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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ヤンでる彼女のデレ日記

作者: 石原レノ

神よ……どうか私に営利と文書力を……

「ヤンでるでる彼女のデレ日記」

『3月9日晴れ。今日は真南斗君と五分だけ電話でお話をした。昔から変わらず優しいまな君は勉強に困っているようだった。今度家に行って勉強を教えてあげよう。

 明日は月曜日で2日間会えなかった真南斗君とやっと会える事が嬉しいという気持ちで胸が一杯になった』

 高校生になってから毎日書いている日記を閉じ、窓を見る。

 美山雛(みやまひな)は昔からの幼馴染みである碑妥真南斗(ひだまなと)の事が大好きだった。毎日毎日日記に真南斗と過ごした事を記すのが雛の日課だった。

「雛!ご飯よ!」

 机に座りボーッとしていると母から声がかかる。時計を見ると時間は7時を過ぎた頃で、晩御飯時だった。

 返事をし早々と階段を駆ける。

 雛は明日が楽しみで楽しみで、たまらなかった。




「おはよう。まな君!」

「雛か、おはよう」

 予鈴がなるまで十数分。学校につくなり雛は真南斗のもとに駆け寄る。雛の挨拶に真南斗は素っ気なく返事をした。

「元気ないね。どうしたの?」

 雛がそう問いかけると真南斗はふわぁとあくびをする。

「寝不足でさ。昨夜はちょっと夜更かししちゃってさ」

 真南斗の回答に雛は不安感を覚えた。

「夜更かしって何かしてたの?」

「電話してた。友達と」

 心臓の鼓動が速くなった。真南斗は友達と言っているがはたして誰なのか、雛は気になってしまう。

「それって・・・誰?」

 雛がそう問いかけると真南斗は一瞬顔をしかめた。その一瞬を雛は見逃さなかった。

「友達は友達だよ。雛には関係ないだろ。ほら、先生来たぞ。席戻った方が良いんじゃないか?」

 これ以上問いただしても仕方がないと思った私は真南斗のもとを後にして自分の席につく。

 学校はつまらないもの。でも真南斗が居るだけで一変し楽しいものになる。少なくとも雛は真南斗会うため以外に学校に来る理由はないと考えていた。それほどまでに真南斗が好きで、誰かが真南斗をたぶらかすようなことがあれば絶対に許さない・・。



「まな君帰ろ!」

 1日の課程が終わるやいなやすぐさま真南斗に駆け寄る。

「よし。帰るか」

 朝とは違いいつもの優しい真南斗で雛は顔が緩んでしまう。

「真南斗!帰ろうぜ!」

 後方から別の男子から声がかかる。思わず危機感を感じたが―

「ごめん。俺今日美山と帰るから」

「ったくまたかよ。羨ましいな美山さんと帰れてよ。美山さん!今度俺と帰ろうぜ!」

「え、いや、その・・・」

「止めてやれよ。困ってるだろ」

「へへっ。冗談だよ。じゃーな」

 真南斗は「おう」と言って教室から出ていく所まで見送った。雛は真南斗のこういう所が好きなのである。

「帰るか」

 雛の顔を見てニコッと笑う真南斗。真南斗は結構モテていて人気がある。雛も雛でその容姿からは多大な男子生徒に支持を受けていた。

「機嫌がいいな。何かあったの?」

 嬉しそうに鼻歌を歌う雛に真南斗が不思議そうに問いかける。雛は「別に~」となおも嬉しそうな顔をしていた。1日の中で1番この一時が楽しいと感じる雛は思った。


『3月10日曇り。朝は私に対して素っ気なくしていたけど、帰る時にはいつものまな君だった。1日の楽しみは今日も1番楽しかった。まぁ、まな君と一緒に居たり話したりするだけで私は幸せなんだけど。今日は気になる点が1つだけあった。まな君が夜更かしした理由が友達との電話だって言うから誰と電話したのか聞いたら顔をしかめて教えてくれなかった。もしこれがまな君をたぶらかす人だったら私は許さない。そう心に決めた瞬間だった。』

