイムが鳴り、終わってしまった




そんなこんなで、体育が終わった

すいません、話しが中々進まなくてm(__)m

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