少女が消えた。
結局、それから先には何も話せる状況ではなく夕方帰ってきた婆ちゃんと入れ替わるように、
俺は家を出て行った。
そこから、数日間俺は婆ちゃんちには行けなくなった。香西朋華が怖かったのだ。
あいつは人間が作った人形で、改造人間で、約1万2千人の上にいる唯一の成功品……。
そんな奴と一緒にいて何か感情を抱かずにいるのはまず、俺には不可能だ。
本来なら、もう二度と会いたくないと思っていたのだが、俺はそうすることが出来なくなった。
その日。朝から部屋中に電話の音が響き渡っていた。何事かと思い目を覚まし、電話に出ると
婆ちゃんの声だった。
「もしもし、タカチャン!?」
「ん……。婆ちゃん? はよぉ~。どうしたの? こんな朝っぱらからさぁ~」
「どうしよう、あの子がいなくなっちゃったんだよ」
「ん? なに。ミーちゃん? それならちょっと前に死んだでしょ?」
「違うんだよ! あのー、数日前にうちに来た……なんて、名前だったっけね~
兎に角、その子が消えちゃったんだよ!!」
「!!!」
その時、半分寝た状態だったので婆ちゃんの話を聞いてはいなかったが、
その瞬間一気に目が覚めるような感覚だった。
「どうしよう……警察に連絡するべきだよね?」
「ば、婆ちゃん。大丈夫だよ。あいつなら散歩に出かけただけだって。平気。
俺が捜しておくから婆ちゃんは家で待ってて」
「……わかったよ。待ってるからね」
そこで、電話は途切れた。俺は急いで服を着換え出した。
この辺で、あいつが出かけた場所など、俺が知る由もなく街中を探し回った。
商店街、児童公園、博物館……さまざまな場所を探したが、見つからなかった。
日も傾き始め、諦めていた。その時、あいつが森の奥へと向かう様子を見た。
俺はあわててそのあとを追った。
あんな森に何をしに行くのこと思っていたら、突然香西朋華は止まった。
気付かれぬように300m程距離をとって、いたのだが、気づかれたのだろうか?
そう思ったが、香西朋華は一向に後ろを見るそぶりは見せなかった。
だが、止まってから数分が経った時。
白衣を着た3人と、軍部にいそうな黒人男性数十人が香西朋華の前に現れ、話をしだした。
白衣を着た眼鏡の七三わけの人が香西朋華に何本ものコードを取り付けていた。
もう一人の、わりと好青年な雰囲気の兄さんはパソコンをいじりだし、
若干ウェーブのかかった長い髪をした30代後半くらいのお姉さんは仁王立ちをしているだけだった。
そして、コードの取り付けが終わった瞬間。3人はかなりの距離をとった。
ここから、地獄の幕開けだった。
こんにちはっ☆妹明ですヽ(>▽<)ノ
大分話が飛んだような気もしないような、するような~
まぁ、それを気にしたってどうしようもないんですけどw
でも気になる部分は多々ありますでしょ?w
3人は一体誰なのか、香西朋華は何故突然姿を消しこんな所に来たのか~!
みたいな感じの、ないですか?w
どうせ、すぐ続きやっちゃうからあんま煽っても意味ないですか?w
それなら、しゃーない(オイッ!!
まぁ、すぐにはやりますが続きも楽しみにしてください♪
お願いしますm(_ _)m