「ふぅ・・・」

 日課である日記を書き終えため息をつく。頭に浮かぶのは顔の分からない人物。一体どんな子が真南斗をたぶらかそうとしているのか。もといたぶらかしているのか頭に浮かべて考える。しかし本当に電話しただけなのだと自分が理解しようとしていた。いや、たぶらかされていると理解したくなかった。

「寝よう」

 考えることが辛くなり布団に潜り込む。

「まな君は裏切らないよね・・」

 そう心に呼び掛け無理矢理に気持ちを押し殺した。



「おはよ・・・あれ?」

 教室に着くなり真南斗を探すが姿が見られない。

「美山、おはよう」

 振り向くと昨日の男子生徒が挨拶をしてきた。

「・・・誰だっけ?あと、まな君は?」

 雛の発言に男子生徒はダメージを受けたような声を発する。

「うっ・・名前くらい覚えといてほしいな。天木(あまぎ)だよ。真南斗ならまだ来てないだけじゃないの?たまにはあるだろ」

「・・そうだよね」

 この日結局真南斗は学校に姿を現さなかった。



「今日まな君学校に来なかったんだよ?」

「あら珍しいね。真南斗君体調でも崩したのかしら」

 つまらない1日を過ごし自宅で母親と話す雛。内容はもちろん真南斗の事だった。

 雛の母親は雛が真南斗を好きな事を知っているので、小さな頃から相談に乗ってくれていた。

「はぁ。今日1日がとても長く感じられたよ」

「それは災難ね」

 笑みを浮かべながら話をする雛の母。雛の不満を聞くときはいつもこんな感じである。

「はぁ~あ」

 ため息ばかりの雛を母はただ優しい眼差しで見つめていた。


『3月11日曇り。今日はまな君が学校に来なかった。体調を崩していたらどうしようと1日ずっと心配だった。明日も休みだったら様子を見に行こう。今日1日がとても長く感じてつまらなかった。やっぱりまな君が居ないとつまんないや。明日はきっと来るよね?』



 次の日も真南斗は学校に来なかった。雛は心配になり真南斗の家に向かった。

 ピンポーン

 何度かチャイムを鳴らすと真南斗の母親が出てきた。

「あら雛ちゃん!真南斗のお見舞い?」

「はい。心配になって・・・」

「ありがとうね!雛ちゃんも来てくれるなんて思わなかったから散らかってるけど、上がって!」

 雛ちゃんもと言う発言に疑問を生じる。私以外に誰か来たのだろうか?雛はそう考えていた。そんな雛を気にすることもなく真南斗の母親は真南斗の部屋へと雛を案内した。

「真南斗!雛ちゃんが来てくれたわよ!」

 ノックもせずに堂々と部屋を開け入室する。

「雛か、ありがとう」

 真南斗は笑顔で雛をを迎えたがどこか元気がない。風邪と聞いていた雛は現状を見て真南斗の体調を凄く心配した。

「大丈夫?きつそうな顔してるけど・・」

 雛の問いかけに真南斗は元気のない声で答えた。

「熱がなかなか下がらなくてさ。ただの風邪なんだけどね・・・」

「寝てなよ!無茶すると悪くするよ?」

 慌てた様子で体を起こした真南斗を寝かす雛。ふと床に何か落ちていることに気がつく。

「・・・・・・」

 長い茶色の髪の毛のようなそれは真南斗の母の頭髪ではない。先程真南斗の母は先客が居たような話し方をしていた。それで察しがついた。真南斗の見舞いに雛より先に来た者がいたと。それも女性・・・

