序章 ありきたりの最悪の毎日
初めまして、ぴんくいちごです。
日本語下手と言われましたので、練習のために、小説書いてみようと思ってます。
不定期な更新になりますが、
気長く付き合っていただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。
今日もイライラする、梅雨の朝。
学校へはさすがに行きたくないと思ってるけど、色々と面倒くさいので、
重い足で駅へ向かう。
途中で水溜りで遊んでいた小学生に避けようとしたら、大きな水溜りに思い切り踏み込んでしまい、靴も靴下もずぶ濡れてしまった、のところまではまだよかった。
もう少しで発車する電車に乗ろうと走っていた数人にぶつかれて、
ホームに溜まってた汚れた水に倒れてしまった…
……あああ…
こんなクズみたいな世界、滅んでくれないかなぁ…
と昨日というか、今朝四時まで読んでいたラノベにいた主人公みたいな思考になってしまっても、別にいいよね?
そんな時。
「大丈夫?」
どこかの大手声優さん並のイケメン声が、
『まもなく、一番線に電車が参ります』とともに耳に入ってきた。
振り向いたら、
なんであの鷹嶺翔司がぁぁぁぁ?!
「立てる?」と言いながらアイツが手を差し込んでくる。
緊急事態発生、ここは逃げるしかないと思った。それしかない。そうしよう。
「いやぁ結構です来ないでくださいもう関わないでください拒否します」と一生懸命頭の中拒否する表現を言いながら、立ち上がっては、アイツから離れようと走り出した。
そしてなんか眩しい光の中宙に浮かんでしまった。
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私は白川絵美理、高二。
腐女子までは行かないかもしれないけど、思い切りのオタク、と心の友の智美たんにそう宣言されたことがあった。
まあ、女子なら誰でもイケメン見るのが好きでしょ?まだ若いうちは夢見ていたいでしょ?ね?
ついでになんか運が微妙に悪いので、少し現実逃避したくても誰にも責められないかな…と思ってる。
ならなんで絶好の乙女的なシチュなのにイケメンなアイツから逃げたって?
はぁ…
それは、
教室で携帯で乙女ゲームしてたら、ラブラブシチュで大満足して、
「もう、大好きすぎるよショウさまぁ(ゲームキャラね、ドSな王子様)♡」と呟きながら見上げたら、用事があって隣の生徒会役員に訪ねてきたアイツ(下の名前がショウシ)がいたよ…
あれからクラスメイトから変な眼差しで見られるようになって、学校行きづらくて、
でもそれだけで転校とか親が許してくれなさそうな上そもそも言えなくて…
そんな最悪の毎日だった。
そしてつい今日、なんか電車に跳ねられた、みたいなことになったみたい。
うん。
普通、もう死んじゃったかも、って思うよね…
設定などまだ研究中です。
サブタイトルどうなってしまうのか気になって仕方ありません。
頑張っていきたいと思います、よろしくお願いします!