20250809 保存容器のあれこれ
思い立ったので保存容器についてお話しようかなーって思います。もともと保存容器のことが語りたくて書き始めたので。
いま伽藍さんが使っているのは、ざっくり野○琺瑯、I○aki、W○CKの3種類です。これ3種類ともめちゃくちゃ有名なブランドっぽいのでたぶんご存じの方も多いのではないかと思います。
i○akiはたしか蓋がプラですけれど(このプラ部分も固くて匂い移りしにくい)、基本はオール琺瑯やオールガラス容器ですね。伽藍さんカレーを食べる機会が多くて、保存したときに匂いや色移りしたら悲しくなっちゃうので、密封性より長く使えることを重視しています。あんまり自分の料理の腕を信じていないので、傷みそうに感じてしまってそもそも1日か2日で食べきるようにしているってのもありますけれども。生活で密封容器の必要性を感じる場面が少ないのです。
買ってきた野菜を長持ちさせられるなら真空保存容器にも興味があるのですが(有名なメーカーさんありますよね)、あれは電動なのでいったん保留にしています。管理しきれる自信がないので構造が複雑だったり電動のものはなるべく買わないようにしています。自分への信頼がなさすぎる。
まったく余談ですが、うっかりトレイにカレーの色が染み付いちゃって現在進行形で悲しい思いをしています。なんとかしたい。
さて、じゃあ最初に野○琺瑯からいきましょうか。琺瑯容器というとたぶん富○ホーローも有名で、シンプルな野○琺瑯に対してあちらは可愛い見た目の容器が多いのですね。大変にときめかせて頂きました。でも買わない。なぜって、蓋がプラスチックだから。とか言って、富○ホーローからもオール琺瑯容器が出てたらすみません。そこまでめちゃくちゃ調べたわけじゃない。
琺瑯っていかんせんレンジができないので、基本温かい料理しか作らない、保存しない伽藍さんの生活に合うかな…と思ってました。副菜とか作るタイプではないので。副菜を作るくらいならその分のお野菜も主菜にぶちこむ。でも買っちゃった。だって欲しかったんだもの…。あと、昨今の物価高で悩んでいたら悩んでいるだけガンガン値上がりしていきそうだなと思って…。
結果的に案の定あんまり使ってないです。ふふ。でも満足。寝かせておくのは悔しいので、そのうち野菜の焼きびたしなんかを作りたい、と考え続けてすでに数か月が経ちました。ふふ。夏こそ焼きびたしの季節な気がするのですけれど。
以前にも書きましたけれど、いまはバターケースとして使っております。冷蔵庫のドアポケットに入りっぱなしです。雪○(だったかな、たぶん)の200gがジャストフィットです。箱のまま放り込んでおくよりバターが劣化しないのでよろしいと思います。
ところで野○琺瑯からはレクタングルの容器だけじゃなくて専用のバターケースも発売されているのですけれど、これはなぜか雪○の200gが入りきらないらしいですね。と、どこかのYouTubeで見かけた気がするのですけれど、書きながら自信がなくなってきました。嘘だったらごめんなさい。買うときには内寸をちゃんとお調べすることをオススメいたします。
単純に琺瑯って可愛いので、レンジさえ使えたらなあ…とないものねだりをしてしまいますね。直火は使えるのですけれど、1食分くらいの大きさの保存容器を直火で温めるかと言われれば、わたしはやらないかな…。
