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第39話



コポコポと、あちこちに置かれている机の上にある試験管内の液体の音が鳴る。


さきほどまでの騒音は鳴りを潜め、辺りには騒音源だった人達が立派に研究員している。

だがやはりこの容姿は目を惹くのかチラチラとした視線は感じる。

まあ、原因は容姿だけでは無さそうだけど。




メンテナンスとやらが終わった後、円状の筒…ポッドに女性研究員が入ってきて、服の着替えを手伝いに来た。どうやらこのポッドでメンテナンスした後は少しの間体が上手く動かせないらしく、俺も例に漏れず上手く動かせなかったため普通に助かった。


感覚的には夏の寝て起きた直後みたいな感じ。

暑いとこで寝たら体に力入んない時あるよね。

ていうか体の勝手が効かないの地味に怖えな。


「はい、失礼しますよ〜」


「あい」


無気力感がスゴいわこれ。

体がふにゃふにゃで喋るのも一苦労だ。

だらーんとポッドの床に寝転ることしかできない。


女研究員が俺の体を転がし、上向きにして足を持ち上げる。


まあまずはパンツだよな。

多分そういう意図で足を上げてるんだろうけどさ……こういうのって一人でやるもんじゃなくね?

なんか大変そうなんだけど。

ほらほら、パンツ履かせるだけでめっちゃ息切らしてるじゃん。


「ハァ……ハァ……スゥ〜ッ!ハァハァ!」


「だいりょううでうか?」


ああああああ!呂律どうなってんだよ!

くっそ〜…早く脱力感治らないかね〜。

ていうか他の人何してんだよ……助っ人かもーんぬ‼︎

なんか気の毒なくらい頑張ってるからこの女の人!


おっ、パンツは履かせれたね!



「ハァハァ……大丈夫だよぉー……スゥーッ!」


「にゃんきゃ……しゅいましぇん」



ああああああ!なんかすいませんってよぉ!言えよテメェ!




五分後〜〜



「フゥ……アァ……」


「ほんっとうにすいません!着替えさせてくれてありがとうございますホントに!」


「フゥーー……いえいえ、私も良いもの見せてもらったよぅ!最高だった……」


「…?そうですか。それは……良かったです?」


「(ぬるぬる幼女と赤ちゃん○レイしてる様だった……)」


「ん?今なんか」


「何も言ってないよ!」



一時間(大嘘)にも及ぶオペの結果、服を着ることに成功して脱力感治りました。まる。


そういう訳で女研究員さんには本当に頑張って貰った。

正直言って胸がチクチクします。はい。

この人にはホント良くしておこう。



ボーッとしていると女研究員さんが背後から手を脇に通し、抱えてくる。

まるで人形を持ち上げるように軽々と持ち上げられてしまった。



おわっ⁉︎


「っ!わ!」


「それじゃ行こっか!」


「あ、あの!別にもう歩けますよ!」


「え?いやだった?」


ん〜〜!


うんん〜〜〜‼︎


その聞き方は卑怯じゃないかなぁ?

こ、断れねぇ……!くそ!煮るなり焼くなり人形にするなり好きにしやがれ下さい!



「嫌じゃ……ない、です…」


「ッ⁉︎か、かわええ!」


その一言とともにぎゅう〜〜!と抱きしめられる。



あ、当たってるんですけどぉ⁉︎

ヤバイめっちゃデカい(意味深)

これヤバい死んじゃうヤバい!なんか硬いのがふたっ…!




俺は人形俺は人形俺は人形俺は人形俺は人形ぉ‼︎



見てくれてありがとうございます!


どうにか毎日投稿にしたい…!

そして毎話の文章量を増やしたい…!


でもあんまり急いだりしたら話の内容薄くなりそう…

ん?この後書きに意味あるのかって?ないよ!


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