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 そうしている内に、いつの間にか夏休みは終わっていた。僕は自分でも気づかない内に引きこもりになっていた。基本的に地下室で過ごし、夕食のときだけ居間で食べる。

 母はなぜか、ミヅモや魔術の話を避けるようになった。代わりに、今日の仕事のこととか、そういう他愛もない日常的な話をするようになった。ここ最近は母の前で笑うことなんてなかったけど、仕事であったバカみたいな話を聞いてると、ちょっとだけ笑うことが増えた。

 特別面白い話でもないのに、母が笑いながらぽつぽつ話すのを聞いていると、安心するというか、ほっとすることができた。後で思い出したけど、それは数年前の我が家の日常風景だったんだ。





 ある朝、地下室へ行くと、血だまりができていた。その血だまりの側で、ミヅモが泣きそうな顔をしながらおろおろしていた。見ると、そこには首のない死体があった。

 なんだこれ、と近寄ってみると、どうやら服や体格を見るに、それは母の死体で間違いなかった。僕は、それにどう反応すべきかを忘れてしまって、しばらくその死体を見つめていた。

「お、おか さ おかあさん、がっ 私、の前で い きなり パンって」

 涙声でミヅモは説明してくれた。ミヅモは全く理解できていないようだったが、僕にはなんとなく分かった。再封印の魔術を試して、失敗したのだ。その代償として命を失った。僕の知らないところで、こんなにもあっけなく。僕は諦めたとばかり思っていたから、不思議でしょうがなかった。

「わ、わたしはっなにもして、なくて、 その、ああ、ああぁ」

 そんなことは分かっていた。ミヅモがここまで必死に弁解しているのは、一哉のときのような状況になることを恐れているからだということも。

 僕は彼女を見ながら、母の言っていた言葉を思い出していた。召喚の儀式の成功確率は、天文学的確率。それならば、きっと封印の儀式も然りだろう。それなのに、なぜそんなことをしたのか。

 僕は知らず知らずのうちに涙をこぼしていた。ああ、まずいな、と思い、すぐにミヅモを抱いた。彼女は初めこそ困惑を隠せないでいたが、やがていつものように僕を受け入れ、無邪気に喜んだ。


 数時間は続いただろうか。ミヅモが疲れて寝てしまったので、その間にコンビニでお菓子か何かを買おう、と外へ出た。母が死んでしまったので、何日か分の食料も買った方がいいかもしれない、などと思いながら歩いていると、急に肌寒くなってきた。確かそのときは、10月の中頃。そういう急な気温の変化もよくある時季だった。ぱっと行って早く帰ろうと足を速めたとき、突如僕の影が不気味に蠢いた。

 ぎょっとして影を見つめると、何やらこぽこぽと泡立っている。しばらく凝視していると、やがて影の中から、四本足の黒い物体が5つほど出てきた。何かの獣のような姿、という表現が一番近い気がするけど、曖昧すぎるか。まあ、獣と言われて一般的に想起するようなシルエットが立体となって現れたと思ってもらえればいい。

 ミヅモとの暮らしで怪異には慣れたとばかり思っていたけど、とんだ自惚れだった。僕はどこかで、怪異は自分に危害を加えたりしないとたかをくくっていた。でも目の前の獣たちは、真っ黒ではあったけど、確かに牙と爪をもって僕をじっと睨んでいた。僕は、冷や汗を流しながら彼らから後ずさった。

その獣は、「我々に協力してほしい」と何の前振りもなく言ってきた。ミヅモよりも流暢だったけど、どこか機械的な声だった。

 僕は、まず何の話かと聞いた。すると獣は、「我々の目的はあの邪神を消滅させることだ」と言った。僕はそれを聞いて、弾けるように逃げ出した。冗談じゃない。何が悲しくてミヅモを殺す手伝いをしなければならないのか。早くこのことをミヅモに知らせなければならない。

 しかし、当然ながらあっという間に回り込まれてしまった。こんな、見るからに走るのが得意そうな怪物達から逃げられるわけがない。僕は逃げるのをひとまず諦めて、あたりを見回した。わざわざ人気のないところで呼び止めたのだから、きっと人が多いところでは下手に動けないのだと僕は踏んだ。でも、どこを見渡しても人の姿は見えない。さらに奇妙なことには、僕はこの道に見覚えがなかった。いくら引きこもっていたとはいえ、近くのコンビニまでの道のりくらい間違えようがない。僕は、奇妙な空間に閉じ込められたようだった。