保存容器のお話ではなくなりますけれど、可愛いからという理由で月○印の製品もちょこちょこ気になっております。何よりスリムポットに一時期は惹かれたのですけれど、基本的にお湯を作るにはレンジで十分で(でも白湯を作るならちゃんと沸かすべきらしいですね)、なにせ使わないのでいまは埃を被っていますけれど一応電気ケトルもあるので、たぶん使わないな…ってなって買うのを止めました。
あとはキャセロールとかソースパンもかなり欲しかったのですけれど、キャセロールはル・ク○ーゼの両手鍋を買いましたし、ソースパンはジオ・プ○ダクトの片手鍋を買ったので、しばらく月○印とのご縁はなさそうです。
最初はフライパンはともかく片手鍋でステンレスを買う予定はなかったので、だいぶ月○印のソースパンを買う予定でした。サイズもちょうど良かったし。何より可愛いし。ただ、琺瑯って急激な温度変化や超高温に弱いので、仮にカラメル作りなんかしたらたぶん割れるな…ってなって買うのを諦めました。カラメルを作るとしたらレンジで作っちゃうので、片手鍋でカラメルを作るかって訊かれれば今のところは予定がないのですけれど、調理器具の選択肢が増えるに越したことはないので。
さて、お次はI○akiのお話といきましょう。これもとってもとっても有名ですね。たぶん。ちょっとでも保存容器を調べたことがあるなら大抵の方はご存知のはず。買ったら案の定それはもうめちゃくちゃ便利です。やっぱりロングセラーで色んな方に愛されている商品はそれだけの魅力があるのですね。
持っているのは普通のパック&レンジで、密封機能なんかはありません。やっぱり蓋が一番匂い移りのなさそうな素材が良かったので。伽藍さんの生活スタイルだとこれで十分。蓋の開け閉めにコツがいるって情報もありましたが、慣れちゃえばどうということはありません。
サイズはスタッキングを考えて基本の7点セットの200mlと500mlと1,200mlです。でも1,200mlはセットについてきただけなので、ほとんど使ってないかな。プリンをレンジで蒸すときにお水を入れて使うくらい。伽藍さんおかずをいっぱい作っても食べるときにレンジで温めてすぐに食べられるように1食ずつに分けて保存するので、大きい容器は使わないのです。
本当はカレーとか入れるのに450mlの正方形に近いものも欲しかったのですが、冷蔵庫に入れるときの利便性を考えて止めておきました。サイズは揃っていたほうが良いかなと思ったのでね、今のところはこれで正解だったかなーって考えております。そのために細長い500mlの容器をお皿にしてカレーを食べることになっておりますけれど。
意外だったのが200mlで、わたしは正直なところセットじゃなくて一番の目的の500mlだけを単品で買うでも良いかなーって思っていたくらいなのですが、200mlはあればめちゃくちゃ使いますね。プリンやゼリーの器にしたりとか、おかずを保存したりとか。下手をすると500mlよりも使っているかも知れません。とっても便利です。
ちなみに最近の伽藍さんはコーヒーゼリーをよく作っておりますよ。個包装のインスタントコーヒーとゼラチンをレンジで溶かせば1回の作業時間10分とかで作れるので。一時期はプリンとか羊羹とかもよくレンジで作っていたのですけれど、それよりもずっと簡単。本当に10分で作れる。オススメです。
最後にW○CKさんにいきましょうか。これもとーっても有名なブランドですね。正直なところガラスの保存容器はI○akiさんで事足りていたのですけれど、これはなんというか…可愛さに負けまして…。あとオールガラスなのも良いですね。割りさえしなければずーっと使えるので。でも割りそぉ!