「まな君・・・誰か居たの?」

 恐れを含めた声で真南斗に問いかける。雛の言葉を聞いて真南斗は表情を強ばらせる。

「そうだな・・神谷が来たよ」

 神谷という名前は聞き覚えがあった。神谷水李(かみやみずり)。雛や真南斗と同じクラスで結構モテていた。噂で真南斗の事が好きと聞いて以来雛は警戒し続けていた。

 その水李が来ていたということは・・・雛は手を握りわなわなと震わせていた。

「雛?」

 険しい表情を露にし震えている雛を見て心配そうに語りかける真南斗。

 真南斗の発言によりはっといつもの雛に戻る。

「ご、ごめん。私帰るね?用事思い出しちゃった」

 即座に立ち上がり早々と部屋を出ていく雛。真南斗は「おう・・・」としか言えなかった。


『3月12日雨。まな君が心配になってお見舞いに行った。体調はあまりよくないみたいでまだ熱があるようだった。明日は来てほしいなぁ・・・。私の前に神谷さんがお見舞いに来てたみたい。神谷さん、まな君の事好きなのかな?もしかしたらまな君が遅くまで電話していたのって神谷さんなのかな・・・。でも私の方が絶対にまな君を好きな気持ちは負けない。絶対に。私はいつでもまな君の事を考えているんだからね?』

 水李が真南斗の事を好きなのか、真南斗は水李の事を好きなのか雛はそんなことを家に帰りついてからずっと考えていた。前者の場合真南斗が水李の事を好きでない限りどうにかなるのだが、もし万が一後者だった場合―

『私は殺してでも自分の物にするからね♪』

 この時雛の何かが壊れたような気がしたが本人はそれが何なのか気づかなかった。


「おはよう。あっ!まな君!治ったんだ!」

 次の日登校すると教室には真南斗の姿があった。つまらなかった学校生活が一気に楽しいものになる。

「おう。おかげさまでな」

 喜びに満ち溢れ真南斗に駆け寄ろうとすると、水李が真南斗に近寄っていく姿が見られた。

 雛の表情が曇る。

「おはよう真南斗君。体調はもう大丈夫なの?」

 雛を見ていた真南斗の視線が水李に切り替わる。雛は徐々に速度を落とし、足を止めた。

「まあね。昨日はお見舞い来てくれてありがとう」

「良いよ。心配だったんだし。じゃあ私は席に戻るから」

 言いたいことだけ告げて席に戻る水李を雛はただ見ているだけだった。ゆっくりと真南斗に近づく。

「神谷さんと最近話すの?」

「んー、まぁ最近は良く話すかな」

 真南斗の回答に雛は不安感を覚えた。いまだかつてないほどの・・・。



「神谷さん」

 午前までの課程が終わり気になる水李のもとへ向かう雛。

 水李は雛に気がつくと笑みを浮かべて雛を見つめていた。

「どうしたの雛ちゃん。私に何か用?」

「神谷さんって・・・まな君の事好きなの?」

 雛の唐突かつ予想だにしない質問に思わず口籠ってしまう水李を雛は見逃さなかった。

「・・・そうかも・・・」

「えっ?」

 か細い声で発言する水李。

「な、何でもない!別に好きじゃないよ!最近よく話すってだけだから」

「そっか・・・。ごめんねこんな質問いきなりして」

 早々と去っていく雛を水李はただぼうっと見ていたのだった。


『3月13日晴れ。二日ぶりにまな君が学校に来た!やっぱりまな君がいるとつまらない1日も楽しかったなぁ。最近まな君が傍に居ないといつもつまらなく感じちゃう。そういえば今日神谷さんにまな君が好きなのか聞いたら小さい声でそうかもって言ってた。神谷さんは私が聞こえてないと思ってるみたいだけと私にはしっかり聞こえてるんだよ♪まな君に最近まとわりついてるのが神谷さんっていうこともこれで確定した。でもまな君もまな君だよね。私以外の女の子にすぐにたぶらかされるんだもん。いっそのこと私の物にしてしまおうか。そうすれば毎日一秒一時一瞬いつも楽しいよね?』

 真南斗の存在が頭に入りきらないほどに浮かぶ。最近真南斗がいないといつもつまらない。

「はぁ・・・まな君」

 一瞬でも傍にいないと不安になるそんな衝動に駆られ欲求不満になる自分が愛しい。真南斗の顔、体、手足、仕草、全てが愛おしいあの女に取られるものならいっそ自分の物にしてしまおう。

