【番外編】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
まだユーリの姉妹捜しをしていた頃の出来事だ。
ユーリ、ピナ、アリス、メイ、クルシュ……。その五人がそろったとき、ふと……とある疑問を抱いたのである。
場所は、レーシック領の領主の館にて。
「なあ、ウルスラ。ふと思ったんだけど……」
「ん? どうした?」
銀髪の眼鏡賢者、ウルスラに、俺は尋ねる。
「賢者にも、序列があるんだよな?」
「そうじゃな。黒姫様や朱羽様は、わしより偉いぞ」
「でも、前にウルスラ言っていたよな? 自分が最強最古の賢者だと」
俺に修業を付けるとき、ウルスラはそう言ったのだ。最強だって。
でも……実際には、黒姫や朱羽といった、四神の娘たちのほうが、立場は上みたいだし。
最【強】でも、最【古】でも、ないような気がするのだけど……。
いや、別にウルスラをディスる気はさらさらない。純粋に気になったのだ。
『そらウルスラちゃんが、人類からそう呼ばれてたからやろ』
「朱羽!」
賢者の石を通して、アリスの守り手、朱羽から通信が入る。
『わいら四神の娘たちは、徹底的に、表舞台に立っておらんかったからな』
「そうなのか?」
『せや。神は基本、人間界に不干渉っちゅールールがあるんや』
「神……」
確かに、朱羽達は四【神】の娘。
神……ということらしい。
『一方で、ウルスラちゃんは、わたしたちと違って、守り手になる前は普通に、優秀な魔法使いとして活動してたのよ♡』
と、今度はピナの守り手である、黒姫から通信が入る。
『守り手の中で唯一、守り手になる前から強くて有名な魔法使いだったのは、ウルスラちゃんだけや。せやから、最強最古の賢者、と呼ばれるようになったんやで』
なるほど……それで、最強最古、か。
「納得したよ、おしえてくれてありがとな」
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