六月〜八月は食中毒になりやすい時季なので、生ものや病院選びには気を付けましょうというお話
本文中に少し汚い表現が使われています。食事中の方やそういったものが苦手な方はあらかじめご注意くださいませ。
それは今月初旬(2019年6月)の事でした。その日は腹痛と共に普段より早く目を覚ましました。
それ自体はよくあるというか、元々お腹が緩い性質なので、もうちょっとだけ寝ていたかったなと少し残念に思いつつ、すぐにトイレへと向かいました。
で、その数十分後。
会社勤めなので、通勤の準備をしていたのですが、ここでまた腹痛に襲われたのです。
先ほど、下痢の状態でそれなりに排便したはずなのに。
まあそこでもさして疑問に思わず(お腹は痛いままでしたが)、またトイレに駆け込んだのでした。
ただその後、あまりにも下痢をするので、整腸剤を飲んだあと、特に深く考える事もなく出社したのでした。
会社に到着してすぐ、またしても腹痛でトイレに行く事になるとも知らず。
この時点でようやく異変を感じ、昨日なにか変な物でも食べただろうかと思い返してみるも、消費期限までに全然余裕のある冷凍食品を食べただけで、お腹を下すような食べ物に心当たりはありませんでした。
あとはここ最近気温差が激しかったので、そのせいでお腹を壊したくらいしか原因が思い当たらず、それならその内に治るかと気楽に考え、作業を始めたのでした。
ですが、その後もやはり腹痛に襲われ、それが二十分置きに起こるようになり、さすがにこれはただの腹痛や下痢ではないと判断し、その日は早退させてもらって、すぐに家の近所にある小さな病院へと行ったのでした。
そこは行きつけと呼ぶにはさほど親しみのあるところでもなく、されどそこ以外に通った事のある病院もなかったので(ありがたい事に、昔から全然病気にならない体だったので)、腹痛と下痢だけならそこでもいいかと安易に考えて診察を受けたのでした。
そして、診察の結果はと言いますと。
胃腸風邪。
との事でした。
その後、抗生物質に下痢止め、それと胃薬を貰って、病院から帰ったのでした。
それから相変わらずトイレ地獄に悩まされながらもどうにか昼食を取り、薬を飲んだあとはずっと安静にしていました。
それなのに腹痛は全然治らず、飲み物だって常温のスポーツドリンクか経口補水液くらいしか取っていないのに、何度もトイレに行く始末。しかも出るものも全部出し尽くしたはずなのに、腹痛はまったく止まらずじまい。
とはいえ、病院に行って薬を貰ったばきだし、そんなにすぐに治るものでもないし、明日になればいくらかマシになっているだろうと楽観的に考え、その日はずっと腹痛に耐えながら一日を終えました。
が、結局腹痛は治らず。
どうにか睡眠中は腹痛に起こされる事はなかったのですが、目覚ましの音と共に襲ってきた腹痛に眠気も吹っ飛び、痛みに顔をしかめながらトイレに走ったのでした。
さすがにそんな状態で仕事ができるはずもなく、半日だけお休みを貰って、その日は朝から昨日行った病院に再び向かったのでした。
そこで先生に胃腸風邪ではないかもしれないと言われ、念のため採血とエコー(妊婦さんとかによく使われる検査機)で胃腸の様子を見てもらったのですが、異常は見られず。
血便までは出ていないようだから、そこまで重度な病気である可能性は低いとの事で、同じ薬を頂いて少し様子見をしましょうという事になりました。
その時点では自分も先生の言葉を信じて、辛抱強く堪えていくしかないかと考える事にして、お昼に出社したわけではあるのですが、仕事中に腹痛どころか吐き気までするようになり、結局二時間程度でまた早退する事になってしまいました。
しかしまあ、ようやく薬の効果が出てきたのか、その日の夜に少しだけ落ち着いてきまして。翌日にはどうにかフラフラながらも一日働けるくらいには回復していました。
ですが、それがいけなかったのか、翌日にはまた腹痛に襲われしまい、しかもそれが今までとは比べようのないほどの痛みで、冷や汗が止まらない状態に陥ってしまいました。
ついには先生の言っていた血便まで出るようになり、もう救急車を呼ぼうかというくらいにかなり辛い症状でした。
そして折悪しくも、その日は日曜日。大抵の病院はお休みで、休日でも診てくれる病院(割と大きめの病院で、特に胃腸関係に詳しいところ)は、車でも四十分以上の距離。とてもじゃありませんがそこまで持ち堪える事はできないので、独り暮らしの私は一旦実家に向かったあと、親に頼んで病院まで車で送ってもらったのでした。
