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歌と詩

開口一番

作者: 風花 深雪


あなた今、嘘を吐いた

息するように 当然のように


僕から目を逸らさずに

にこにこ笑いながら


さぁみんな皆んな 嘘吐きだ

平気な顔で流暢りゅうちょう

空気 視線で人を殺す


ボクもきっとさ、君と同じなの




あいつには 近づくな

嘘吐かれ すぐ騙されるぞ


周りの人は避ける

腫れ物 陰でこそこそ


さぁみんな皆んな 集まれば

嘘は誰だ 突きつける

いいえ いいえ 手を振れば


誰だっていいのさ 自分でなければ




君か あなたでしょ ボクじゃない

お前 あんただろ 違います

仮面被って 嘘を吐いて

いち にの さん しで 指をさす




あぁバレたバレた 逃げなくちゃ

人をかき分け ひた走る

やだよ 違うよ 僕じゃない


捕まれた手に 引きずられて


罵声浴びて 貶されて

誰も僕を 信じない

濡れ衣なんだ あいつなんだ


なすりつけたら 後は知らんぷり




悪いこと したのはボク

吊るし上げられた人を見る

恨めしそうに 睨まれて


ボクは隠れて 嘲笑う






……君も少しは“そう”でしょう?

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