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第11話 前 頭脳

「考える時間が、欲しい」

「じゃあ、まず食事済ませようか」


こうして、私達はギルドでご飯を食べることにした。カイル兄さんとメイさんはメアリーと打ち解けようとしてるけれど、私だけが黙っていた。


何を考えてると言うと、どう説明すればいいのか…つまり、メアリーさんの実力を知りたい。


何というか、このパーティのリーダーはカイル兄さんだ、カイル兄さんはリーダーのに相応しい魅力がある。爽やかで、包容力があって、どんな人とでも仲良くなれて、人を惹きつける魅力的な人だ。けれど、もしメアリーさんの言った通りに、本当に一人で全部やつけられるのなら、メイさんが悔しく思いをしそう…


カイル兄さんに、なんというか、メイさんが、私とメアリー、どっちが残るとカイル兄さんに決めさせるような事態は避けたい。でもまあ、カイル兄さんならきっと上手くことを運べるはずだ、カイル兄さんは口がうまいからな、私と違って…

どんな時でも笑顔で、自身が溢れている。カリスマ性? カイル兄さんが持つ、私が持たないもの…


それはそうと、メアリーさんは昔のパーティメンバーを攻撃したらしい。メアリーさん、単体魔法を使えるはずなのに、わざわざ範囲魔法を使ったからよほど腹が立ったんでしょうね。まあ、気持ちは分からなくもないけれど…

カイル兄さんはメアリーさんの元メンバーのようなヘマはしないと思うけれど、万一に備えて、やはりああするしかないか…


問題はまだ一つ残ってる、どうやってメアリーさんと連携を取るかだ。もしメアリーさんは彼女が言うほどの実力の持主だったら、本当にメアリーさん一人でも大丈夫だと思う。けれど、それはあくまでも今のランクの話だ。私達はもっと上のランクを目指してる、だから、メアリーさんと連携を取らなくではいけない時が必ず来る。だから、私はメアリーさんの実力を把握しなければならない。でも、正直カイル兄さん以外の人と交流するのは苦手だ、母さんの顔が浮べるから…ちょっとだけなら大丈夫だと思うけれど、メアリーさんとフォーメーションや、前衛が下がって魔法を発動するタイミングや合言葉とか、色々話さなければならないからな。怒らせることはないとはちゃんと理解してるけれど、口が…うん、これもカイル兄さんに任せよう。


カイル兄さんはリーダーで私は頭脳、そう考えるのはちょっとおこがましいだったのかな? まあ、それはそうとして、今はまだ範囲魔法を使わせたくないので、やはり今が受けるべきのは…


「えーと、ひゃくそく、らんぶ? オオムカデ、ギラティネの、討伐、を受けよう」


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