声劇台本【ショタっ子雷(あずま)くん】11人用
雯と來は依頼でとある魔法薬を作っていたが、雷が部屋に入ってきたことによりとんでもないことに…?!
ショタっ子雷くん
登場人物
雪百合 雯 ♀ BLが好きな天才っ子
雪百合 來 ♂ 魔法薬を作るのが好きな天才
剣 雷 ♂ 家事全般が得意な猫族の男の子
夜桜 水琴 ♀ スイーツが好きな水神族の巫女
土御門 壱地 ♂ 神器メンテができるシュラハト族のショタ
宇迦輝 射手 ♂ 悪戯好きの小悪魔族の男の子
血針 縫 ♀ 今回は出番がなかったロリ魔女っ子
瑠璃音 音想 ♂1番背の高いお兄さん
シーラ・シュラーク ♂ 雷の神器
ハルプモント・ナハトヒムメル ♂ 來の神器
ナレーション ♂♀最後まで言えなかったかわいそうなやつ
來:もう少し…
雯:もう少しだねぇ〜…
(來の部屋のドアが開く)
雷:お前らーそろそろ飯の時間だぞー
來:ひゃっ!!
(試験管を落とす)
(モクモクモク…)
雷:ちょ!なんだこれ!ケホッケホ!
雯:あらら〜??
來:えぇ〜…また失敗〜…(泣)
雷:か、体が縮んでる?!
雯:部屋の前に札でもかけておけばよかったねぇ〜
來:雷くんごめんね僕のせいで…
雷:いや、まぁ、いきなり入った俺も悪かったし気にするな
それよりこれ、いつ戻るんだ?てゆうか今度はなんの薬なんだ?
來:え〜っと
雯:僕が説明しよーう!來くんは依頼で幼児化する薬を作っていたのだー!
雷:幼児化?どんな依頼だよ…、んで、効果はどれぐらいなんだ?
雯:うぇーっと、3日ぐらいじゃない?まだ完成してなかったし
來:そうだね、後はハーブと百合の花の蜜を入れて混ぜるだけだったし、完成してたら1週間ぐらいだったかな
雷:えっ!そんなに?!はぁ〜…完成する前でよかったわ…
(ノックの音)
水琴:雷?団長殿たちはどうしたの…だ…、お前どうした?!その姿は??
來:ごめんね水琴ちゃん、僕のせいだから
水琴:詳しく教えてくれるか
(かくかくしかじかふかしいも)
水琴:なるほど、状況はわかった、とりあえず3日の辛抱だな
雯:そうだねぇ〜
雷:ま、とやかく言ってもしょうがねぇし、とりあえず飯にするか、みんな待ってるしな
(食事後)
雷:(ヤッベェ…流しに手が届かねぇ…!台もないし詰んだか…)
射手:ん?(あいつなにやってんだ?洗いもんか?)
射手:雷
雷:ん?ああ射手か、どうしたんだ
射手:いや、大変そうだから手伝ってやろうかと思ってな
雷:ほんとか?助かる〜♪
射手:んしょ(雷を持ち上げる)
雷:ちょっおま、なにしてるんだよ
射手:いや、俺洗いもんとかできねぇし
雷:そう言えばもうだったな…
(少年洗い物中…)
雷:射手ありがとう、助かった
射手:ま、同じギルドだし、お前はもう家族みたいなもんだからな
雷:ありがとう、今度なにか奢る
射手:ありがとよ
雷:さて、家事は大体終わったが…、このぶかぶかの服どうするか…手が小さくてうまくまくれねぇ…
音想:雷、なにやってるんだ?
雷:あー音想ー、悪いが腕と足の裾まくってくれねぇか?今の俺じゃうまくまくれないんだ
音想:あぁ、ちょっと待ってろ
音想:にしてもお前も災難だな、來の実験に巻き込まれるとは
雷:まぁいきなり入った俺も悪いし、今回は依頼のもんだからしょうがない
音想:ふ〜ん…よし、できた
雷:お、ありがとうよ音想!
音想:いいっていいって
雷:これでやっとちゃんと歩けるな〜♪
音想: …
雷:?音想どうしたんだ?じっと見て
音想:なぁ
雷:おう
音想:だっこ…してもいいか?
雷:え、どうしたんだいきなり
音想:いや、故郷に今のお前と同じぐらいの弟がいてな、抱っこするとよく喜んでくれてたんだ
雷:なるほどなぁ〜…
音想:てことで俺に抱っこされろ(ガバぁ)
雷: …なんか今日はやけに持ち上げられるな
音想:ん(おろす)
雷:なんだ、もういいのか?
音想:ああ、まだ3日あるからな(ニィッ
それに元に戻ってもお前は小さいからな
雷:まだ抱っこする気かよ
雷:え〜っと、ほかにやることは…
雯:やっほ〜雷くん調子はどう?