で、お腹の痛みに耐えながら、先生の診察(一週間以上も腹痛を耐えていた事を話したら、やたら心配されました)を受けて、尿検査やらCTスキャンなどで詳しい検査をしてもらったあと、点滴もして頂きました。
その後、検査の結果が出たのですが、その時の会話が以下のものです。
「これは胃腸炎……いわゆる食あたりですね」
「食あたり……つまり食中毒って事ですか?」
「はい。レントゲン写真で見ると、大腸も小腸もパンパンに腫れていたんですよ。これは菌が繁殖したからなんですけれど、こんだけ腫れていたら、そりゃ痛いはずですわ。ここに来る前に他の病院にも行ったんですよね? その時に詳しい検査はしなかったんですか?」
「えっと、血液検査とエコーなら……」
「え〜?(困惑気味に)エコーじゃあ食あたりかどうかなんてわかりませんわ。ちゃんとCTとかで全体を撮れるものでないと」
「あー。小さい病院なんで、CTはなかったのかも……?」
「なるほど。いやでも、お薬手帳を見せてもらったんですけどね、これじゃあ辛いまんまですわ。だって痛み止めが入ってないんですもん」
「えっ(痛み止めってあったの?)」
「いや、抗生物質や胃薬とかは合っているんですよ? 中の菌を排除しなきゃいけないんで。でもねえ、基本的には排便などて菌を出し尽くすしか治らないので、下痢止めはあまり良くないんですよ」
「エっ(普通に毎食後に欠かさず飲んじゃいましたよ?)」
「しかもこれだけ患者さんが痛がっていたら普通は痛み止めを出すものなんですけれどね〜。正直首を傾げますわ」
「ゑっ(同じ医者から見ても?」」
とまあ、こんなやり取りがありまして。
下痢止めには関しては、あとで最初に行った病院で胃腸風邪と診察された時の事を話すと、
「じゃあ、脱水症状を防ぐために出したのかもしれませんね」
と言われたのですが、なんにしてもこの下痢止めのせいもあって症状が長引いたのは明らかでした。
なにはともあれ、これでようやくはっきりと病名がわかったわけなんですが、言われてもみれば腹痛が起きる二日前にコンビニの寿司を食べた事がありまして。しかもその中に生もの(ネギトロとか)が入っていたので、先生にその事を話したら、
「あー。じゃあそれが原因ですわ。時季が時季だけに痛んでいるものを食してしまったんでしょうね。実際お寿司屋さんでも一見さんにはあまり良くないものを出したりする時もありますし、そういう時、わたしは医師免許を見せて本当に口にしていいものかどうかを確認したりするんですけれど、ましてコンビニのですからねー。もちろんコンビニはコンビニできちんとしているところもあるんでしょうけど、実際どんな風に作業しているかは確認しようがないですし、食中毒になっても不思議ではありませんよ」
と言われました。
とどのつまり、自分はそうと知らずコンビニの寿司を手に取り、なんの疑問を持たずに口にしてしまって、まんまと食あたりになってしまったというわけです。
ちなみに、この事をあとで車で迎えに来てくれた父に話してみると、
「そらコンビニなんて、店長が廃棄物を買い取る仕様になっとるもんやし、それが嫌で表示シールを貼り変えとってもおかしくはないで〜」
とも言われ、もちろんすべてのコンビニがそんなろくでもない事をしているとは限りませんが、この一件から二度とコンビニで弁当類は買うまいと心に誓ったのでした。
その後、痛み止めをもらったおかげもあり、腹痛もだいぶマシになり、三日後には腹痛は起こらないようになり、下痢も一週間後には無事に治ったのでした。
まあ、それまでお粥かうどんしか口にできなかった上、暑い日でも常温の飲み物しか補給できなかったので、だいぶ大変な目に遭ったんですけどね。
しかしこうして考えてみると、元々の原因はコンビニで買った寿司なんですけれど、病院選びにも気を付けないといけないなあとも思った出来事でした。
最後に。
六月もそろそろ後半。まだまだ梅雨は終わらないでしょうし、この先もっと暑くなると思うので、皆さんも生ものを食べる際は十分気を付けてくださいませ。
仮にもしも食中毒かなと思われる症状が出た場合、大きめの病院、出来たら胃腸関係に詳しいところに行く事をオススメします。
私のように、症状が長引いて苦しい思いをしないためにも──。
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結局治療費なども合計で一万五千円以上も取られてしまいまして、お腹どころかサイフまで痛い出来事でした。もう食あたりはこりごりや……。