表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/31

――ソラ――


「じゃあソラは十六なんだ」

「じゃあ時雨は十四なんだ」

 何だかこれの繰り返し。ちょっとした話題、言葉がハモって苦笑。飽きてこないと言ったら嘘になるかな、でも飽きてきたと言ったら嘘になりそうな。

 頭がこんがらがってくるよ。

「十六で『僕』か」

 私が呟いた言葉にソラは敏感。すぐ言葉を返してくる。

「やっぱり変かな」

 あ、気にしているのね。確かに変って言えば変だけど、変じゃないって言えば変じゃない。ソラと話し始めてから、回りくどいことばかり言っている気がする。

 そして、そんな私が嫌いじゃない。何故?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