表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/11

これからの模索

遅れましたがたくさんの方に見てもらえまして、大変嬉しく思っております。

 こういった作風のものはまだ慣れておらず、ストーリーも大分拙い、疑問に思う部分も多いかと思われますが、何卒宜しくお願い致します。

 イフユさんの家に着き、これまでの俺の事情を話す。

 別世界で暮らしていた話、そこで死んでしまった話、そのあとこの世界に転生してきた話・・・。

 とりあえず、今の俺の状況はあらかた話した。

 

 話し終えて、イフユさんの方を見る。

 ・・・なんかぼーっとした顔をしている。


「・・・以上が俺の今に至るまでの話なんですけど・・・イフユさん?」


 声をかけると、イフユさんはハッとした顔になる。


「・・・あ、うんなるほど、死んじゃってこっちの世界に来たんだぁ・・・。」


 なんかあっさりと受けてるけど、分かったのかな?それとも、こっちの世界じゃ常識なのか?

 へー、ふーん、とずっと唸っているイフユさんは、ん?という顔で首を傾げて聞いてくる。


「・・・あれ?じゃあ君は今どうやって暮らしてるの?」


 ・・・一応それもさっきの話でしたんだけどな・・・。


「いや、ですからついさっきこっちの世界に来たので、まだどうするかも決めてないんですよ・・・。」


「え、それは大変・・・じゃあ、この村にとりあえず住む?村長さんに聞けば何とかなるかも・・・」


 それはありがたすぎる話だ。こんなにいい人と最初に巡り合えて良かった・・・。

 思わず涙ぐんでしまう。


「え!?なんで泣いてるの?もしかしてどこか痛む?新しい薬を・・・」


「あ、いえ違うんです!こんなに温かく接してもらえて、嬉しくてつい・・・。」


 今までは社畜として暮らしてきた。都会の人間は冷たいというが、その通りで、人の温かさを感じたのなんていつあっただろうか・・・。

 それだけにイフユさんの言葉は俺の胸にとても沁みた。


「へぇ・・・ふふっ、君変わってるね。気にしないで、私は困ってる人を見過ごせないタイプだから。」


 そう言って、イフユさんは玄関のほうに歩いていく。


「さあ、村長さんのところに話に行こうよ!この村は小さいけど、皆親切だから。」


「・・・はい、ありがとうございます!」


 そうして、二人で村長の元へ訪ねることにした。




 村は小さいので、村長の家もイフユさんの家とかなり近いところにあった。

 村長と言えど、家の外観はかなりぼろい。

 そこに、イフユさんがずかずかと入りこんで行く。


「すいませーん、村長さん!お話があるんですけどー!」


 その後についていくと、入ってすぐの部屋に、やや背の低い老人が座っていた。


「なんじゃイフユ。いつも外で声かけてから入れと言っておるじゃろう。・・・ん?なんじゃその男は。」


 村長は俺を視認すると、やや訝しげな顔をする。


「ごめんごめん、今度から気を付けるから・・・。それより、今日は彼のことで話が合って・・・」


「なんじゃまさか結婚か!お前ももしかしてこの村から出ていってしまうのか!?」


 イフユさんが言い終わる前に村長がハッとしたようにこちらに近づいてくる。


「え、いや違うって。そうじゃなくてこの人は・・・」


「お前まで行ってしまったら若いもんが村に居なくなってしまう!わしは寂しいんじゃ!」


 隙を与えずにイフユさんに迫る村長。

 イフユさんも困っていたが、ついに怒って、


「違うってば!そういう関係じゃないよ!まずは話を聞いて!!」


 すごい剣幕でそう叫ぶと、村長もシュンとなって椅子に座り直した。


「この人が事情があって凄く困ってて、この村に住めないかって思って相談に来たの。」


 そう言うと、村長は首を傾げる。


「ほう、なんじゃその事情とやらは。まあ、座って話そうじゃないか。」


 そう促されて、椅子に腰かけて村長にこれまでのことを話す。



 話し終えると、村長は難しい顔をして唸っていた。


「違う世界で死んでこの世界に来た、のう・・・。いまいち信じられぬ話ではあるが・・・。」


「でも、とても困ってるみたいで、何とかしてあげたくて・・・。」


 イフユさんが必至で頼み込んでくれる。俺も頭を下げて頼み込む。


「ふむ・・・まあ、そうじゃな、イフユがそこまで言うなら仕方ないか・・・。して若いの、今は何も持っていないのか?」


「え?・・・あ、そうですね。この剣以外は何も持っていなくて・・・。」


「そうか、それは困るじゃろうな・・・。」


 村長は深く考え込み、そして言った。


「わかった。おぬしがここに住めるよう何とかしよう。仕事なんかは後々話しておこう。」


「本当ですか!?ありがとうございます!」


 やった!これでなんとかこの世界で暮らしていく当てができた。

 イフユさんも自分のことのように喜んでくれている。


「ただな・・・。一つ問題があってじゃな・・・。」


 村長がそう言いかけると、突然、外で大きな音が鳴った。


「まずい!噂をすれば来おったな!」


「え・・・どういうことです?」


「話はあとじゃ!見ればわかる!」


 そう促されて外に出る。

 すると、村の入り口の方で、村の大人たちが何者かと戦っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