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作文


 目覚まし時計に手を伸ばすのが億劫。

 何だか今日は体が重い気がする、端的に言うならだるい。こんなに良い天気なのにね。熱でも測ってみるかな。

 ベッドから降りて、階下にある体温計を取りに行こうとする。

「……駄目だ」

 頭ふらふらする、今日は休もう。部屋の電話を取り、学校に休む旨を伝える。担任から「お大事に」との言葉を貰って電話を切った。作文で私を当てにしている子もいるから残念がるかな? でも授業参観はもう少し先だし、そんなことはないか。

 お父さんにも言わなくちゃね。あ、でも今日は早く行くって言っていたからもう出ちゃってるかな。

 熱の時は心細いって言うけど、そうでもない。ご飯が食べられないのは少し問題だけど。

 それに何となく分かる。

「時雨、元気?」

 この人が来るから大丈夫だって。

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