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王の呟き
「また、ギィが暴走して騒ぎを起こしたようだ」
無理がたたり、体調があまり良くないボードワン4世は辛そうに咳込み、息を吐きだしている。
「陛下!」摂政のレーモン公
「陛下…ボードワン四世陛下、大丈夫ですか?」
シオンも心配そうにして、王の身体を支えた
「つぅ!」身体の痛みに声を上げる
「痛み止めを…私がいたしますのでレーモン公様」
シオン
「ギィも…最近ではギィに感化された者達が…」
「王宮の騎士に、テンプル騎士団もギィに同調する騎士も」呟くように病の王は嘆く
ただ、廻りの側近、シオンは
今は身体を支える事しか出来なかった




