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第32話



場所は移り、研究室の隣室。


さっきまでの物音一つ聞き逃せない程の静寂は消え去り、それなりの騒音がガヤガヤと聞こえてくる。


ソファー二つ、向かい合わせにテーブル一つ挟んで、謎の黒スーツの男と向かい合う。


テーブルには湯気立つ紅茶が二つ置かれている。


「……あー、失礼、ウチの研究員は秀逸でありながら馬鹿な者が大半を占めておりまして…このようなことが偶に起こるのです、申し訳無い限りです」


そう切り出し、頭を下げる男。

あんな事が偶にの頻度で起こるんだ…苦労してそうだな…

土下座ロードを一人で歩いてきたところを考慮するに、この人がここのドンなのかな?



「いえ…まあ、特に気にしてませんので」


「そう言って頂けてありがたいです」


そう言い顔をあげる。



先程の黒スーツ全員がそうだったが、髪型はオールバック。

身長は180以上はあるんじゃ無いだろうか?

それなりに整った顔立ちをしている。

体はスラリと中々にスリムで、

その動作一つ一つが上品かつ丁寧だ。


「お名前をお聞きしても?」


自己紹介をお願いする。


「はい。私、ここイルミナティの支部を纏める支部長をしております」


イルミナティ…?

それってあの都市伝説で有名な秘密結社の……


登呂都露路(とろとろろ)と申します」



いや名前ェ‼︎‼︎



見てくれてありがとうございます!

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