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第14話

「カナさん…無茶苦茶お強いですね」


「でっしょ!私少しだけゲームには自信があるんだから!」


いや強すぎだろ。もうやり込んだレベルで強いぞこいつ

いやいや男として負けっぱなしはいかんな…そうだ!


「カナさんカナさん」


「うむ。どうしたんだね」


「ババ抜きしませんか」


「うむ。良かろう」



いや何キャラだよ


まあ……ババ抜きならばさすがに一勝は取れるはず。だってあれは運要素あるし。バランス良い遊びだよな。

これといった面白みも無いんだけどさ。ついでに世間話でもしてなんか変わった事がないか聞いておこっと。



「よし。ではこれを使うと良いぞ」


ん〜?


「カナさんもしかしてずっとポケットにトランプを隠し持っていたんですか?」


「うむ。だって家に使われてないまま放置していたからね。たまには使ってやらねばと思いまして」


「はあ…」


ちょっと何言ってるかわっかんない。まあ良いや


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「…謎ですね」


一勝も取れないんだが?


カナはさっきから笑いを堪えてるしさぁ…もしや


「さてはイカサマですね?」


「違います違います…っふふ…だって凄い顔に出てますもんっ。

分かりますよ〜それは」


「カナさんまさか読心術使ってます?」


「使ってない使ってない」


ふむう…ポーカーフェイスかぁ。よし今だ!鍛えるなら今しかないぜ‼︎


「もう一回です!ポーカーフェイスを極めて仏面になれるようになってみせます!」


「その意気やよし!付き合うぞ!頑張れ〜!」



大和はババがきたときに仏面に出来るようになったが、他のカードに指を変えた時にホッとするので、逆効果であった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「あっもうこんな時間。」


「ん?あっ、ホントだ…もう結構遅いですね、送りますよ」


「大丈夫だよ〜。まだちょっと明るいし私の家結構近いし。それにチャリできたからすぐ帰れるしね〜。何より送ってもらった後美紅ちゃんの方が心配だよ〜」


「まあそれなら大丈夫ですね」


「うん。じゃあね美紅ちゃん」


「はい。また明日」


「また明日ね〜」



ふっはっはっは!俺は仏を身に宿したぜ!

これで真顔を保てるな!知らないうちに思ったことが顔に出てたらポーカーフェイスもクソもねえかんな!


ん?カナ?…アイツは大丈夫だ、何たって護身術として空手とか合気とかそれ以外もかじってたからな。名ずけてファイターガールといったところだな!


…俺のネーミングセンスが息してない。


まあ車じゃなくてチャリで来るって事は家が結構近いんじゃないかな?

…心配ではあるから後でメールしとこ。

見てくれてありがとうございます!


因みに夏菜子はイカサマカードを持ってきてはいたが必要無いくらい蛍が弱かったってオチです。



夏菜子「違うの!勝てなくてちょっと拗ねる蛍が見たかっただけなの!」



夏菜子は 普通に 帰れた。

後 心配のメールが来て ほんわかしていた

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