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始まり
聖地、エルサレムの王国
「吟遊詩人の私めが王子様にご所望の本の数々を
捧げます」黒髪の吟遊詩人シオンが微笑して
まだ幼い子供、少年に数冊の本を手渡す
「良く手に入ったね!それも数冊も」
満面の笑みに喜ぶ声が上がる
「喜んで頂き嬉しいです ボードワン王子さま」
ラテン語で書かれた本、まだ手書き出書き写す本は
貴重、そして異国の言葉さえ簡単に理解して
勉学にも剣の練習もかかさない 乗馬も得意
フランス、フランク王国から聖地エルサレムに来た
家系の王子 恵まれた綺麗な面立ちに穏やかな気質
皆、誰しも 困難な場所に位置する王国を守護する王に相応しい 賢王として期待をしていたが
だか、この時代はまだ治療の術もない 今の時代なら可能だが
悪夢のような酷い病が、、
そして敵には英雄サラディンが出現しょうとしていた




