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閑話②の閑話②

総合PV数50.000突破!やったね!



はい。それではどうぞ。


……作者は遊園地ね、人生で一回しか行ったことないです。しかもちっちゃい頃のやつ。

なんか変なところあるかもしれませんが、お許しくださいボ○ガ博士!



…………ハッ!



ぼーっとする脳が考えるのをやめたからか、覚醒する。

そして目覚めた自分の目に入ってくる光景は遊園地内の飲食店、今いるその席のテーブルと食べ終わった皿。

そして口が二つあるハートのストローが刺さったグラスに、頬がくっつきそうなほどガチ恋距離の西蓮の整った顔。


おっと、なにやら現実逃避するためにどうしてこうなっているのか、という過去の回想をしてしまっていたぜ(的確な現状把握)


「おいしーね?」


「そ、うですね。あ、あの…距離感近くないですか?」


「んー?女の友達の距離感なんて大体こんな感じだよー?多分」


そんなわけARUKA☆

友達と肩組んだり熱い抱擁をする熱い男だったとしてもだよ?

普段から頬がつきそうなほど距離感近い奴なんかいないよ?

それとも俺がおかしいのか?

こ、怖いぞ…!無知怖い!



「それとも……嫌?」



「滅相もありませんどうぞ」


首を小さく傾げ、もはやキスできるのではと思うほどの距離で顔を覗き込んでくる西蓮。


いややめてくださいほんと。

惚れてまうやろ!わざとか!ワザとなんか!?

クソッ!あざと可愛い……ンン"!!


まあそんな言い方されてしまっては断れるはずもありません。

ええ、いや別にもっと近づいてほしいとかではありませんが。

はい。いや断じてそんな事はこれっぽっちもありませんけど。

誤解なきようにね。申しときますけどね。



「やったー!」


そう小さくガッツポーズした後、肩をくっつけて頬をぴったりつけてくる。

蛍の手の甲に手を乗せ、もう片方の手でストローの口を摘み、グラスに入ったメロンソーダをちゅーっと吸う。

そんな西蓮の表情は満面の笑みだ。


「ひゃっ!?あわわわ!」


そして、そんな恋人同士がやりそうなスキンシップをされた蛍は、一昔前のヒロインのようなリアクションをとりながら、体は大人しく肩を貸し続ける。

そんな蛍の表情は恥ずかしげで顔真っ赤だ。




〜〜〜ダイジェスト〜〜〜





ガァァァァァ!!!!


「わーーー!!!!???」


ガバッ!


「あはは! よしよし怖いねー? 距離感うんぬんはどこいったの?」


「全然怖くなさそうですね!??」


バンバンバン!!


「ひゃあ!?」


「美紅ちゃんが可愛いからそっちにしか目がいかないよー」


「なんで口説いてるんですか!?」


ゔぉおおおアア!!!


「あわーーー!!??」


「あははは!あっ、脇はくすぐったいよぉ」








「このワーってするヤツってなんて名前でしたっけ?初めて乗るんですけど」


「んーーと……スターなんちゃらって名前だったかな?まあ空中ブランコのほうがよく聞く方だね」


「なるほど……おおー上がりますねー……あれ、思ったよりたかい…?」


「まわるよー」


「あ、これすごい遠くまでみえェェェェ!?」


「わーい!」


「え、遠心力ががが!!??」


「わー……わあ、涙目も可愛いわ」


「なんで私ばっかり見てるんですか!!」


「だって可愛い……」


「わぁああああ!!」


「うん、可愛い」








「まあ遊園地といえば、ですよね」


「ジェットコースターまであるわよね」


「ええ、ふぅ……絶叫アトラクションって楽しいですけど、乗ってる最中は恐怖の方が大きいですから……疲れますね」


「あらら、ジェットコースター終わったら少し休もっか?」



ゴッゴッゴッゴ……



「そうですね……あっそうだ!もう結構いい時間ですし観覧車乗りましょう観覧車!乗った事ないんですよね〜」


「おっけー。さーて来るよー?」


ゴッゴ……ゴォォォォォォオ!!!!


「あっはっは!!もう絶叫アトラクションは慣れましたから楽なもんですよ!」


「おおー!それじゃあ……手、あげよっか?」


ガシッ!


「……へ?わぁぁぁぁ!!??あくまーー!!」


「あはははは!」









「おおー!夕焼けがきれーに見えますねー!」


観覧車に乗り、そのまま待つだけでは暇なので西蓮と今日の思い出を語り合う事数分。


蛍と西蓮が乗るワゴンは頂点につき、窓から見える景色は綺麗な茜色に染まっている。


「うんうん。綺麗だね」


「ほら!あそこの湖とか紅くなっててめちゃくちゃ綺麗ですよ!」


人生初めての観覧車に蛍は大はしゃぎである。

その本当に子供のような笑顔は、茜色の夕焼けで少し赤らんでいるように見え、心底興奮して楽しんでいる様が、とても保護欲掻き立てられる。

それは西蓮であっても例外ではない。



それだけに西蓮は一つ、不可解な事があった。


(なぜこの子は……)


自殺しようと、思ったのか。





そう思うと、目の前の子供のような蛍の笑顔がとても儚いもののように感じる。


この子が、こんなに明るく笑える子が、自殺しようとした。いや、自殺した。


西蓮は、そう考えるだけで胸が締め付けられるように感じた。



「ほ〜ら〜!見てくださいってば〜〜!」


「あはは、ちゃんと見てるよ〜!」



ううん、今はそんなことは考えず、素直に楽しもう。

この子だって、今をこんなに楽しんでる。

それなら、今はそれで良いじゃないか。



そう考え、


「まっ!美紅ちゃん……蛍くんも綺麗だけど!」


そう言って立ち上がり、蛍の額に軽くキスする。



「えっ……アイエエェ!?」


「あははははは!!」


あぁ、可愛いなぁ。




見てくれてありがとうございます!


今日はいつもと違う終わり方にしてみた。

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