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思い悩んで覚悟して



レッドドラゴンが去ったあと

森が燃えている為水魔法、氷魔法を使い沈静化

負傷者には応急処置が施され王都の病院へ送られた

送る為に転移を行った者以外で戦う意志のあるものは転移にてセオドア率いる部隊と合流することとなった

恐らく30日目…スタビリティの日にレッドドラゴンが現れると想定される為

念入りに陣形と戦略を立てながらその時まで待つこととなった



29日目



魔鉱石の件は順調でもうすぐ完成する

明日のスタビリティの日に間に合うかもしれない

ハリーにはしっかり休んでもらいつつ進めていた

レオも交代したりフォローをしている



「っふぅ〜」



「ご苦労。少し休みたまえ」



一段落がついたのかハリーは一旦手を止めソファに沈みこんだ

まだ魔力の余力はあるが集中力が途切れてきたようだ



「ありがとうございます。少し食べて休みます!」



テーブルに置いてある焼き菓子を見た

アップルパイもあったがそれはレオ専用なので除外する

ハリーは甘いもの全般が好きで焼き菓子とジュースを手に取り美味しそうに食べ始める



「ラッセル様、最近ミーちゃん見てないですね」



白猫ミアの名前を尋ねたところ苦し紛れに


『あぁえっと、ミ〜、えと、ミ〜…だな』


という言葉でミーちゃんと呼ばれることになった

そのミーちゃんがこの作戦を開始し始めてからめっきり見なくなったのだ

気になるのも無理はない



「…友達ができたそうだ」



「お友達!?野良猫とか入ってきてたんですかね?そのお友達も見てみたいなぁ〜」



ハリーはカップケーキを頬張りながら猫2匹が戯れている姿をイメージしニヤニヤしている

もちろんミアに友達はできていない

今日も研究室で篭っていた

夜になればレオの屋敷に戻るのでしっかりご飯は食べているようだがやはり何か考え込むような姿をよく見かけた

アイラや料理長と楽しげに話している姿も見ているので元気ではあるようだがレオはずっと気がかりであった







(なかなか…解析が進まない。遠隔でレッドドラゴンが妨害しているのね…面倒な奴)



ミアはなんどもかけられた魔法の解析を行い解こうとした

だが新たに上書きされたり、水晶の魔力が尽きたりと上手く行かなかった

1つだけ、確実に解除ができる方法がある

だがそれは命がけであり解除できたとしても死ぬかもしれない

死なずとも魔力が戻る保証もない



「うにゃにゃ…(やるとしたら明日ね…)」



レッドドラゴンがもし王都に現れるという最悪の状況になってしまったら…

そう考えながらモフッとした自分の毛並み、肉球を見る

目を閉じ深呼吸をする

そして開けた目は覚悟を決めた色をしていた




ミアちゃんずっと思い悩み中

レオは早く相談してくれとモヤモヤ中

ハリーはアップルパイ一切れでもくれないかなとそわそわ中

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