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【WEB版】不遇職【鑑定士】が実は最強だった〜奈落で鍛えた最強の【神眼】で無双する〜【アニメ放送中!】  作者: 茨木野
5章

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90.鑑定士、精霊たちとプールに入る



 聖地から帰ってきた、数日後。


 ネログーマ王都内にある、【大使館】にて。


 俺は【プール】とやらにやってきていた。


「ここ、海でもないのに泳げるんだな」


 俺は水着になって、プールサイドにたっている。


『獣人国は水源が豊富なため、こうして生活用以外の用途でも水が使われているようじゃな』


 ちなみにここは大使館の部屋の一画だ。


 室内プールというらしい。

 魔法で水の温度を調整し、あらゆる季節で泳ぎが楽しめるそうだ。


「アイン、さ~ん♡」


 更衣室から、金髪の麗しき美少女が、こちらに向かって走ってくる。


 真っ白な裸身に、真っ白なビキニ。


 大きな胸は水着からこぼれ落ちそうだ。


「お着替え、して、きましたっ」

「そ、そうか……」


「ちらり……ちらちら?」


 ユーリが頬を赤らめながら、翡翠の目を俺に向けてくる。


『この鈍感男め。娘が水着の感想を言って欲しそうに見ておる。なんとか言ってやれ阿呆め』


「あ、えっと……よく似合ってるぞ」


「♡」


 ふにゃふにゃ、とユーリが頬を緩ませる。


「お兄さ~ん☆ おまたせ~☆」

「…………」


 ピナとアリスがやってきた。


 ピナは水玉模様のビキニ。下にフリルがあしらわれている。


 アリスは落ち着いた色のワンピースタイプ水着だった。


「どうどうお兄さん? 背はちっこいけど胸は意外とおっき~でしょ~」


 ニヤニヤ笑いながら、ピナが俺の腕にしがみつく。


 ゴムまりのように弾力のある乳房が、俺に腕に当たって気持ちが良かった。


「アリスお姉ちゃんも見てあげて! ぺったんこじゃないんだよ。ほらほら~」


「アイン、さん。姉さま、の、水着……感想、いって!」


 妹二人が、アリスの背中を押し、俺の前に連れてくる。


「その……なんというか、普通にキレイだな」


「…………」


 アリスは顔を真っ赤にすると、そのまま走って、プールに飛び込んだ。


「お兄さんやるね~。よっ、精霊たらし!」


 にやにや笑いながらピナが、俺の脇腹をひじでつつく。


「やぁやぁ皆の衆、おまた~」

「めぃもきましたよー!」


 クルシュとメイが着替えて出てくる。


 メイは黒いワンピース? みたいな水着だった。


 胸には【めー】と張り紙がしてある。


「お~。メイちゃん【スク水】とは、基本を抑えてるね~☆」


 たまに謎単語言うよな、精霊って。


「ぬふふ~。どうだいアイちゃん。お姉さんの色気抜群の水着姿にメロメロか~い?」


 クルシュはヒモみたいなきわどい水着を着ていた。


 もとより大きな胸が、完全にこぼれ落ちていた。


 局部だけが隠されてて、非常に目のやり場に困る。


「さっ。サービスショットはこれくらいにして~。泳ごうぜ☆ お兄さん」


 ピナが俺の腕を掴んで、プールに走る。


 ジャボンッ、と水につかる。


「ユーリお姉ちゃんも早く早くぅ~」


「まっ、てぇ~……」


 ユーリは恐る恐る、水に片足を入れる。


 足が水に入れた瞬間、ぴゃっ、と足を引く。


「もしかしてユーリお姉ちゃん、泳げないの~?」


「うそー! ゆぅちゃんおよげないなんて、めぃだっておよげるのにー!」


 メイは、すい~っと実に器用に泳いでる。


「おっ、およげる、もんっ!」

 

「ほほぅ。じゃあお水に入ってみよっか~。妹よ~」


 クルシュがユーリの背中を、とんっ、と押す。


 ばっしゃーん……!


