第8話
約15分後〜
ガチャ! 〜バタン!
ソロ〜リ ソロ〜リ
バタバタッ バタバタッ
ジャー! ジャー!
カチャ! カチャ!
トントントン! ザクザク!
ジュ〜! ジュ〜!
ん?何してるかって?ん〜…物音ごとに順番に述べると
帰ってくる。足音立てずにリビングまで行く。上の階まで行ってパジャマセットして
リビングまで帰ってくる。具材とかまな板とか包丁用意する。先にお皿用意する。
肉、野菜を切る。焼く。まあ後は皿に乗せて漬物でも出してテーブルに並べて完成!
て感じだな!並べるか…
「お風呂貸していただいてありがとうございました!
あ!いい匂いですね!」
「いえいえ、ご飯を作りました
一緒に食べましょうか」
「はい!ありがとうございます!」
…なんかこいつ元気になってないか?
なんんでだろ…ま、いっか!元気なのはいい事だしな
「ほら、座ってください」
もう俺は座っているがな
「はい!じゃあ…」
「「いただきます!」」
食べ終わり……女の子の食事は見せられないよ!
「「ごちそうさまでした!」」
「さあ、私は片づけがあるので歯磨きに行ってきてください」
「あ!手伝いますよ」
ふむ…確かに一人だとめんどいしな
お言葉に甘えてしまうか…
「じゃあお願いします
洗った食器を拭いてもらうだけでいいので」
「分かりました!」
5分後〜
「終わりましたね!
あ、そうだ!一緒に歯磨きしませんか!」
「はい、良いですよ」
5分後〜
「一緒に寝ませんか!」
…こいつ、何があったんだよ
めっちゃついてくるじゃん…
もしかして友達が居ないとか
ふむ、いや待てよ…
俺は今女、そして変な感じで会った同性…なるほど…こいつは今友達作りを
しているのか!…ならば俺はそれに乗って友達になってあげるのみ!
夏菜!友達になってあげるとも!
…まあ頑張っているようだし、向こうから申請してくるまで俺は何もしないほうがいいのか……ん?いや、俺から友達になりに行った方が良いのか?
…………
よし!普通に接するぞ!
「良いですよ
あ、寝室どこにあるかわかりますか?案内しますよ」
「お願いします!」
まあ何回かこいつうちに泊まりに来たことあるからどこにあるか知ってると思うけど
美紅はそんな事知らない設定だしな
…設定矛盾とか無いよね?
バレたときの事考えると怖くなってきた。
本人ですって弁明したら殺される未来しか見えない…
バレませんように…!
「こっちです」
あっはい。
二階移動〜
「…蛍と同じ
部屋なんですね」
「はい。兄の母さまから
ここが寂しいからここを使ってとすすめられたので、まあ強制ではありませんけど…」
「ふ〜ん、ん?ん?んんん〜?
え?へ?あに?え⁉︎妹なの⁉︎美紅さん⁉︎その髪で⁉︎」
あ、やべ…
さりげなく妹にしようと思ってたら俺銀髪だった…ま、まあ複雑な関係ということにしよう…バレねぇだろ
「えぇ、まあ、複雑な感じで…あまり聞かないでもらえると嬉しいです…」
秘技!困り顔!
これをされた相手はこれ以上聞けなくなる!卑怯な技なのだ!
「あ…すいません…」
…おい
反省してる顔やめろ…悪いことした気分になる。
「じゃあもう寝てしまいますか
少し早いですけど」
「あ…はい、分かりました」
う〜ん、微妙な空気だなぁ
ま、いっか!明日の俺に任せよう!
「電気消しますよ〜」
「はい、大丈夫です!」
パチッ
う〜む暗い
豆電くらいはつけておくか
そういえばこいつと寝るの久しぶりだなぁ…ねみぃ…おやすみくらいはいっておくか……………zzz
「〜〜」
「あれ?もう寝ちゃった?」
「〜〜」
「………ふふっ可愛い…懐かしいな…」
見てくれてありがとうございます!




