【番外編】鑑定スキルと義眼
俺が奈落でウルスラに修業を着けてもらい、ボスの部屋で、上級ゴーレムを討伐した。
迷宮核を破壊したことで、ユーリの迷宮は入り口閉鎖。これでユーリを悪用しようとする人は、これなくなったわけだ。
「そういや、ウルスラ。精霊神の義眼なんだけどさ……」
俺の左目は、翡翠色に輝く美しい義眼が収まってる。
「これがあれば、他の奴らも超鑑定が使えるようになるのか?」
速度がゆっくりになったり、相手の能力をコピーしたりと、そういうことが義眼だけあればできるかと。
「いや、それはできんな。あくまで超鑑定とは、精霊の義眼と、鑑定スキルが組み合わさることで、初めて可能となる特殊スキルじゃ」
「なるほど……目だけじゃ意味をなさないんだな」
「そうじゃ」
「ふぅん……じゃあ、たとえばさ、剣士の職業もちが、精霊の義眼を手に入れたらどうなってたんだ?」
「別の能力が発動していたじゃろうな。じゃが、鑑定スキル+精霊の義眼ほどの、超能力は発現しなかったろうよ。目を使う鑑定スキルに、精霊の義眼。この2つの愛称が抜群によかったのじゃよ」
なるほどなぁ。
「やっぱ俺が強いのは、ユーリのおかげだな。ありがとな、ユーリ!」
『あう……♡ あうぅう……♡』
目の中で、ユーリがうれしそうにするのだった。
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