銀行強盗
やっと十作品目です。
まだまだ未熟ですが、読んでもらえればうれしいです。
太陽の日差しが暑いくらいよく晴れた日
僕は今まで生きてきた中で、いや、この先の人生でも、最も危険なことをしようとしている。
僕は今日、銀行強盗をするのだ。
できることなら、こんなことはしたくない。でも、僕の親はとても貧乏で、僕の学校の学費さえも払えなかった。それでもなんとか中学校を卒業することができた。けれど、さすがに高校まではいくお金がないので、僕はそのまま、工事現場で働くことになった。
そして、一ヶ月まえ、僕はそこをクビになった。中卒の僕をやとってくれるところは、他にはどこにもなく、もう、飢え死にするしかなかったのだ。しょせん世の中金なのだ。
そこで、僕が思いついたことが、銀行強盗。
もし、成功すれば、僕は一生楽して暮らすことができる。
失敗したら、警察に捕まって、刑務所暮らしになるけど、こうでもしないと、さっき言ったように、僕は飢え死にしてしまう。
もうそろそろ、銀行強盗を実行する時間だ。
僕は強盗する予定である銀行の前に立った。ここの銀行は警察署からも遠く、警察を呼ばれても、逃げられる可能性がある。それにここの銀行は小さくて、お客さんも少ない。
銀行強盗をするにはもってこいの場所だ。
よし!銀行強盗開始だ!!!!!
僕は覆面を被り(かぶり)手によくできたモデルガンを持って、銀行に入った。
そして、僕は言った。
「命が欲しかったら急いで金をこの袋の中に入れろ。」
そう言って、僕は店員の人に袋を投げつけた。(心のなかで、謝りながら)
店員の人は、少しためらったが、すぐにかばんの中にお金を入れ始めた。
(よし、よし、ここまでは順調だ。)
そして、店員がお金をかばんに入れるやいなや、走って逃げ始めた。出口のまえで、自動ドアが開くのを待っているとき、横から何者かによって、思い切り殴られた。そして、床に倒れこんだ。
「痛ァーーーーーー」
見てみると、そこには恐怖で顔を引きつらせながら、僕をにらみつけている一人の男が立っていた。
僕は慌てて起き上がると、また外に出ようとした。
けれど、またしても勇敢な男から妨害にあい、床に倒れこんで、もみ合いをしていた。
・・・・・・・・・・・・・・もう少しだ。もう少しでこの人から放れることができる。・・・・・・
よし!放れたぞ。
僕はそのまま外に出た。
そして、用意しておいた車に乗り込んだ。
車を発進させたとき、なにかのサイレンが聞こえてきた。この音は、パトカーだ。
あの男の人がいなかったら、こんなことにはならなかったのに。
僕はアクセルを全快にして、パトカーからにげた。
運転は初めてに近かったけど、僕は、軽快にドリフトを使いこなし、パトカーをひきはなしていった。(僕って意外とレーサーの才能あるかも))前方に信号がある。しかも、赤信号だ。僕は意を決してその中に突っ込んだ。
車の波が、すごい速さで横切っていく。これにあたったら、アウトだろう。
ぎりぎりのところで、何とか、そこを通過できた。僕を追ってきたパトカーたちは、信号で止まっている。
これでもう、僕は逃げ切れたも同然だ。
僕は曲がり角をドリフトして曲がった。
「プスッ・・・・・・・・・・・・・プスッ・・・・・・・プスプスッ・・・・・・・・シューーーー」
僕の車は煙を上げて止まった。
しまった。エンストしてしまった。やっぱり昔の車を無理して動かすもんじゃないな。
そのうち、またパトカーがやってきた。僕は走ってにげたけど、あいてはやはり警察だけはある。僕はすぐに捕まった。
そして僕は刑務所におくられた。でも、僕はめげなかった。警察署は、テレビやゲームはないけれど、ご飯も食えるし、友達もできた。
まあ、これでいいんじゃないか!!!
僕はそう思う。
どうでしたか?
感想をかいてもらえればうれしいです!!!。