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〜ありがとう〜  作者: 510
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第四話:再び!!そして…

 4人でファミレスに飯を食いに行ってから、数日が経った。

俺は、あれから特に変わったこともなく日々仕事に励んでいた。


「あき〜仕事お疲れ」


仕事が終わり、着替え、タイムカードを押して車に乗ろうとしたら、幸に声を掛けられた。


「おぉ〜。幸もお疲れさん」


「ホント疲れたよ…(笑)ねぇねぇ!これからご飯食べに行かない??」


「いいけど、誰と食いに行くんだ??」


俺はタバコに火を付けながら幸に聞いた。


「それは秘密!行ってからのお楽しみってことで。」


「?…まぁいいか。」


というわけで、幸の車に案内されながら俺はレストランに向かった。


「…ここは…」


付いたレストランは前、俺と浩一と春樹と凛花で飯を食ったファミレスだった。。。


「どうかしたの??」


幸が首を傾げながら聞いた。


「いや…別になんでもない」


隠す必要はなかったがとっさの反応(?)で言わなかった。


「?。それじゃはいろっか!」


幸の話によると、もう一緒に食べる子はファミレスに来ているらしい。

レストランに入り、幸の後ろに付いていく。


「おまたせぇ〜。」


どうやら、幸の言っていた友達の席に付いたらしい。

しかし、俺は席に座っていた2人の女子の内の一人に見覚えがあった。。。


「あれぇ??旭君!!」


「あ…。どうもです。」


そこに座っていたのはまぎれもなく凛花だった。


「あれぇ??2人とも知り合い??」


幸が興味津々に聞いてきた。。。


「あぁ…ちょっとね…」


「なにそれぇ??」


「2人だけの秘密かな(笑)」


凛花ちゃんが笑いながら言った。

(やっぱ可愛いなぁ〜)

とか思っていた。


「ていうか私は放置ですか??」


凛花の隣に座っていた子が冗談半分で言った。


「ごめん!!紹介するね。私の親友の前田綾ちゃん」


「はじまして。前田綾です。」


前田綾。メガネを掛けていて髪はパーマをかけている。

見た目はとても『優等生』って感じの子ってのが前田綾の第一印象だった。


「どうもです!宍戸 旭っす!」


…とまぁ挨拶は軽く終わらせ俺達は飯を食った。

しかし、男は俺1人、他3人女って言うのは正直緊張もんだ。

しかも、3人とも美人だ。(まぁ、幸は美人かは謎だが(笑))

その後は、また前と一緒で3時間ぐらいファミレスで話をしていた。

話の中で俺は、


「……ていうか幸と凛花さんはどこで知り合ったの??」


俺が一番気になっていたことを聞いた。


「それは、秘密!!(笑)」


3人は笑いながら言った。

(かなり気になるんですけど…)

ホントに何処で知り合ったのか謎だ。

幸と凛花さんは住んでいるところも、中学も高校も違う。

まったくといって接点がない。

しかしながら女の子はスゴイと感じる。どこに知り合いがいるのか分からない。

まったく恐ろしい限りだ。



そして、ファミレスを出て帰るとき、


「ねぇ。旭くん??メアド教えてよ!」


凛花に言われた。俺が聞こうと思っていたのに向こうから聞いてくるなんて、

俺は一瞬フリーズしたが、平然を装い、


「いいよ!!交換しよまい!」


そして、交換!!(やったぁ〜!!!!!)心のなかで叫んだ。

その後に綾さんとも交換。

めっちゃ嬉しかった。


「それじゃぁまたね!!」


別れの挨拶をして俺は家に帰った。

家に帰って、携帯を見てみる。メールが2通届いていた。

1通目は綾さん。


「今日はありがとね〜。(以下省略)」←簡単言えば食事のお礼。


綾さんには悪いが簡単にメール送って、2通目を見てみる。と、凛花だった。


「凛花です。この前と今日はありがとうございました。旭君と話せて楽しかったです。(笑)

 また暇な時にメールして下さい。それではお休みなさい。」


みたいな感じのメールだった。俺は一人部屋で「よっしゃぁ〜!!!」と叫んでいた。

その後は、凛花とメールをしている間にまたいつの間にか眠ってしまっていた…。。。




ーーー君からの初めてのメールは今はもう残っていないよ。

   君とは数え切れないほどのメールをしたね。

   君があんな事になるなら君とのやり取りのメールを残しておけば良かったと今後悔して   いるよ。あの時初めて君からメールが来た時ホントに嬉しかったよ。

   君は僕のメールを見てどう思った??どう感じた??教えてくれ……。。。









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