雷:まぁ、体が小さくなっただけで、やることは普段と変わらないな、今はやることがなくて暇を持て余してるな
雯:おぉ、いつもながら仕事が早いねぇ〜さっすが雷きゅん
雷:雷きゅんはやめろ
雯:しっかし暇を持て余してるのは確かに暇だよねぇ〜…あっ、そうだ、だったらスケッチするからモデルになってよぉ〜
雷:モデル?
雯:椅子に座ってくれるだけでいいから〜♪
雷:なんだ、まぁそれだったら
雯:にしても本当にごめんねぇ〜僕たちの実験に巻き込んじゃって
雷:それはもういいって、俺も悪いし
それより今回の依頼…なんか危なくないか…?
雯:なにがだい?
雷:いや、だって幼児化する薬なんだろ?もしそんなのが出回ったらやばいだろ
雯:まぁ一応そういう企業からの依頼だからねぇ〜
雷:あ、そうなのか
雷:そういえば、なんで俺を描くんだ?
雯:う〜ん、雷くんは描いたことなかったし、小さくなってるのはすご〜く貴重だし?
雷:そういうことか、別にこれぐらいだったらいつでも付き合ってやるのに
雯:え?!ほんとうにぃ〜??!じゃあ今度來くんと並んでモデルお願いするねぇ〜!
雷:わかったわかった
雯:うへへへへへへどんなポーズしてもらおうかな
雷:えっ
(廊下)
雷:あ〜、そろそろ武器のメンテしないとだな
(コンコンガチャ)
雷:壱地ーちょっといいか?
壱地:兄貴!なにかご用意スか?
雷:コイツのメンテお願いできるか?
壱地:シーラのメンテっスね!了解っス!
シーラ:よろしくね〜
(ガチャガチャ)
壱地:しっかしシーラは幸せな神器っスね〜、兄貴みたいなすごい人に使われてるんスから
雷:そ、そうかぁ〜(照
シーラ:いやいやそれボクも思うよ〜、でもここのギルドの人達はみんな、ボク達神器のこと、とても大事に思ってくれてるからとても嬉しいよ!
壱地:そうっスね、尺だけどあいつらも凄く大事に扱ってる、そこだけは認めてやらないでもない
シーラ:相変わらず壱地くんは素直じゃないね〜、ご主人だけじゃなくてもっとギルドの人達と仲良くしなよ〜
壱地:そう言ってもな〜…(特に水琴のやつがな〜…
雷:そうだぞ、みんないい人なんだぞ(上目使い)
壱地: …
雷:?どうした?
壱地: えっと…その…
シーラ:あっ
雷:まさかお前も抱っこしたいだの抱きつきたいだの言う気か?
壱地:(ぎくっ
雷:しょうがないやつだな
壱地:よっしゃ!
雷:よしよし(なでなで〜)
壱地: …よし、頑張るっス!
雷:おう、頑張れ
シーラ:僕はなにを見せられてるの?(うらやましいなぁ)
來:はぁ〜…なんか毎回失敗して毎回雷くんに迷惑かけてる気がする…
ナハト:我が主人、そんなに気を落とさないでください、雷殿も気にするなとおっしゃっていましたし
來:でもなぁ〜…あっそうだ!早く戻れるように逆のお薬作ればいいんだ!
ナハト:わ、我が主人?それはやめておいた方がよろしいかと…
來:いや僕がやらなきゃ!
ナハト:(これはなにを言っても無駄でしょうか…)
(次の日)
(コンコンガチャ)
來:雷くん!元に戻るお薬作ったよ!
雷:お!まじか!でも、本当に元に戻るのか?
來:今回は絶対に大丈夫!
(ごくごく…)
雷:お?だんだん戻って…あれ止まらねぇ…
來:あ、あれ?おかしいな
(ググググ…)
雷:ちょ、まt
(パァン!!!!)
雷: …
來: …
雷:なぁ來、これなんの薬だ?
來:え〜っと、大人になるお薬なんだけど…少し効き目が強かったみたいだね…
雷:あ〜…まぁ小さいよりかはいいか…つか服どうすりゃいいんだ、ビリビリじゃねぇか
來:本当にごめんね雷くん僕の服貸すからちょっと待ってね
雯:(うん?なんか雷くんの部屋賑やかだなぁ〜なにしてるんだろ)
(ガチャ)
雯:雷くーん!なーにしてんの!(ばっ!)
來:あっ
雷:あ?
雯: …二人は一体いつから互いの服を脱がし合う間柄に?素晴らしい光景だよぐへへ
雷:ちょっちがっ
雯:しかも雷くんが何故か大人になっている…もしやそういうプレイ??そうなの??そうなのね???!(歓喜)
來:ちょっとお姉ちゃn
雯:僕二人のことめっちゃ応援するから(ぐっ)
雷:だから違うってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
その後、縫の協力もあって、3日で戻る事ができたのだった、めでたしめでたs
縫:全然めでたくありません!!私にも出番くださーーーーーい!!!