「その前にあの女が邪魔だよね♪」



「おはよ・・・雛ちゃん?」

「おはよう神谷さん。今日は早いんだね」いつもなら誰も来ていないはずの時間に雛の姿を見た水李。いつもと違う雛の違和感と誰もいないと気づいた教室に気付き不安感を覚えた。

「今日は早いんだね。何かあるの?」

「えへへ。そうなんだ。ちょっと神谷さんに用があってね♪」

 するとにゆっくりと歩み寄ってくる雛を見て後退りしてしまう水李。

 歩く速度は雛の方が速く雛の顔が水李の耳元へと動く。

「まな君をたぶらかしたら・・・許さないから♪」

 ゆっくりと顔を離すといつものようにニコニコと笑っている雛がそこにいた。

 恐怖のあまりその場にしりもちをついてしまう。そんな水李を雛はなおもニコニコしながら見つめていた。

「あれ?神谷どうしたの?」

 驚きながら後ろを振り向くと真南斗の姿があった。

「あ、まな君だ!おはよう♪」

 いつものように真南斗に接している雛。一体さっきの光景は何だったのだろうか。恐怖で動揺していまう。

「なんかあったの?」

「あ、その、」

「神谷さん貧血みたいなんだよ。大丈夫?」

 水李が状況を説明しようとするとそれを遮るように雛が私を心配する。その心配すら今の水李にとっては恐怖である。

「そっか。ほら」

 真南斗に差し伸べられた手をとり。立ち上がる水李。ふと視線を雛に向ける。

「っ!」

 雛の目は殺気を秘めていた。思わずバランスを崩し再び倒れてしまう。

「ほんとに大丈夫か?保健室行ってこいよ」

「・・・そうする」

 寒気とだるさが体を襲い体調の悪さを実感する。

「連れていってやるよ。捕まって」

 真南斗に捕まり水李は保健室に向かった。

「・・・やっぱり」

 去っていく真南斗と水李の姿を光を含んでいない目でただ静かに見つめていた。



『3月14日曇り。絶対に許さない。あの女はまな君をいつまでもたぶらかすんだ。私も我慢の限界だ。思えばあの女が遅くまで電話をしなければまな君は体調を崩すこともなかったはずだ。そうだ。すべてあいつが悪い。絶対に許さない。まな君もまな君だよね。あんな女に構うなんて、私はいつもまな君の事を思っているのに。いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも忘れたことなんて・・・』