 ユーリが、顔面から水にぶつかった。


「あぷっ、あぷっ、あ、アインさ~ん! た、たすけてぇ~!」


 ばしゃばしゃ! とユーリが溺れている。

 俺は慌てて彼女のもとへ向かった。


「ユーリ、落ち着けって」


 ユーリが俺の体に、抱きついてきた。


「こわ……こわかったぁ~……おぼれしぬ、ところ、でした……」


 ユーリの胸が、俺の胸板に押しつぶされ、ひしゃげていた。


 ビキニから覗く彼女の谷間。

 そして、こぼれ落ちそうな彼女の白い果実に、俺は動揺した。


「その……ユーリ。離れてくれ」


「アインさん、いや、です! はなさ、ないで!」


 むぎゅーっとユーリが力強く抱きしめる。

 アアそんな強く抱きしめたらっ!


 ぷるんっ、とビキニの上着から、乳がこぼれ落ちた。


「ゆ、ユーリ。落ち着け。ここ足付くから」


 ユーリが恐る恐る、足をつける。

 そして、自分の胸が出ていることに気付いたようだ。


「~~~~~!」


 ユーリが声にならない悲鳴を上げ、水の中に体を隠す。


「お、みぐるしい、ものを……」


「い、いやいや! そんなことないって! き、キレイだったからマジで!」


「ほ、んと? ……えへへ~♡ なおして、きまぁす♡」


 ユーリはビキニを手に、上機嫌に、更衣室へと戻っていく。


 その様子を、他の姉妹たちが、ジーッと見ていた。


「……なんだよ?」


「青春だね~ぇ。お姉ちゃん、うらやましいわ~」


「お兄さん良かったね☆ お姉ちゃんの生乳みられてっ! 役得っ!」


「…………」


「あーちゃんどうして、おちこんでるのー? げんきだしてくださいっ!」


 アリスが死んだ表情で、自分の胸部を触っていた。


「や~、アイちゃんよぅ。ほら、我が麗しの妹君が、落ち込んでるよ~」


「ほらお兄さん! フォローしてあげないと!」


 こいつら……!

 楽しんでやがる!


 まあしかし、落ち込んでいる彼女は放っておけなかった。


「あー……その。アリス。おまえはそのままで、十分キレイだから」


「…………」


 アリスはピシッ! と体を硬直させると、その場で沈んだ。


 1分くらいしても、上がってこなかった。


「おっ、大丈夫か!?」


 俺はアリスを引っ張り上げる。


 彼女は、ぐったりしていた。


「ここれは定番の人工呼吸イベントだ~~!」


 ピナがめちゃくちゃ嬉しそうに叫ぶ。


 俺は急いでアリスを、プールの外に連れ出した。


 くったり、とアリスが力を抜いて倒れている。


「アイちゃんほら~。人工呼吸しないと~」


「な、なんだそれ……?」


「アリスお姉ちゃんの唇にぶちゅっ、とキスして、そのまま息を吹き込むんだよ!」


「はぁ!? なんだよそれ!?」


 そんなもので息を吹き返すとは到底思えなかった。


「アイちゃん、今は緊急事態だ。今すぐ助けないと大事な妹が……くっ……!」


「うぇええん! あーちゃん死なないでぇえええ!」


 メイがそばで泣いている。


 クルシュたちは、ニヤニヤと楽しそうに笑っていた。


「…………」


 アリスは、目を閉じて……しかし、頬を赤く染めながら、唇をすぼませている。


「アリス」

「…………」ぴくっ。


「おまえ……本当は意識あるんじゃ?」


「あーもうっ! ダメだよお兄さん! 空気空気!」


「ほら、ぶちゅっと~。ぶちゅ~って」


 俺はため息をついて、アリスの体に覆い被さる。


 みずみずしい唇に、俺の唇を重ねる。


 そして、息を吹き込む。


「これでいいか?」


 アリスは、顔から湯気を出し、気を失った。


「「いえ~い! やった~!」」


 ピナとクルシュは、楽しそうにハイタッチしてたのだった。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なにこの超絶ハーレムシーン 休日の真昼間から家に閉じこもってラノベとか読んじゃってる、 俺らモブどもを、 ば か に し て る の 化嗚呼嗚呼ああああああああああああああああ ムッキ…
[一言] あの‥‥気を悪くしたらごめんなさい。本当に、ごめんなさい。 『ややあって』の、単語が多用されて、作者さんの他の作品にも使われてますが、文章を読むとイマイチな表現で寧ろ不要と思います。 将…
2020/01/13 12:20 退会済み
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