表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【WEB版】不遇職【鑑定士】が実は最強だった〜奈落で鍛えた最強の【神眼】で無双する〜【アニメ放送中!】  作者: 茨木野
番外編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

237/245

【番外編】世界樹ユーリの居場所が知られてない理由



 奈落に落ちて、ウルスラのもとで、修行していたころの話。


「うーん……」

「なんじゃ、小僧?」


 世界樹のホールの外で、単眼悪魔グレムリン相手に、修業していた俺。

 ふと……気になったことがあったので、ウルスラに聞いてみる。


「なあ、ウルスラ。ユーリの情報が、外に漏れてなかったのって、何か理由があるのか?」


 ユーリは、この奈落に落ちてきた人たちを、治療していた。

 その際に、世界樹ユーリの枝を折って、葉をむしっていった連中が、そこそこいたという。


 なら、そいつらが地上に戻って、世界樹があった! とギルドに報告すれば、世界樹の居場所は直ぐにばれてしまっていたような気がするんだが……。


「純粋にここへ落ちてくる連中の絶対数が少ないのが一つ。もう一つは……」

「もう一つは……?」


「ぎしぃい!」


 単眼悪魔グレムリンが突っ込んでくる。

 俺は超鑑定で攻撃を見切って、単眼悪魔グレムリンに一撃入れる。


「落ちてきた連中っていうのは、正規の手段で迷宮を攻略したやつらではない。ようするに、弱いのじゃ。そんなやつらが、修業もせず、のこのこと世界樹ホールから出たらどうなる?」


 ……死熊デスベアに殺されそうになったことを思い出す。

 そうだ。強くならないと、待っているのは……死。


「そっか……」


 俺も、もしかしたら、とっくに死んでいたかもしれないのか。

 他の冒険者たちと同じで。


「そうじゃ。だから……」

「ユーリに感謝だな」


 ユーリがいなかったら、奈落に落ちた時点で死んでいた。

 ユーリが頼んでくれたから、ウルスラが俺に修業を付けてくれている。


 あの優しい、世界樹の精霊がいなかったら、今頃俺はとっくに死ぬ運命にあっただろう。

 だから、ユーリにはふかーく感謝しないと、だな。


「……ふん。わかってるなら、それでいいわい」

【おしらせ】


鑑定士、アニメ2話がこのあと23:30〜から放映!



また、鑑定士のアニメ配信、1話のAbemaでの配信もスタート!

23:30〜から配信します!


https://abema.app/KJCE

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