 獣は、「とにかく話を聞いてほしい」と前置きしてから、ミヅモを消滅させなければならない理由を語り始めた。とはいえ、その内容は前に母から聞かされたものと似たようなものだった。前に地球に来て地球を滅ぼしかけたことがある、というもの。つまりその地球を滅ぼしかけたことが、ミヅモがかつて地球で犯した罪だったと、それだけの話。今さらそんな過去の話を持ち出されたところで彼女の見方が変わるはずない。

 僕は反論した。

「記憶を失う前の彼女がどうだったのかは知りませんけど、少なくとも今の彼女が地球を滅ぼそうとしているとは考えられません」

「地球を滅ぼすことは彼女の意思と関係ない。彼女の力は自身の感情と深く連動している。彼女の感情が大きく揺れるとき彼女の力は暴走し、一瞬で地球を破壊する」

「じゃあ、感情を大きく揺らさなきゃいいんでしょう」

「そんなことができるのか。彼女の情緒が不安定なことはあなたが一番よく知っているのではないか」

 僕は閉口した。

「どちらにせよ、我々に協力しないのであれば我々はあなたを殺さねばならない。あなたはもう長くないだろうが、彼女の前で死なれて暴走されても困る」

 そして獣は、とんでもないことを平然と言ってのけた。あまりにも普通に話すものだから、僕は忘れていた。ミヅモと同じく、人間以外の者に人間の倫理観を期待してはいけないということを。

 僕は呟いた。

「あなたたちは、いったい何なんだ」

「我々は、邪神から地球を守るためだけに作られた人工の邪神。我々は地球を守るためならばどんな手段も厭わない」

「……邪神に対抗できる存在なら、勝手にやってればいいじゃないですか。どうして僕を巻き込むんですか」

「無論、低級の邪神程度は我々で対処できる。しかし今回は相手が悪い。地球に降り立つレベルの邪神の中では最上位の存在なのだから。人間の協力が必要になる」

 続けて彼らは言った。

「あなたの父親は邪神の贄になり、あなたの母親は再封印の魔術を試みたが失敗し、あなたの親友は身勝手にも邪神に喰われた。邪神はあなたの心の拠り所すべてを意図的に奪った。それなのに、あなたは邪神が憎くないというのか」

「……意図的に?」

 僕が反応したのは、よりにもよってそこだった。それを彼らに付け込まれてしまった。

「そうだ。あの邪神の異名は数多くあるが、その中でも最も有名なのは『白痴ぶる狡猾』。彼女は抜けているようなふりをして狡猾に自分の思惑通りに事を進めていく。そのうえうまくいかなければ癇癪を起こして何もかも破壊しつくす。それが彼女のやり方だ」「彼女の好物は人間の精液だ、だからここまでは完全に彼女の思惑通りだというわけだ。封印前に地球へ来たときにしても、国王の精液を得るため国を傾けようとしたのが失敗して怒り狂い暴走したのだ」「君が協力をして、もしも邪神を滅ぼすことができたなら、君は世界を救った英雄となる。一生暮らしていけるだけの財産を得られるのだ」「あなたが本当に彼女を愛しているというのなら、彼女がこれ以上他の男で汚れることのないよう引導を渡すことこそあなたのすべきことではないか」

 何匹もの獣が一斉にしゃべりだして、なぜか僕はそれをすべて理解することができた。情報を入れる器が無理やり押し広げたような感覚がして、私は頭が破裂するかのような苦痛に襲われた。

 その中で、僕はこう思った。

 ああ、やっぱり彼女は、そうだったんだ、と。

 君はどうだろう。僕を軽蔑するだろうか。それともただただ疑問に思うだろうか。なぜミヅモのことを信じてあげなかったのかと。その理由を説明しつくすことは難しいけれど、最も根本的な問題として、そもそも僕は常日頃から疑心暗鬼気味なのだ。それは君もよく知っていると思う。だから友達ができない。ミヅモを好きになったのだって、彼女が何も考えてなさそうだったからだ、きっと。僕は、何もわからないでいられるミヅモの無邪気さにいつも癒されていた。

 それに、そのときの僕はものすごく不安定だった。親友に続き、母まで亡くして、僕はどうしていいか完全に分からなくなっていた。頼れるのはミヅモだけであることと、ミヅモこそが僕からすべてを奪った張本人であることとの矛盾。それを、彼女から受ける愛によって無理やりかき消し、今の僕はなんとか自我を保っていられた。そこを下手に刺激されれば、どうなるかは明白だ。

 いや、この期に及んで、そんな言い訳がましいことを書くのは情けないね。僕は愛するミヅモのことを信じてあげられなかったばかりか、裏切った。それだけだ。

「さあ、この短剣をとって。この短剣によって、彼女は救われる。世界も救われるし、当然あなたも救われる」

 獣は僕の影から、白い短剣を取り出した。これは邪神の身体だけを切ることのできる短剣で、これを使えばミヅモの身体から僕の心臓だけを無事に取り除くことができる、とのことだった。試しに自分の指先に刃を当ててみると、確かに切れない。それどころか、短剣はすっと僕の身体をすり抜ける。獣たちの体質は邪神に近いものらしく、うかつにその短剣を使えない。だから僕の協力が必要なのだと繰り返した。

