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ある世界の英雄譚  作者: オルゴエール
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  序章                    ~遥か昔の戦争~  

この世界はみなさんの言葉で言うところの平行世界、魔法や怪獣、妖怪やドラゴン幻獣に魔界や魔王なとがいるけど科学力は今とそんなに変わらないそんな世界の3000年前の物語を少し語ろう……………




    ーーーーーーーーー




 「魔王様このままでは……」


魔王軍の戦況は良好ではなかった

六大将軍の内4人が封印され2人が殺された残る戦力も魔王と側近のみ

 

 「致し方あるまい」


玉座に深く腰掛けた魔王は、静かに立ち上がった。黒い外套が揺れ、空気が震える。かつて〈六大将軍〉が並び立っていた広間には、もはや側近の一人──唯一残った参謀・アズラだけが跪いていた。


 「魔王様……まさか、あの禁呪を?」


 アズラの問いに、魔王はゆっくりと頷いた。


 「このままでは我らの魔界は滅びる。人間の力は想定を超えている。

  残された道は……世界そのものを巻き込む、**大封鎖**を破壊し《偉大なる七大精霊》闇の神【ノクタレア】の復活のみだ」


 アズラは目を見開き震えた。

 大封鎖──それは魔界と人間界、霊界、妖界などすべての“世界の境界”に封印される【黒き神】を完全封印しその絶大なる魔力の恩恵を受ける究極の禁呪。


だが封印を解けば魔界は完全に隔絶し魔界で死んだ生物は「虚獣」となり成仏はできずあらゆる世界で意思なく漂いつづける


破壊に成功すれば戦争強制的に止まる。しかし、世界に存在するあらゆる魔力の流れが歪み、数千年単位で混沌が続くと伝わる


 「ですが魔王様、禁呪を発動すればあなたの魂は散り、二度と転生すらできなく……!」


 「構わぬ。敗北しすべてを失うくらいなら、この身を代償にしてでも未来を繋ぐ」


 魔王は歩き出した。崩れかけた玉座の間を抜け、古より封じられた祭壇へ向かう。


 その背を見送りながら、アズラは震える声で呟いた。


 「……必ず語り継ぎましょう、魔王様。

  あなたが最後に選んだ“世界の救い方”を」


   《破壊の権化(バクフォース)

   


    ーーーーーーーーー


 人間軍が魔王城へ踏み込んだ瞬間、世界は閃光に包まれた。


 空が裂け、大地が鳴動し、海は真紅の色へ染まる。

 世界の境界線が凍結し、魔力の流れが逆転。

 大陸全域に“永遠の鎖”が放たれた。


 人間も、魔人も、魔族も、妖魔も──

 その光の意味を理解できる者はいなかった。


 ただ一つだけはっきりしていたのは、


 この瞬間、【終わりの歴史】と呼ばれる最悪の時が終わりを迎えたことを

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