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よくわかる世界観の説明、ただの文章ですが唐突に物語を始めるのはヤバゲだったので



 最上層に聳え立つ王城には、ロイヤルミルクティーとケーキを貪り、

 威圧的に高圧的に、下層以下の地区に住むプレイヤーを見下し、パンが無ければなんたらと語り、嘲笑する女王が居た。

 圧倒的に力を背景に、圧政と搾取を行い、暗殺の刃すら容易に跳ね返し、挑発的に飄々と小生意気な女王を補佐するは女宰相。


 それに対して、最下層ダンジョン地区、貧困と犯罪に溢れ、悪の温床として、一定の治安を保つ下層以上との交流を制限され、

 新参プレイヤーを無残に呑み込む、悪辣な徒の跋扈する不浄な地。

 俗に監獄と呼ばれる場所で、そこにおけるヤクザ紛いの組織、不連連名に属すると同時に、

 閉鎖・閉塞されたコミュニティーを持つ、暗殺に特化した関連スキルを極めるプレイヤー達、プレイヤー暗殺組織シャドウ、


 に首輪をつけられている、殺しを生業にし、女王の暗殺、王城の陥落を目論む主人公エイムは、

 上層のダンジョン攻略組合、その連合体である騎士団を経由して、

 最上層の少数精鋭のプレイヤー、生粋の女王近衛騎士団達である、ゾディアックを打倒する事を目論むのだが。


 王国の運営する魔術組織、イルミナティーによって知らされたのは、知りたくも無い事実であった、

 王城に存在する無限ダンジョンに入り、その先を踏破しなければ、未来は無いという残酷な事実であった。


 定期的に開催される、至高のプレイヤーを決める大会、剣魔祭は、この候補者を決めるモノだった。


 さらに教会組織からは、近々天界からの侵攻も近いと知らされる、

 天界勢力に対し特化したスキルを極めるプレイヤー集団、十字軍サンクチュアリに参画し、

 全ての対神聖の力と信仰の源、聖女マリアを暗殺などから警護するべきだと、


 加えて、最近の監獄では、暗黒の卵と呼ばれる現象、異次元の生命体、魔族の羽化・出現が頻発していた。

 そして遂にそれらを統べるモノ、魔王が誕生したとされ、近日魔王軍と呼ばれるモノが編成、

 世界の支配に乗り出したと、それの直近の直撃を受けるだろう、不連連名の長から知らされる。


 主人公は必然的に、決断と行動を余儀なくされていた、


 殺しとシリアスダークに彩られた、不定期ルート分岐連載、

 IFシナリオ多いに込みこみ形式、王道史実ほぼほぼ皆無の、物語的にわき道に逸れまくる事必死な、

 現実的な幻想箱庭世界での、闘争群像劇、本日から開幕。

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