 白々しいと、心の中で悪態をつきながらも、僕は短剣を手に取った。逆らえば死ぬ。従えば英雄。道はひとつしかないじゃないか、と。そのときの僕は、そうとしか思えなかった。






 地下室には変わらず、母の死体とともにミヅモがいた。「おかえり」と、パッと顔を明るくする彼女を見て早速覚悟が揺らいだけれど、でももう後戻りはできない。

獣たちから与えられた作戦は単純だ。最初は、獣たちが僕に襲いかかる。そうすると、ミヅモが僕を守る。ミヅモは必然的に、僕に背中を見せる形になる。そこで僕が、短剣で彼女の心臓あたりを切りつける。人間の姿ならあっさりと真っ二つにできるはずだから、すかさず心臓を抜き取る。単純だが、すべては僕にかかっていた。

 ミヅモは僕の様子が何かおかしいことにすぐ気づいたようで、訝しげに首をかしげた。しかし、何か答えを出すまでの余裕はなかった。

 僕が格子の扉を開けた数秒後のことだ。唸り声が聞こえたと思ったら、何もない真正面から例の獣がとびかかってきた。こんなのミヅモに守ってもらうも何もない、というような素早さだったものだから、僕はわけも分からず目をつぶった。

 しかし、獣は僕にとびかかっては来なかった。おそるおそる目を開けると、目の前には見慣れたミヅモの腕があった。獣が僕にとびかかるよりも先に、ミヅモが獣を吹き飛ばしたのだ。獣の読みは当たっていたということだ。このくらいの素早さなら、十分ミヅモが対応できる。

 少しだけ見えた彼女の顔は、あのとき、一哉の時と同じ顔をしていた。ミヅモは、僕が傷つけられたときだけは、過剰といっても足りないくらいに激昂する。それがどういう意味なのか、この時点で気づいてさえいれば、何か変わったかもしれないね。

 ただ、実際はそんなことを考える間もなく、乱闘が始まっていた。獣の数は、あのとき僕の前に現れた数よりよっぽど多かった。僕は到底動きを目で追うことができず、棒立ちしていたが、こちらに爪や牙が飛んでくることはなかった。僕は右ポケットに収まった短剣の柄に手をかけた。しかし、そこまでだった。

 ミヅモが一匹の獣を捉え、足でその頭部を踏んだ。やっと僕でもミヅモの姿を認識できた。2,3秒はそのまま固まっていただろうか。ミヅモに踏まれる獣が「やれっ!!」と叫んだ。もちろん、僕への合図だ。僕がもたもたしているからつい叫んでしまったのだろう。ミヅモは警戒して他の獣たちを睨んだが、僕は完全に認識の死角にいるようだった。絶好機だった。しかし、そこまでだった。

 ぐしゃ、と、虫が潰れるような軽い音がしてミヅモに踏まれていた獣は消え失せた。次の瞬間、また別の獣がミヅモを襲う。ミヅモはそれを一匹ずつ確実に潰していった。僕は、それを眺めていた。ただただ、眺めていた。


「――撤退! 撤退だ!」

 気づけば、あれだけいた獣たちが半数以上減っていた。作戦失敗と判断したのだろう、獣がそう叫んだ瞬間、すっと獣たちは皆いなくなった。僕を睨みながら消えたような気がした。たぶん、本当に気のせいだ。

 地下室は急に静かになった。僕に背中を向ける、ミヅモの荒い息が聞こえてきた。彼女は、全身に黒い影をべっとりとこびりつかせたまま、周りを隅々と見回した。やがて安全を確認できたのか、ミヅモはいつもの笑顔に戻って僕に駆け寄ってきた。「もう だいじょうぶ」と。

 しかし僕は、そこで人生最大の失敗を犯した。

 「こんなはずでは」と、そう思い、……そしてあろうことか、手にかけていた短剣を落としてしまった。

 それだけで、頭のいい彼女が察するには十分だった。すべてが、崩れた。

 「そっか」と呟き、彼女はうつむいた。彼女のその時の顔は、今でも鮮明に覚えている。愛憎の混じりあう、苦悶に満ちた表情だった。三つの目を歪め、歯を噛みしめ、肩を震わせて、まるで何かを必死に耐えているようだった。

