2/2
二話 召喚➀
[なんか知らない子が居る。]
(あれ?俺、部屋にいたよな…?)
気がついたら俺は何もない空間に少女と二人でいた。
「あなたが勇者、月影陽弥ですね?」
(月影陽弥…?誰だ?)
「私は水の女神アスティア。
あなたを召喚したものです。」
アスティアという女神はぼう然とする俺の前で話し始めた。
『あの…』
「はい、なんですか?」
女神は澄んだ瞳で聞いてきた。
うっ…言いづらい。
『俺…その人じゃないです。』
「え?」
『え?』
女神は、指を口元にあてながらなにか考えているようだった。
しばらく考えてあと、
『ちょっと待ってね。』
そう言いうとなにか後ろでやり始めた。