「ないのに・・・」



「ハァ・・・ハァ・・・」

 結局一日中雛の言葉が頭を過り寒気が無くなることはなかった。熱があるのか体が熱っぽく思考能力も低下しているようだ。

『許さないから♪』

「っ!?」

 あの言葉と雛の顔を思い出す度に言葉に出来ないほどの恐怖感と不安感が水李を襲う。

「ハァ・・・ハァァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 唐突な安心感に覆われた水李だった。



「今日はありがとう真南斗君」

 休日。水李に呼び出され買い物に来ていた真南斗は実家の前で水李と別れた。

「ただいま」

 返答がない。確か今日は両親とも休みだったはずだ。

 不審に思いながら家の中を探す。

「まな君・・・」

「っ!?」

 不意に呼び掛けられ振り返ると雛が立ってこちらを見ていた。

 安堵のため息をつきこの現状を問いかける。

「いたのか。母さんは?」

「・・・」

 笑顔のまま沈黙している雛はどこか光を帯びていない目をしながら問いかけてきた。

「どこ行ってたの?」

「どこでも良いだろ?それより母さんは?父さんは?」

 真南斗の問いかけに雛は答える素振りもなくなおも不気味な笑顔を浮かべている。

「どこ行ってたの?」

「・・・買い物だよ買い物」

 真南斗の回答に雛は不気味な笑顔を浮かべていた表情を一変させて真剣な表情にする。

「誰と?」

「・・・友達だよ」

 今の雛は危ない。俺は本能で危険を察知した。いや察知出来るほどの殺気を雛は発していた。

「へぇ、神谷さんは友達なんだ」

「っ!?お前何でそれを―」

「違うの?」

 雛の問いかけに俺はこれ以上にない恐怖感に覆われた。

「そう・・・だな」

「良かった♪やっぱりそうだったんだね」

 さっきまでの殺気をなくし今度はいつものような笑みを浮かべている。

「まな君私ね、まな君の事好きなんだ♪だから―」

「なっ・・・」

 衝撃的な発言をしたかと思うと唐突に抱きついてくる雛。真南斗は抱きつかれたまま身動きをとることが出来なかった。

 雛の顔が真南斗の顔の目の前で止まる。

「ずっと一緒に居ようね♪」

 唇と唇が触れようとしたその時鈍い音と共に強烈な刺激を背中に感じる。思考が停止し目の前の現実を理解できない。その場に膝をつき仰向きに倒れる。

 視界に広がる映像は包丁を持った雛の姿だけ・・・。

「ひ・・・な・・・」

「まな君が悪いんだよ。私以外の女の子とイチャイチャしてるからさ。私、ずっと好きだったのに。ずっとまな君の事考えてたのに。忘れた時なんてなかったのに。でもこれでずっと一緒だね♪やっと、やっと二人一緒になれるんだよ。誰も私達を邪魔しない。ううん。邪魔なんてさせないから」

「う・・・あ・・・」

 真南斗の意識は遠く深くなっていった。雛は笑みを絶やさず意識のない真南斗にくっついた。

「ふふ・・・はははははははは」

 ピンポーン

 チャイムが鳴り響き無言のまま起き上がり玄関へと向かう。

「ここで何してるの?」

「あなたこそ、何でここにいるの?」

「ふふっ丁度良かった。あなたも一緒に行けるなんて、これで平等だね♪」

「っ!?」

「あははははは痛い?ねぇねぇ今どんな気持ち?痛い?苦しい?ねぇねぇ?あははははは」

「が・・・あ・・・あ」

「苦しいよね?苦しいよね?楽しいはずないもんね?あははははは。安心してよ私は楽しみながらあなたのもとに行くから。あの人と一緒にね♪」


『3月15日雨。今日皆一緒になった。ここは争いもなくて平和で、楽しいところ。皆いつまでも一緒だよ?』

「皆、ずっといつまでもいつまでも一緒・・・・・・・・・・・・」

 降りだした豪雨の中、三人はひとつ屋根の下永遠に一緒になった。


『今日未明。福岡県北九州市で殺人事件が起きました。犯人は既に息を引き取っており殺人を犯した後自殺したと考えられます。なお、死者は五人で身元を碑妥正樹さん50歳。碑妥冷夏さん45歳。そして地元の高校生と見られる碑妥真南斗さん17歳。美山雛さん17歳。神谷水李さん17歳です。警察はこの女子生徒2人が刃物を持っていることからこの3人に何かしらトラブルがありその経緯で碑妥さん夫婦を殺人した後真南斗さんを殺害。そして自殺したと見て捜査を続けていくようです。それでは次のニュースです。この地初めての夏日和―」


皆様こんにちは!石原レノです!

今回はヤンデレがメインで書いてみました!実際私はヤンデレ結構好きなんです。だからこの作品を書いている中ニヤニヤしたり試行錯誤したりしてました!

どうしたらリアルに狂ったぶりを出せるか、痛み、全てを注ぎ込んだような作品です。あ、私は別に狂ってませんよ?ほんとですよ!?

まだまだこれから短編作品を投稿する予定です。連載作品と違い投稿頻度は曖昧ですが、投稿したら是非見てってください!それでは読者の皆様に深い感謝を込めて!

~追記~

ちなみに5月6日は私の誕生日です。はい

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― 新着の感想 ―
[一言] 大変遅くなりましたが読ませていただきました! 想いを拗らせてしまった人は怖いなと思いました。 最後のニュースで「え!?」となってしまいました…色々考えてしまいますね。 これからも執筆頑張って…
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