 やがて彼女は、ゆっくりと顔を上げた。

「酷い」

 前に僕がミヅモに放った言葉だった。

「酷いよ、シュウ」

 僕は、何も言えなかった。

 ミヅモがゆっくりと僕に近づいてきて、僕はこのまま殺されるのだと思った。再び彼女に対して恐怖心を抱いていた。しかし、それを見た彼女は、なおさら悲しい顔をした。僕の想像がまるで見当違いだと気づいたのは、それを見てからだ。なにもかも、遅すぎた。

「私は、 私は、 シュウの 言うことなら なんでも 聞くのに」

 ずっ、とミヅモは自分の胸を自分でえぐり、心臓を取り出し、それを僕の胸に押し当てた。

「それだけは 信じてほしかった、のに」

 心臓が僕の胸に入っていった。僕はそれを呆然と見ていた。それがどういうことか理解するのを、脳が拒んでいたんだ。






「さよなら」

 待ってと言う間に、彼女は砂になって崩れた。








 以上が、この一年で僕に起こったこと。思っていたよりも長くなってしまってごめんなさい。何も考えずに書くのではなくて、しっかりと道筋を決めてから書くべきだったね。

 結局僕は、父を失い、親友を失い、母を失い、……最愛な人をも失った。全ての原因である彼女を、受け入れることもできず拒むこともできず、ただただ無為に失ってしまった。残ったのは、全ての元凶たる僕だけだ。そんな話があるだろうか。

 これを書いているのは、ミヅモの最期から1か月ほど。僕はずっと飲まず食わずで地下室にいる。本当だ。僕にも、なんでこんなことが起きているのか不思議だけど、たぶん、僕の心臓が長らくミヅモの体内にあった影響じゃないだろうか。大した根拠もないけど、考えられるとしたらそれくらいだ。

 あの獣たちに報復されるかとも思ったけれど、そんなことはなかった。彼らからすれば一応目的は果たされたわけだから、僕のことはもうどうでもいいのかもしれない。奴らに、仲間を失って悲しみ怒るような感情があるようには思えなかったし。

 あれからずっと、ミヅモのことを後悔し続けている。ミヅモは、僕が彼女を愛していなかったのだと誤解したまま死んでしまった。いや、実際僕に、彼女を愛しているという権利なんてないのかもしれない。くだらない嘘に振り回され、彼女を殺す計画に加担したのだから。

 でも僕は、それでもミヅモを愛していると言いたい。今ミヅモに、1秒だけでも会えるとしたら、そのことだけでも伝えたい。それさえできるなら、僕は自分の命さえ惜しくない。世界が滅んだってかまわない。失って初めて気づいた、だなんて言っても、最低男の言い訳にしか聞こえないか。けれど、ミヅモなら笑って受け入れてくれるだろうか。

 だから僕は、決めた。僕はこの心臓をミヅモに捧げて死ぬ。いくら僕が今普通の人間より丈夫になっているといっても、心臓さえ取り出せば死ぬだろう。だから、せめてミヅモの砂の上に僕の心臓を置き、ミヅモの上で息絶えようと思う。それがミヅモへの贖罪……いや、そういう表現は適切じゃない。それでミヅモへの愛を証明できると信じて、か。誰にだろう。分からない。でも、神にも魂があって、そして死後の世界があるのだとしたら、僕の行為を見ていた神が、いずれミヅモにこのことを伝えてくれるかもしれない。

 ……なんて。ただの自己満足だっていうことは、ちゃんと分かってる。




 手紙はこれで終わり。書きたいことは書ききったと思います。まあ、もしまだあったとしても、これ以上書いていたら覚悟が揺らいでしまうかもしれないし、ここで切り上げておくことにします。もし、ここまで読んでくれていたなら、ありがとう。とてもうれしいです。

 君が巻き込まれなくてよかった。僕がこんなことを言うのはおかしいけど、どうか幸せに生きてください。……まあ、僕はもう死ぬので、最期に祝福、のようなものを、送ってみてもいいかなと。




 幾分か、安らかな気持ちです。実を言うと、手紙を書く前は、死の恐怖に震えていたんです。ミヅモのために命を投げ出すことには、何のためらいもなかった。けれど、いざ包丁を自分に向けてみると、否が応にも冷たい汗がどっと噴き出す。

 でも、ようやく落ち着けた。もう思い残すことはありません。あなたの家に手紙を出したら、僕はためらいなく自分の腹に刃を突き立てられるでしょう。心臓をくり抜き、ミヅモの砂の上に置くことも、今ならできる。君がいてくれてよかった。

 君がいたから、僕は手紙を書く気になれた。そして、こうやって、ミヅモに会うとき恥ずかしくない顔で死ぬことができる。







 それじゃあ、さようなら。どうかお元気で。


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