届いたときにわくわくしながら眺めていて、これはあくまで素人の勝手な感想ですけれど、たぶんガラスの質はI○akiさんのが良いのかなーって思いますね。W○CKさんのガラスが薄っすら緑がかっているのはリサイクルガラスが含まれているからなのか技術力の問題なのか可愛いからあえてこの色にしているのか伽藍さんには判らないのですけれど(でも可愛いから良いです)、ガラスの表面に継ぎ目とかヨレとかあるので、これはI○akiさんには見られない特徴で、まあ1つの味かなーって思いますね。クールでシンプルなのがI○akiさん、可愛くて温かみがあるのがW○CKさん、という印象。素人の感想ですけれど。ちなみにW○CKさんは日本基準だと耐熱ガラスではないそうなのですけれど、急熱急冷を避ければレンジで使っても問題ないみたいですね。
買ったのはDECO 200mlとMOLD 230mlとTULIP 500ml。前の2つはサイズ感がI○akiの200mlとほとんど被っているので、好みの問題ですね。アクセサリーとか入れるのでも良いかも。あとは密封用のゴムパッキンとステンレスクリップも買ったので、密封したいおかずとかがあったら使うと良いかも知れません。
I○akiさんと大きく違うのは、この別売りのゴムパッキンとステンレスクリップの存在だと思います。伽藍さんには今のところ予定はありませんが、脱気して真空状態にして長期保存もできるようです。パーツはシンプルなのにとっても機能的ですね。他にも別売りでシリコン蓋とか売ってました。
ガラスキャニスターだと、蓋のパッキンが最初から部品としてついている…表現の仕方が判らない。伝わりますかね? とにかくパッキンが劣化してしまうと本体ごと買い換える必要がありそうなのはちらほら見かけるのですが、W○CKさんは最初からパッキンが別売りなので、そこのところが心配ありません。本体をうっかりパリンと割っちゃわない限り、ゴムパッキンだけ買い換えていつまでも使い続けられます。W○CKさんってとっても歴史が長いので、そうそう終売になることはなさそうですしね。このあたりの安心感は大切ですよね。
そのぶんステンレスクリップの使い方に癖があって、最初の何回かは力加減が判らずに割ってしまわないかヒヤヒヤしておりましたが、いまはだいぶ慣れました。いざ使ってみるとけっこう便利。不器用すぎてちょこちょこステンレスクリップが外すタイミングで吹っ飛んでいくのでいつか失くしそうですけれども。そのときはまた買えばいい。その前に気をつけろというお話ですけれども。
先ほどお話しなかったTULIP 500mlは、ころんとした丸っこい瓶っぽいです。単におかずの保存容器というよりは、梅酒とか漬け込みフルーツとか作ると良い感じじゃないでしょうか。そんなお洒落なものは作ったことがありませんけれども。
今のところは、TULIP 500mlはお砂糖壺として使っております。というか、可愛さを優先して明確な目的のなかった他の2種類とは違って、これは最初からその目的で買いました。共用で使っているお砂糖はちゃんと調味料入れに入っているのですけれど、お菓子作りのときとかに個人で使っているお砂糖は袋にラップをして更にジッパーに入れていて使うときに毎回けっこうな手間だったので、いい加減に嫌気が差して良い容器を探しておりました。
お砂糖壺って探せば調湿できてお砂糖が固まりにくい容器とかもあったのですけれど、やっぱりパッキンがついていると劣化が気になったり、でもパッキンがついていないと密封できていなくて『蟻が入り込むのでは?』って心配になったりしてしまうので、密封できるしパッキンが劣化したら買い換えられるW○CKさんは良い選択肢でした。
共用で使っているお砂糖に蟻が入り込んでいたことは知る限り一度もないのですけれど、見る限りそんなに密封もされていなさそうなのに蟻が入ってこないのはどうしてなのかとっても不思議です。『不思議だなー』と思いながら使い続けております。知らない間に同居人が何か対策しているのかも知れません。
ちなみに、お砂糖と一緒に『調味料入れに使うのは絶対にこれ!』と前々から考えていたLO○Oさんのおおさじこさじスプーンも入れております。可愛い。使いやすい。大満足です。チーク材のやつ。使い勝手を考えると白磁が良かったのでしょうけれど、真っ白いお砂糖に真っ白いスプーンが埋もれていたら『真っ白やん…』ってなったので木製にしました。いかんせんお部屋がいろいろなものがカビやすいので、伽藍さん何を買うにしてもなるべく木製は避けて通るようにしていたのですが、久しぶりに木製のものを買いました。キッチン用品では初めてかも知れません。
送料の都合で同じものを何個か買ったので、他のTULIP 500mlには紅茶パックや玄米茶パックを入れてみました。可愛い。語彙力がなくなります。眺めているだけでわくわくしてくるので、最近は面倒くさがってお水しか飲んでいなかったのがまた玄米茶を飲み始めるかも知れませんね。
好き勝手に書いていたら長くなってしまいましたね。ここまでお読み頂いた方がいましたら(いるのかしら…)ありがとうございます。『へえー』とでも思って頂けたら嬉しいです。また思いついたら書きに来ますね。