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新撰組はここから始まり後編

第一話・新撰組はここから始まり後編


〜試衛館・客間〜


成美「お茶です」

土方「あぁー悪いな」

成美「・・・」

土方「・・・」

ダッダッダッダ

?「失礼します!!成美さん」

成美「あら、どうしたの?」

?「近藤さんがお呼びです」

成美「近藤さんが?わかったわすぐに行く・・・あ、挨拶しときなさいよぉー」

タッタッタ

?「はじめまして、沖田総司と申します」

土方「あぁーよろしくな、俺は土方歳三だ」

沖田「土方様ですねよろしくお願いします」

土方「おいおい、そんな、様なんてつけなくていいよ」

沖田「では土方さんで」

土方「別に呼び捨てでいいよ」

沖田「そういうわけにはいきませんので」

ガラッ

近藤「おぉーさっそく仲良くなったか総司」

沖田「はい!!」

近藤「でなぁートシ、ちょっと話したいことがあるんだが・・・」

土方「なんだい?」

近藤「この試衛館に入門しないか?」

土方「え!?」

沖田「近藤さん!!それはいきなり過ぎじゃないですか?」

近藤「いや、さっきな俺と成美くんと話したんだが成美くんもぜひ入ってもらいたいと」

土方「・・・二、三日考えさせてくれ・・・」

近藤「わかった」

土方「じゃあ今日はこれで・・・」

近藤「じっくり考えてくれ、総司!トシを玄関まで」

沖田「はい!」

〜成美の部屋〜

近藤「成美くんいるか?」

成美「近藤さんですか?どうぞ入ってください」

近藤「失礼するよ」

成美「あのー・・・土方さんは?」

近藤「あぁートシならさっき帰ったよ、入門のことは二、三日考えさせてくれだとさ」

成美「そうですか・・・」

近藤「きっとトシのことだから入ってくれるだろう」

成美「入んなかったらどうするんですか?」

近藤「勝手に入門させる」

成美「結局強制でも入門させるんですね」

近藤「まぁそうなるな」

成美「よっぽど土方さんが大好きなのですね」

近藤「そうだなぁ好きだな」

成美「アハハハ」

近藤「ハハハハハ」


三日後


土方「近藤さんいるか?」

成美「あら、土方さん、近藤さんなら部屋にいるわよ」

土方「そうか・・・じゃあ近藤さんの部屋に行くな」

成美(きっと入門の話だな・・・)

〜1時間後〜

近藤「成美くんちょっといいか?」

成美「はい?」

〜近藤の部屋〜

成美「何でしょうか?」

近藤「実はなトシがこの試衛館に入門することになった」

成美「本当ですか!!」

近藤「あぁー明日からトシが商売を終えた後に来るそうだ」

成美「明日早速練習試合してもいいですか?」

近藤「いいがトシは強いぞ」

成美「私がそんなに弱いとでも?」

近藤「いやいや、そんなことは言ってないだろ、何せよ、あの総司にも勝ったんだから」

沖田「近藤さん、今度は勝ちますからね」

近藤「総司聞いてたのか!?」

成美「総司、盗み聞きはダメだよ」

沖田「僕はただ通りかかっただけですのでー」

近藤「タクッー総司のやつめー」

成美「明日が怖いw」

近藤「殺されそうになったら俺が止めるから」

成美「殺されそうになる前に止めてください」

近藤「わかってるわかってるw」

弟子「失礼します、近藤さんお客様です」

近藤「おぉーそうかわかった、じゃあ成美くんまたな」

成美「はい」

成美(そうか土方さんが明日から・・・)

ここからが新撰組の始まり

始まりといっても土方と成美の出会いのお話


第一話完

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