15/45
君の理想
君の理想なんか僕には知ったことではない
君の理想を押しつけないでくれないか
僕がもしドロドロしたヘドロみたいなモノでできていて
周りに不快感を撒き散らかしていたとして
それがもし僕だったとしたら
そりゃあもう愉快じゃないだろうね
わかるよ
そんな君が好きだなんて
君はそのままでいいだなんて
そんな言葉は求めちゃいないさ
だけど
君の理想なんか僕には知ったことではない
君の理想を押しつけないでくれないか
僕がヘドロみたいな自分を変えて
違う存在になりたいと願っていたとしても
君のアドバイスだって
これっぽっちも求めてやしない
だって
君の正しさは僕には正しくないんだ
君の正しさはいつだって君のモノで
そんな君が嫌いではないけれど
それは僕じゃない
それは僕じゃないんだ
だから
君の理想なんか僕には知ったことではない
君の理想を押しつけないでくれないか
あー小説書きたいな!(今書いたら絶対エタるから書けない)